フフから小楢山
- GPS
- 05:44
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 974m
- 下り
- 961m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 5:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
勝沼からフルーツライン経由でフフ登山口駐車場へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎フフ山梨 登山者用駐車場 小楢山の南東『健康農園ホテル フフ山梨』の奥に地域の墓地駐車場を兼ねた登山者用駐車場がある。 中央道勝沼ICから広域農道フルーツライン経由で約16キロ、25分。 窪平地区内の道取りは複雑だが、『フフ山梨』の案内板が各所に設置されておりこれに従えば問題ない。 駐車場は舗装済、区画があり3面17台。 隣接する地域の墓地用のトイレがあるが、冬季は使用できないようだ。 尚駐車場はフフ山梨や集落にも近いため、エンジンをかけたままでのの仮眠等は自粛したい。 ◎フフ山梨〜登山道入口 フフ山梨から害獣防護柵のゲートを経て、約3キロ上部の登山道入口まで林道が伸びており一般車の通行も可である。 但し道の大半はダートで急坂が続くうえ、この時期は路面がアイスバーンになっているところもあり冬用タイヤ&四駆でないと通行は難しい。 ◎登山道入口〜小楢山 母恋し道と父恋し道に分かれるが、山と高原地図では父恋し道は破線ルートになっており母恋し道を登りに使うのが妥当だろう。 今回は午後から用事があるため母恋し道での往復となったが2年前には大沢ノ頭経由での周回ルートでも歩いており、小楢山を楽しむには周回ルートがお薦めだ。 母恋し道は現在カラマツ林の間伐中でやや荒れた場所もあるが基本的には明瞭で危険な場所はない。 父恋し道は破線ルートで一部不明瞭な場所はあるが、目印のテープがつけられておりこれに従えば問題ない。 但し、降雪後、トレースがない場合などはルートファインディングが必要となるため注意したい。 2年前のレコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-258954.html ◎小楢山 はじめて登った20年以上前は樹林に囲まれ展望はなかったが、現在は南側が大きく切り開かれ甲府盆地を挟んで大菩薩から御坂、富士、毛無山、南アルプス富士の素晴らしい眺望が楽しめる。 どこまでもすそ野を広げる素っ裸の富士もいいが、小楢山からの富士山は前衛に御坂を配して、恰も近衛兵の背後に控える皇帝の趣があり個人的には大好きな富士である。 山頂北側の白樺林も美しく樹間から金峰や国師が垣間見れる。 |
写真
感想
11日は連荘で小楢山へ。
この日は午後から予定があるため午前中でやっつけられる山が必須条件。
小楢山は毎年年末年始に登りヤマレコ開始後も2度登っており勝手知ったる山。山頂からの富士の眺望がいいのがこの山を選んだ理由だ。
10日に蛾ヶ岳に登った後いったん帰宅。
9時に就寝して2時に起床、3時過ぎに自宅を出立し中央道〜フルーツラインを経て4時半にフフ登山口に到着。
標高800メートルを超えているが気温は0度で登山口で氷点下5度だった前日ほど冷え込みは厳しくない。
漆黒の闇の中、5時過ぎにヘッデンをつけてスタート。
害獣防護柵を開けて、まずは3キロの林道歩き。闇の中ではあるがこれで3度目のコースなのでコース状況はある程度は頭に入っている。
1時間10分で小楢山山腹を巻く別の林道にぶつかる登山道入口に到着。
四駆ならばここまで入れるが我が家の車では100%無理。
林道といっても大半がダートなので登山靴で歩いてもさほど苦にはならない。
振り返ると空が明るく染まりはじめ大菩薩連嶺が黎明の中に浮かび上がっている。
ここで母恋し道と破線ルートの父恋し道に分かれるが、今回は母恋し道でのピストン。
沢に沿って北西に進み高度を上げる。
出だしから雪は残るが大したことはない。
登り詰めた稜線が小楢峠で大沢ノ頭や乙女方面の分岐点となっている。
さすがに稜線は雪が多いが締まっていて問題ない。
峠から一登りで小楢山頂。
山頂に積もった雪が朝日に輝き美しい。
山頂からは甲府盆地を挟んで期待通りの富士の雄姿。
個人的には大菩薩や御坂の山々を前衛に配したここからの富士山が一番好きだ。
前日登った蛾ヶ岳もはっきり確認でき、南アルプスも一望できる。
素晴らしい眺望をおかずに、うどんで体を温め山頂に1時間20分滞在。
時間があればずっと山頂にいてもよかったが、午後から予定があるので、9時過ぎに早くも下山開始。
往路を戻り山頂から1時間半で無事登山口に帰還。
今回は全く人には出会わなかった。
我が家お気入りの小楢山だが、冬場は入山者は非常に少ない。
雪の足跡から三連休初日の10日は多分一人か二人、11日は我が家だけとなぜか不人気。
3キロの林道歩きが敬遠されるのかどうかはわからないが、山頂からの眺めを考えれば非常にもったいない話だ。
でもこれからも静かな小楢山を楽しみたいので、ずっと不人気なままでいてほしいというのが本音。
まかない担当 ミキータです。
この日は、寒い山頂で、久しぶりのおでんうどん!
