大幡川四十八滝沢〜三ッ峠山
- GPS
- 08:31
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 8:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4月に酷く捻挫した足首の具合がまだ心配だったので、自分だけ途中敗退も考慮の上参加。
この四十八滝沢は三ッ峠山の北口登山道にほぼ並走している。
駐車場から見上げる感じで目の前に目指す三ッ峠山山頂があって、見るからに急登な感じ。
三ッ峠山は有名だが、北口登山道から登る人はほとんどいないようで、100台位は停められそうな駐車場には三連休にもかかわらず到着した時点で車は2台。
入渓ポイントの初滝まで1時間位の登山は急登で結構ばてた。
滝汗をかいたので、持ってきた水分のうちの1本の600mlの飲料をかなり消費したので、入渓ポイントで携帯浄水器を使って沢水をがぶ飲み。
今回はナルゲンに水を入れ、それと600mlのペットボトル飲料を持参して、沢を登っている間は浄水器で沢水を飲む作戦なので問題ないが、ただの登山だったら4〜5Lくらい持参したい感じ。
沢登りとしては、とても綺麗な滝が連発して景色を見るだけでも来た甲斐がある。
とにかくダラダラする所が一切なく進める。
難易度も自分のような初心者でも、危険箇所は安全を確保して突破できるような感じで登れた。
自分は本調子ではない足の温存と時短を考えて2〜3箇所軽く巻いたが、そのような場所も時間をかければ登れたとは思う位の難易度。
ただ情報通りのヌメり沢で、今回全員ラバーソールだったので、とにかく足場に神経を集中して気疲れの割合は大きかった。
フェルトソールの沢靴を持っていないので欲しくなる。
岩が剥がれやすく、ホールドはしっかり確認しないと危険。
そのような岩質なのでゲンコツサイズの石が多く転がっており、歩くたびに落石を引き起こすので、滝に張り付く以外の箇所でも1人ずつ通過を待つ所が多くて、チリツモで時間がかかる印象だった。
人数が多い場合は時間に余裕を持った方が良いと思う。
この沢は湧水らしく、沸いている所で帰りの水を確保して詰めへ。
詰めは藪漕ぎなど無く、踏み跡も多数、距離も短くは無く長くも無くという感じ。
稜線に出るとすぐに電波塔だった。
そこから10分ほど歩いて三ッ峠山山頂なので、せっかくだからピークハント。
富士山の絶景を堪能。
下山は情報通りの悪路な登山道。
登山道というよりバリエーションルートといった感じ。
斜度が急で滑りやすく気を遣う。
ストックを持っていったので大分助かった。
スタートが遅かったので最悪ヘッテンも覚悟していたが、なんとか日がある間に戻れた。
この下山道はヘッテンではかなり困難だと思う。
なかなか疲れたけど、ここはまた行ってみたいと思う沢でした。
富士山がよく見えてお気に入りの三ッ峠山!!
いつもは食料たんまり担いでのんびり栗ご飯とか作って楽しんでましたが、今回沢からも登れると計画立ててもらい参加してきました。
登山口までの道のりで濃い霧に突っ込んで一瞬不安になりつつも、現地は予報通りの夏日で沢日和。
沢では水平移動はほぼなく、空にのぼるような連爆のファンタジー感や、たっぷりの緑に覆われてモフモフの岩肌がとってもよかったです。延々と続く滝が登り放題で楽しい。
全体的にヌメリが強く、細心の注意を払って転ばす落ちず脱渓したのですが、全行程で最も整備された登山道に出た瞬間勢いよくすっ転んでしまい良い思い出になりました…w
あと湧き水が水源の沢で、登るに連れてキンキンに冷えて行く感じが面白かったです。水源で汲んだ湧き水をそのまま500ml飲みましたがお腹を下すこともなく美味しくいただけました。
今回想定外だった事件は、脱渓したあとウエットスーツを脱いだ一瞬の隙にアブに9ヶ所噛まれたこと、、
蚊よりずっと痒みが強く、ステロイド入りのムヒ塗っても全然治まらない&ニキビみたいに跡が残るので結構ツラいです。
これまで噛まれたことがなく油断してましたが、今後肌露出するときはめちゃんこ気をつけようと思います。
あとアブ刺されに効く塗り薬ご存知の方いたら教えていただきたいです!
いろいろあって想定より1時間弱遅れてスタート。そして、いろいろあって自分の分のトポがなくなってしまったのでルートはka_oriiiとべこに任せるw
トポは東京近郊100を参考にしているが、入渓は少し手前の初滝から。
今回から沢靴はTX Canyonを使用。グリップ具合などの感覚も掴めてないままの初登攀なのでまさに初滝。フリーで抜けたが岩は脆くヌメるのでプロテクションを取ったほうが良い。3人はFIXロープで自己確保して登った。
続く三段の滝の先、大滝を左のガレ沢から巻いて落ち口に復帰し、その後は七福の滝、白竜の滝など一部名前はあるが、それもどこからどこまでかわからないレベルで滝が連続する。難しくはないがヌメっていて、落ちたら大怪我するくらいの高さのろころはちょいちょいあって気が抜けない。
見上げれば空に向かって延々と滝が続き、振り返れば沢の先に外界が広がりどこを見ても素晴らしい景色。
ひたすら滝を登り続けると、徐々に水量が減っていき、苔むしたガレの先が源頭部。岩の下から滾々と水が湧き出していた。
ガレを詰めて電波塔の横で登山道に合流。山頂へと続く登山道に合流すると視界が開けて山頂からパノラマビューを楽しめるのも良い。
ただ、気が緩んだか、整備されたところで4人中3人転んだw
転んで手をついたのはひさしぶりだなぁ。
下山は沢と並走している登山道を下る。標識やピンクテープはあるのでそれを追っていけば迷うことはないが、なかなか悪い急斜面であまり整備もされておらず、バリエーションと思ったほうが良さそう。
帰りは月待ちの湯に行って、渋滞を避けて道志みちで帰路へ。
四十八滝はその名に違わず、これでもか!というくらいの滝三昧を味わえる沢だった。
七福の滝を見たときはここが天国かと思いました。
あの光景をみるためにもう一回あつあつでザレザレの山を登ってもいいと思いました!
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