安達太良山+相模屋温泉
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 356m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 1日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山
あだたら高原ゴンドラ山麓駅には予定より早めで8:05到着した。地元の小学生の登山学習グループにまみれながら、余裕で始発を待ち2番目の号車に乗ることが出来た。相乗りしたのは、那須湯元から来た年配のご夫婦。鹿の湯・茶臼岳の話をすると、那須の話題で盛り上がった。「昔ながらの風情のある那須がいい。」との話をしていた。ウンウン。
山頂駅より安達太良山頂までは、半分整備された木道の走行、残りはガレ場であるが、勾配も大した事無く快適である。すれ違った人に山頂の天気を聞くと「ガスっている」との返事。「やはり快晴予報でないと山の朝は無理か・・・」期待がしぼんだ。
とわ言え、ひたすら登ると難なく乳頭型の山頂にたどり着いた。結構拍子抜けである。那須茶臼岳の半分ぐらいの労力で登頂することができた。山頂に近づくと風が強くなり、体を動かしてないと寒い状態である。天気は曇→晴の雰囲気で、時折ガスが立ち込めては晴れる、を繰り返している。
晴れている合間にチャンスとばかり、残りの乳頭部の登頂に入った。鎖場だがすぐに着いた。kammeは一箇所の岩場で足が届かず苦戦した。たどり着くと、磐梯山側から時折ガスがおしよせる。kameは、乗鞍状態(視界10m)になるかとビビリまくっている。特に鎖場の下りが心配でしょうがないよう。それにチョット寒い。kameは超軽装(キュロットと素足 これが後でマダニ被害を誘う)で、下山不能→凍死→笑いもの、を心配しているのだろう。
天気は晴気味で遠景は望めないが、近景は楽しむことができた。そんなに山は都合が良くない、十分である。「現代人(文明)の悪い癖は、いつも思いのまま最適な状態に出来るものと思っていること」、などと教訓めいたことを考えている。
安達太良からは鉄山方面に入り午の背である。赤茶けた尾根を歩く。風は結構強い、通り道である。しばらく歩くと左手に爆裂火口沼ノ平が見えてくる。なだらかな安達太良とコントラスティックでなかなかの景観である。しかし、今は有毒ガスが発生していて、これ以上近づくのは禁止である。ゴンドラでのおじさんは「高山植物がきれいな沼ノ平・・」と言っていたが何だろう?。聞き間違いか??。
しかし、平日水曜日の早朝のせいか、登山者もえらく少ない。山と景色を独占している気分、反面遭難したら終わりかも、とのチョッピリ不安もあり、であった。
午の背からは下山に入る。天気も回復し安達太良山と馬の背をバックに気持ちが良い山道が続く。勢至平以降は高木の林道になり、気温もあがり、チョットかったるい。
奥岳に着いたのはちょうど12時で、3時間30分の山歩きであった。
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