おでんを一袋しか購入しなかったため、素うどんを大量につくることになりましたが、カラダがあたたまりました!
飲み物は、あらかじめサーモにコーヒーをもってきたので、まっさんには 砂糖をたっぷりいれて、サーブしました。
誰もこなくて、わがやだけの山頂での朝ごはん、富士の絶景をみながらの、なんとも贅沢なひとときでした!
マッチさん、こんにちは。
前衛の大菩薩や御坂の山々と両裾を綺麗に広げている富士山とのバランスがとても良くて、ほんと見事な景色ですね
この日私は入笠山にいましたが、奥秩父方面は雲もなくスッキリ晴れているのが見えました。
前日に続き素敵な写真ですよ
マコトさん、おはようございます。
かつて武田信玄と今川義元が善徳寺で会見した時に『甲斐と駿河どちらの富士が表か裏か?』で論争となり、信玄が『駿河から見た富士はおしり丸出しでみっともない』といったとか言わなかったとか??
富士の眺めに優劣をつけるのは失礼ですが、個人的には信玄派かな??
matchさん こんにちは
此処は・・・
母の日・父の日が近づくと毎年ノミネートする山ですが
何故か間近になると、別の山に変更してしまうのです
やはりアクセスのせいでしょうか?
公共交通利用者には、ちょっと辛いのかもしれません
Stillさん、おはようございます。
山頂だけじゃなく、今回は踏みませんでしたが稜線上にある幕岩の好展望ですし、山としてはとてもいい山なんですが。
ここまで来たらメジャーな大菩薩や乾徳山に登りたいというのが人情でしょうか??
窪平までは山交バスは入ってるんですがね??
今年も二日連続の早朝出動、山頂二人占めで見事な景色を堪能されましたね。
午後から用事があるのに、行かれるところが凄いです。
私は、11日の山行疲れか、また風邪を引いてしまいました。
もっと基礎体力を付けないといけないのかも・・・。
hikeさん、コメントありがとうございます。
この時期は空気が澄んで眺望が効くので、どうせ登るならやはり眺めのいい山を選んでしまいます。
この時期は下山後汗が冷えて風邪をひくことあるので注意したいですね。
お身体ご自愛ください。
11日の房総は霞み勝ちで富士山はうっすら見えるだけでしたが、こちらでは見事な勇姿を披露していたのですね
フフフって、思わず笑みをこぼしてしまうのでしょうか
今年もミキータ隊員のまかないレコ、楽しみにしています
隊長
11日は冷え込みもやや薄らいだのでやや霞んで見えたのかもしれませんね。
フフは旧牧丘町がいかさま師に丸め込まれて開発した税金無駄使い施設で、廃墟への道を進みかけたところに、スポンサーがつき再開された宿泊施設です。
山頂でランチは普通、でもmatch1128さんとcafemikitaさんは山頂で朝ごはん。贅沢で楽しいひと時を過ごされたようですね。
「フフ」「父恋し」「母恋し」、面白いというか変わったネーミングですね。
素晴らしい展望ですね。夜景も綺麗そう。大菩薩より南アルプスに近い分、大きく、そして微妙に違う姿で見えるんでしょうね。
mtkenさん、我が家は早立ちを好むので、今回のような山行では朝食なのか昼食なのか定かでなくなる場合が多いです。
大菩薩は南アルプスを正面に見れますが、ここからは斜めになって南の眺望は大菩薩には劣ります。
そのかわり富士山は格好いいです。
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