由布岳(正面登山口〜日向岳・周回)


- GPS
- 05:59
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 5:59
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場数十台分+有料駐車場数十台分あり。 5時半の時点でまだ無料駐車場に空きがあった。 トイレと水道は故障していて使えなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆正面登山口〜由布岳東峰・西峰 ・お鉢まではめちゃくちゃ歩きやすい登山道。勾配もほとんどなくて走れるくらい。 ・お鉢鞍部から東峰は少し急だが特に危険個所はない。 ・お鉢鞍部から西峰は前半鎖場があるが岩場慣れしていれば問題なし。 ◆由布岳西峰〜剣ノ峯 ・お鉢北部は岩場が多い。特に剣ノ峯まではそこそこレベルの岩場でルートがわかりにくい箇所もあるので注意。 ◆剣ノ峯〜日向岳 ・剣ノ峯〜しばらくはかなり急な岩場が続く。鎖はあるが注意しないと滑落もしくは墜落するので油断禁物。 ・岩場を過ぎると素晴らしいハイキングルートに突入する。そのギャップはなに? ・日向山も登りやすくて下りやすくて最高に気持ちの良い森に囲まれている。それなのに人が全くいなくてThe穴場って感じ。おススメ。 ◆日向岳〜正面登山口 ・正面登山口方面にトラバース気味に降りていくが、ここも苔の雰囲気が素晴らしい森歩きとなる。 ・最後は登りルートと合流して終了。WindowsXPの世界を堪能できる。 |
写真
感想
九州遠征三日目は念願の由布岳へ。二百名山70座目となる。
去年のGWに九重を登った時に湯布院には訪れたことがあるが、その時に眺めたどっしり存在感のある由布岳がずっと頭の隅に残っていた。
当時は百名山完登を目標にしていたのでスルーしたが今回はいよいよこの山に登ることができる。
蒜山、雲仙普賢岳とガスガス続きだったが三座目の今回は晴れ予報。ガスガスの実の能力は使わない。絶対。
朝5時半に一番メジャーな正面登山口からスタート。既に先行者も多そうだ。
まるで牧場のような草原を抜けたら樹林帯に突入。九十九折が続く歩きやすい登山道だった。
お鉢に出たらまずは東峰へと向かう。日陰で涼しそうなのと人がいなさそうだったからだ。まもなく登頂。先行者が1名いたがほどなく貸切となった。
去年登った九重連山や祖母山が遠くに見える。感慨深い。登った山はずっと記憶の中に残り続ける。どんなに遠い山であっても。
次はいよいよ主峰となる西峰へ。少し鎖場があるが難しくはなくてむしろ変化があって楽しい。
西峰にも数人の登山者がいたが夏の三連休のハイシーズンだと思えば空いている方だった。少し休んだらお鉢巡りをしながら東の剣ノ峯に向かう。
そこから下山しつつもう一つの小ピークである日向岳を目指した、が、意外とこのくだりは激急登の岩場が続きなかなかスリリングだった。
しばらく行くと森の中に突入してハイキングモードに変わった。めまぐるしく山や登山道の様相が変わるのもこの山の特徴かもしれない。だからこそ飽きずに楽しめる山ともいえる。
日向岳は森に包まれた小さい山だがまるで森の精霊が住んでいるのではないかと思わせるような雰囲気だった。自分以外に人がまったくいなかったのでなおさらそう感じたのかもしれない。
自分が九州に住んでたら由布岳もいいが日向岳をホームマウンテンにしたい。そう思わせるような魅力的な山だった。
そこから正面登山口までのルートも苔深い、まるで北八ヶ岳や屋久島のような森が続いて飽きることはなかった。
最後はガチのWindowsXPの草原を横目に見ながら下山。6時間ほどのハイキングだったが夏山では最近あまり味わったことのない充実感に満たされていた。
たぶん夏山に関してはアルプスより、白山より由布岳が好きかもしれない。見てよし、登ってよし、あとは滑ってよし、が加われば最高だったがさすがにそこは厳しいかな。
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