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Yamareco

記録ID: 569973
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

御坂山塊(毛無山、十二ヶ岳、鬼ヶ岳、雪頭ヶ岳、王岳、精進)今年初登山

2015年01月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:31
距離
15.3km
登り
1,482m
下り
1,478m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:42
休憩
0:47
合計
9:29
8:15
8:24
4
8:28
100
10:08
10:16
53
11:09
11:10
32
11:42
11:51
11
12:02
12:09
4
12:13
12:17
58
13:15
18
13:33
13:35
51
14:26
14:29
29
14:58
43
15:41
15:43
20
16:03
16:04
31
16:35
16:36
1
16:37
ゴール地点
天候 ど快晴
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山と高原地図の駐車場は工事中で使えない。
あれこれ探して、正月三が日で休みと思い車を公民館に駐車させていただきました。
コース状況/
危険箇所等
◇登山口〜毛無山
歩きやすい危険なところなし。毛無山登山口バス停近くの梯子から登ると道が分かりにくい。残雪なし
◇毛無山〜十二ヶ岳
残雪多し。アイゼン装着。
ロープ、鎖場が多い。特に十一ヶ岳から十二ヶ岳は非常に危険。角度が80度くらいで100m位は登らなければならない。凍る岩に雪がかぶさりすべる。一歩間違えば死ぬ可能性大。積雪期は爪8本以上(つま先に爪があるもの)で氷に爪を立てて登る必要あり。足が滑るのでロープや鎖を掴む腕力と握力も必要。鎖は雪で滑りやすいので、滑り止め手袋必要。それなりの経験と装備が必要であるので注意必要。雪が無ければ、それなりの経験があれば登れると思います。途中、簡易橋があり。
◇十二ヶ岳〜鬼ヶ岳
山と高原の地図では点線の道だが、同じ点線の毛無〜十二に比べると全然楽である。それでも油断は禁物。鎖、ロープ、はしごあり。
◇鬼ヶ岳〜王岳
特に危険なところなし。トレースがあったので比較的楽であった。
◇王岳〜五湖山
王岳の下りが急であるので注意必要。木の枝を掴んだり、ロープも途中あるのでそれらを駆使しておりる。
私の場合、夕刻間際であったため、木をつかみながら落ちるように下りたが転ぶことは無かった。
◇五湖山〜精進
危ないところなし。特に女坂峠から精進を旧街道であるため、整備された道



