金華山-西山-舟伏山-岩田山 〜今年の歩き初め〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,028m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
岩田山11:40〜舟伏山12:03〜西山12:52〜岐阜城方面・岩戸公園方面分岐13:15〜妙見峠13:39〜駐車地13:53
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の登り初めは、体力維持も兼ねていつも登っている金華山とそれに連なる山。
もう、十何年以上も前から(名古屋時代も含めて)数えきれないくらい歩いてきた山だが、これまで一度もその印象を書き記すことなくここまできてしまった。新年早々のこの機会に、ということで・・・。
コースは、金華山→西山→舟伏山→岩田山 往復
この中で一番高い山が金華山の329mと低山も低山といったところだが、侮るなかれアップダウンを繰り返して5時間前後も歩けば、そんじょそこらの山と変わらないくらいの体力は要する・・・(と思う)
登山口のある岩戸公園までは我家から車で15分。このお手軽な距離がなんといっても有難い。
朝8時17分、いつもの登山口駐車場から歩きだす。
東坂登山口から入って、妙見峠までの10分程は鬱蒼とした林が続き、そこから左に折れて尾根状の明るい登山道を金華山頂上に向かって進むこと数分後、突然前方数十メートルのところで、2頭のイノシシが左から飛び出してきて右の林に消えていった。呆気にとられているとまた次の2頭が、そして、次ぎの3、4頭がたて続けに登山道を横切っていった。その間数秒。多分、親子連れだっのではと思うが、計7、8頭いたのでは。
手にカメラを持ってはいたが、まさかこんなに何頭も現れるとは予想もしなかったので、ただただ呆然と見送るだけ。
こんなことだったら最初目撃した時点でカメラを構えるべきだった。そしたら、シャッターチャンスを逃すこともなかったのに。
まあ、そんな愚痴はさておいて、この山でイノシシを目の当たりにしたのは今回がはじめてのこと。よそではイノシシが町をうろついたり畑を荒らす、なんて話も聞くが、躍動感ある野生のイノシシの存在感には圧倒された。
駐車場を出てから45分程で岐阜城のある金華山頂上に到着。
だが、今回、ここは通過点。休憩することなく西山方面へ向かって下る。
途中、妙見峠方面への分岐(帰りは金華山を巻いてここを妙見峠へ向かい岩戸公園へ下りる)を過ぎると登山者もパッタリ途絶えて静かな山歩きが始まる。
といっても、このあたりになると下を走る車の走行音がひっきりなしに聞こえてきて、その意味では静かとはちょっと言えないかもしれないが。
長良川を挟んで北方向には、岐阜市で一番高い山、百々ヶ峰(どどがみね418m)が構えている。その百々ヶ峰を眺めながら平行するように歩いて行く。
金華山から50分少しで西山(176m)に到着。
ここからは南西方向の展望がいい。岐阜城がもうすっかり小さく見える。
西山から20分程で日野の市街地に一旦出る。
そして、市街地を5分程歩いて舟伏山登山口へ。
日野から西山への登山口もそうだが、ここからの登山口も表示がまったくなくて、情報のない初めての人にはちょっと分かりにくいかもしれない。
(ちなみに、西山へは不動閣からの道もある)
舟伏山への登りは、道が優しくて一見楽そうだが、思った以上に傾斜があって遠くから歩いてきた身にはちょっと応える。
30分程で頂上近くの平坦なところに出るとやっと一息。少し行って頂上(262m)に到着。
といっても「舟伏山頂上」の表示はいつの間にかなくなっていた。目印は二等三角点とその三角点を守るように据えられた二つの石のみ。
展望も利かず、山頂表示もない頂の姿は、どこか物寂しい。
舟伏山から30分弱。ようやく折り返し点の岩田山(270m)までやってきた。頂上は木々に囲まれているが、数メートル離れたところからは、通ってきた舟伏山と、その向こうに金華山がピッタリと一列に重なって見える。
そして、その左側にはこちらもよく歩くコース、金華山から鷹巣山(鷹の巣山)、洞山、権現山と繋がる尾根が続いている。
一休みしたら、さあ、来た道を戻ろう。
ビールが待っている。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する