鳳凰三山とはならず‥地蔵ヶ岳二回ピストン(御座石より)
- GPS
- 47:00
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,376m
- 下り
- 2,374m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 4:15
- 合計
- 9:10
天候 | 1月2日 晴れ 1月3日 晴れ(稜線は爆風) 1月4日 雪 下界は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は凸凹、落石もあり。車高の高い車でないと怖いと思います。 雪もけっこうありましたので(4日は少し減った)、青木鉱泉への分岐(こちらは通行止め)から温泉までの坂道はスタッドの状態次第では二駆だときついかも? |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳳凰小屋から5-10分ほどに2-3か所トラバース部分が気を遣う(木道もあり、踏み抜き注意)。 あとは特に難しい場所はありません。 |
その他周辺情報 | 御座石鉱泉 1260円 循環みたいです。 貸切だったけど、湯船がちいさいので人が多いと厳しいだろうな‥。 湯は加熱されており良い湯加減でした。 |
写真
装備
個人装備 |
プロモンテ VL-23(冬張)
NANGA AURORA 750(シェラフ)
U.L.コンフォートシステム エアパッド150+ピロー(シェラフマット)
銀マット
ツェルト
スキー服上下(雨具防寒兼用)
mont-bell ULダウン ジャケット(防寒具)
フリース(NORTH FACE)
Snow Peak GigaPower
ギガパワーマイクロマックス(×2個)
プリムス クッカー コッヘル
BlackDiamond ReVolt(ヘッデン)
予備電池
食事6食分
行動食2食
非常食1食分
水1L
スポーツドリンク(薄め)0.5L
黒霧島300ml
防寒用品(予備含む)
PENTAX K-5(一眼)
Lightning Ascent(スノシュー)
kajitax 12本爪アイゼン
ピッケル
無名ストック
無名三脚
象印500MLテルモス
総重量23-24kg
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感想
毎年恒例の初日の出登山は今回自粛。正月は実家なので今年も二日が初登山に。
蝶が岳に行こうかと思っていたが北アは天気悪そう。比較的マシそうな八ヶ岳と南アで悩む。
マッタリ鳳凰三山に行こうと思い、2日の朝、中央道で山梨まで。
すでにお昼。進めるとこまでいこうと登山開始(最後まで八ヶ岳と悩んだ‥)。
出発準備して登山届を出そうとポストを探すと、御座石のおばちゃんが声をかけてきた。
心配そうだったが、「燕頭山でテン泊します」と登山届を渡して出発。
ちなみにワカンでなくなぜかスノシューをもって登ることにした。重かった‥。
登山開始してすぐに登山道で日本酒を発見。小屋で酒盛りしようして落としたのか?
途中までなんとかその人に届けようと手に持って運んだが、テントが重い‥。
どちらにしろ今日中に小屋にはつけないし、途中でわかりやすい場所置いて登山続行。
何個か好立地テン場を見つけるが、燕頭までなんとか踏ん張る。
ほぼCTどおりなんとか燕頭に到着。もー無理。テントを張って寝る。
今回ビールを買い忘れた(鍋の野菜も)ので、さみしい晩酌である。
棒ラーとつまみを食べ、黒霧島をロックで飲んで寝た。夜、テントを出てみたら満天の星空。
無風で全然寒くない。テン場までいきたかったなーと後悔して再び寝るが、深夜から風が強くなってきて風の音で何回か目が覚めた。
翌朝、爆風。テントが風で撓る‥。飛んできそうなので一瞬のすきをついてテントをたたむ。
樹林帯でもけっこうな強風で雪煙や砂が痛い。進むのに難儀した。
標高を上げていくと(時間が経ったから?)徐々に風も弱くなった。
前半のトラバースは強風で気を遣うが、後半のトラバースは風の心配はなく助かった。
ということで鳳凰小屋に到着。ここは水場も生きており、とても助かった。
小屋でビールも入手、夜のためにとっておく(日暮れ後下山予定のため)。
今日は観音岳まで行っておきたいがひとまず寝床の確保と食事をする。
日帰りっぽい人が地蔵に向かっていった。腹を膨らませてから自分も向かう。
すると先行した人はもう降りてきた。地蔵の基部に立つ。風が強い。砂礫が顔が痛い!
オベリスクは明日も挑戦できるし、ひとまず登攀せず観音岳へ向かう。
が、ここからはトレースが薄い‥。アカヌケ沢の頭の登りは股まで沈む‥
スノシュー投入。装備に手間取るが、これは楽だ。すぐにアカヌケ沢の頭に到着。
岩稜では使えないので脱いで白鳳三山を眺める。こちらも爆風模様で雪煙がずっと舞っている。
スノシューを担いで進むが鬱陶しくなり、稜線は雪もないかとデポする。これが間違いの元。
この後コルまでついて、軽食しながら観音の登りルートを確かめる。
最初の取り付きがノートレースでアカヌケよりもきつそうな傾斜。
スノシューあれば楽だったのに‥シンドイし、ピークハントはもういいや。
再びアカヌケ沢の頭へ。頭の岩の上に登り、撮影。さらに超マッタリ地蔵へ向かう。
地蔵には一人カメラを持った人が居た。御座石から来て、山頂直下の樹林帯でテン泊とのこと。
この人も夕日狙いのようで、二人オベリスクの直下に陣取る。
上の方は爆風なので岩の陰で夕日を待った。やはり観音まで行けばよかったかな?
夕日で印象的だったのは八ヶ岳。やっぱり八ヶ岳に行けばよかったかなーと思った‥
日が暮れ、下山。スノシューをはくが下山はアイゼンのが楽だ。
途中ではきかえ、無事鳳凰小屋に到着。明日のモルゲンに期待しながら早めに寝る。
(が、結局夜目覚めてあまり寝れず。夜は鳳凰小屋付近も風があったように思う)
翌朝、晴天を期待し地蔵へ向かう。しかし、標高を上げるたびに天気が悪化‥。
日の出が綺麗に見えないばかりか、強風もまたついてきた(昨日よりは弱いけど)。
岩陰で日の出を待つがやっぱり微妙。昨日の方もやってきた。
稜線を越えるが、何も見えない。おまけにガスも出てきたので潔く下山。
観音岳はまた雪が解けたら来よう。一気に下山し、荷物をまとめて出発。
小屋でも雪が舞いだした。ダラダラ標高を下げ、燕頭に到着、大休止。
出発しようかと思ったら昨日の方がやってきた。神奈川の方のようだ。
先行し、出発。小屋番の人たちがすごいスピードで下りてきたので、譲る。
あっという間に視界から消えた。自分も頑張って下山した。
御座石鉱泉は湯船は小さいが気持ちよかった。まだお昼前。
もう一発、車山か入笠山に行こうかと思い諏訪方面に向かうが、今日は天気は期待できなそう。
大人しく、諏訪のモンベルで買い物して名古屋へ帰った。
次は八ヶ岳かなー。権現〜赤岳か、赤岳〜天狗縦走してみたい!
マニアックな蓼科〜北横岳とかも面白そうだ。
スノシューでもくもくとラッセルできる場所に行きたいなぁと思います。
でもテントは重いから小屋泊にしようかな(^^;
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