毛無山登山口からスタート。後ろの梯子を登っていきます。
毛無山登山口からスタート。後ろの梯子を登っていきます。
古いお地蔵さん
朝日がまぶしい
陽だまりの登山道、気持ち良い
陽だまりの登山道、気持ち良い
毛無山頂上に到着
毛無山頂上に到着
朝日がまぶしい
富士山が美しい
一ヶ岳頂上。ここから十二まで続く
一ヶ岳頂上。ここから十二まで続く
ここで下りなので、軽アイゼン装着(土踏まず6本爪)
ここで下りなので、軽アイゼン装着(土踏まず6本爪)
鎖場がつづく。だけど問題なし
鎖場がつづく。だけど問題なし
次の目的地の十二ヶ岳が見える。
次の目的地の十二ヶ岳が見える。
四ヶ岳を代表でアップ
四ヶ岳を代表でアップ
こんなロープ、鎖場を下る。雪がないので問題なし
こんなロープ、鎖場を下る。雪がないので問題なし
踏み跡1人。消えかかっているのでずいぶん前かな?
踏み跡1人。消えかかっているのでずいぶん前かな?
八ヶ岳を代表でアップ
八ヶ岳を代表でアップ
雪も深くなってくる
雪も深くなってくる
御坂山塊の稜線。良い天気だ
御坂山塊の稜線。良い天気だ
足もと注意の看板。まだへっちゃらだ
足もと注意の看板。まだへっちゃらだ
十一ヶ岳だ。残り1つ
十一ヶ岳だ。残り1つ
だがここから大変だった。
まずは十一ヶ岳の下り。結構急である。
だがここから大変だった。
まずは十一ヶ岳の下り。結構急である。
向かいに十二ヶ岳。向かって中央右の岩場を登る
向かいに十二ヶ岳。向かって中央右の岩場を登る
降りるのはまだ大丈夫。
降りるのはまだ大丈夫。
十一と十二の間のつり橋。アイゼン装着は滑る。慎重にあるく
十一と十二の間のつり橋。アイゼン装着は滑る。慎重にあるく
岩はツルツル。凍りの上に雪がかぶさっている。
岩はツルツル。凍りの上に雪がかぶさっている。
この傾きを登りました。80度位ですかね。足は滑り、腕力と握力の勝負でした。腕力勝負なのに鎖は濡れて滑る。つま先にアイゼン爪が必要でした。
この傾きを登りました。80度位ですかね。足は滑り、腕力と握力の勝負でした。腕力勝負なのに鎖は濡れて滑る。つま先にアイゼン爪が必要でした。
ちょっと緩やかに。まだ気が抜けない。滑って落ちたら100m下に落ちる。途中木も少ないので多分死ぬだろう。
ちょっと緩やかに。まだ気が抜けない。滑って落ちたら100m下に落ちる。途中木も少ないので多分死ぬだろう。
途中、カメラを撮る余裕がなかったので、危険な写真がほとんどありませんが、やっと頂上です。腕が昨日のジムの筋トレの筋肉痛と合わせてジンジン熱くなっています。
途中、カメラを撮る余裕がなかったので、危険な写真がほとんどありませんが、やっと頂上です。腕が昨日のジムの筋トレの筋肉痛と合わせてジンジン熱くなっています。
頂上から富士山。もう充実感でいっぱいです。このまま帰ろうかな〜
2
頂上から富士山。もう充実感でいっぱいです。このまま帰ろうかな〜
樹海と200名山の毛無山です。
1
樹海と200名山の毛無山です。
パノラマ撮影
パノラマ撮影(樹海、毛無山(200名山)、鬼ヶ岳、南アルプス)
パノラマ撮影(樹海、毛無山(200名山)、鬼ヶ岳、南アルプス)
本日のコースの鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳
本日のコースの鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳
十二ヶ岳から下り。こちらも高原地図では点線ルート。
下りのロープ。延長が短いのでへっちゃらです。
十二ヶ岳から下り。こちらも高原地図では点線ルート。
下りのロープ。延長が短いのでへっちゃらです。
稜線に向けて登ります。はしごもあり
稜線に向けて登ります。はしごもあり
稜線にでました。金山山頂
稜線にでました。金山山頂
稜線をあるく。トレースありほっとしてます。
稜線をあるく。トレースありほっとしてます。
あっという間に鬼ヶ岳山頂。最高の展望
あっという間に鬼ヶ岳山頂。最高の展望
甲府の町と八ヶ岳
甲府の町と八ヶ岳
八ヶ岳アップ(一眼レフ望遠レンズ使用)
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八ヶ岳アップ(一眼レフ望遠レンズ使用)
甲府の町(一眼レフ望遠レンズ使用)
甲府の町(一眼レフ望遠レンズ使用)
南アルプス(一眼レフ望遠レンズ使用)
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南アルプス(一眼レフ望遠レンズ使用)
これから行く御坂山塊稜線と南アルプス
これから行く御坂山塊稜線と南アルプス
雪頭ヶ岳と富士山
雪頭ヶ岳と富士山
富士山頂上(一眼レフ望遠レンズ使用)
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富士山頂上(一眼レフ望遠レンズ使用)
頂上からパノラマ撮影(南アルプス〜八ヶ岳)
頂上からパノラマ撮影(南アルプス〜八ヶ岳)
雪頭ヶ岳へ向かいます。はしごを降りる
雪頭ヶ岳へ向かいます。はしごを降りる
雪頭ヶ岳からの展望。山中湖方面の展望。
雪頭ヶ岳からの展望。山中湖方面の展望。
気温が低いのでサラサラ雪
気温が低いのでサラサラ雪
王岳へ向かう。トレースばっちり。ありがとう
王岳へ向かう。トレースばっちり。ありがとう
小さい岩場のアップダウンを繰り返す。
小さい岩場のアップダウンを繰り返す。
その岩場の上から最高の展望
その岩場の上から最高の展望
雪が解けているところも。グチョグチョです
雪が解けているところも。グチョグチョです
登った鬼と雪です
登った鬼と雪です
ロープ場も雪なしで問題なし
ロープ場も雪なしで問題なし
樹海。最高の景色だ〜
1
樹海。最高の景色だ〜
ロープ場。危険の標示も十二に比べたら赤子のようです。
ロープ場。危険の標示も十二に比べたら赤子のようです。
鍵掛峠 エスケープルートです。ここでトレースが分かれる
鍵掛峠 エスケープルートです。ここでトレースが分かれる
岩の下の避難所?
岩の下の避難所?
日本国土領?ひっち? なんのことやら??
日本国土領?ひっち? なんのことやら??
富士山側は雪溶けてます
富士山側は雪溶けてます
だけど、稜線上は雪深し。トレースも2人分くらい
だけど、稜線上は雪深し。トレースも2人分くらい
岩場から富士山。美しい
1
岩場から富士山。美しい
足も埋まる
木と青が美しい
ちょっと歩いて角度が違う富士山
ちょっと歩いて角度が違う富士山
西湖と足和田山
ここでパノラマ
王岳山頂
タッチ
もう15時半。急がねば・・・
タッチ
もう15時半。急がねば・・・
山頂から富士山
ここでトレースが西湖方面へ。トレース無くなる。
ここでトレースが西湖方面へ。トレース無くなる。
途中からトレースが1人分出現。助かった。
頂上であったおじさんの足跡です。精進から来たと行っていたのでこれを辿れば帰れる。
途中からトレースが1人分出現。助かった。
頂上であったおじさんの足跡です。精進から来たと行っていたのでこれを辿れば帰れる。
笹が雪の重みで折れ、迷うことシバシバ
笹が雪の重みで折れ、迷うことシバシバ
遠くを見てルートを確かめながら、おじさんの足跡も探して進む。
遠くを見てルートを確かめながら、おじさんの足跡も探して進む。
途中、開けたところから富士山美しい
途中、開けたところから富士山美しい
途中から足跡が増える。精進から来て途中で引き返したのだろう?
途中から足跡が増える。精進から来て途中で引き返したのだろう?
後ろを振り向き王岳
後ろを振り向き王岳
五湖山山頂。滞在30秒。もう3時40分です。急がねば・・
五湖山山頂。滞在30秒。もう3時40分です。急がねば・・
三方山、精進山
ここでソニーデジカメ電源切れ
パナソニックデジカメで撮影
富士山も見える
ここでソニーデジカメ電源切れ
パナソニックデジカメで撮影
富士山も見える
甲府方面と精進を結ぶ電線
甲府方面と精進を結ぶ電線
やっと女坂峠へ到着。4時過ぎ。良かった・・・
やっと女坂峠へ到着。4時過ぎ。良かった・・・
昔の街道なので道はしっかりしている
昔の街道なので道はしっかりしている
昔の地蔵も
昔の石積も
丸太はしご
鹿に遭遇
なんか珍しいかやぶき屋根の家
やっと山郷へ到着です。
なんか珍しいかやぶき屋根の家
やっと山郷へ到着です。
旧中中道だって
精進湖から紅富士です。
2
精進湖から紅富士です。

感想

BA84-08 DANGEROUS
BA75-09 Fading Like A Flower



(ボディアタックから2曲)

今年初登山は、御坂山塊の中の毛無山から女坂峠まで歩きました。目標は、御坂山塊をすべて歩くことです。笹子〜黒岳と竜ヶ岳〜パノラマ台は去年登りましたので、残すは、黒岳〜金山と女坂峠〜パノラマ台を年内に登りたいと思います。

今回の登山は、山と高原地図の点線ルートをちょっと甘くみてひどい目にあった感じです。
十一ヶ岳〜十二ヶ岳(積雪時)のルートは、腕も足も精神力も消耗が激しかったです。一歩一歩集中しながら、確かめながら歩きました。気を抜くと死ぬこともありうると思います。
妙義山の無雪期よりも怖かったです。エスケープや休憩場も少なく、非常に苦しかったです。
それ以降は、雪もくるぶし上位で、トレースもあったので、楽で景色も堪能できた登山でした。

竜ヶ岳のダイヤモンド富士と本登山のどちらにするか悩みましたが、正解でした。

ただし、雪で時間をくったため、最後は時間ぎりぎりになり、最後は小走りの下山になってしまい、ゆっくり登山ができなかったことが反省点です。
また、アイゼン(8本爪)とヘッドランプを車に忘れてしまい、登山の危険さが増しと楽しみが減ったのが反省点です。

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