記録ID: 5743983
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ハイキング
東海
ヤナギランを愛でに・・・安倍奥山伏 〜変貌に愕然〜
2023年07月23日(日) [日帰り]
山梨県
静岡県
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:31
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 224m
- 下り
- 110m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り(山中は霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は無いが山頂にある木道が痛んでおり、いくつか浮いているものもあったので要注意。 |
写真
装備
備考 | ヤマギランはネットの隙間から撮らなければならないので、口径が小さいレンズのほうが好ましい。 |
---|
感想
おそらく20年ぶりくらいの山伏。以前は山梨県側から雨畑林道経由で山頂直下の山伏峠まで行くことができたのだが、崩壊のため通行ができなくなって久しい。今日は静岡県側白畳峠から往復。山伏峠からほどではないけれど、登り1時間もかからない楽な山歩きだ。そろそろヤナギランが咲き始めているのではないか、鹿の食害の進み具合、対策はどんな感じなのだろうか・・・と、そんなことをあれこれ考えながら歩き始めた。
違和感は歩き始めてすぐ・・・下草がほとんど無い。ときおり樹皮を剥がれた樹もみられる。食害レベルは「猛烈」と判定してよいのではなかろうか。登り着いた山頂にも衝撃の光景が広がっていた、かつての笹原やお花畑は、ネットで囲まれた内側だけで、あとは完全な「裸地」。これでは人気が無くなっても仕方がない気がする。
今、直接食害を受けているのは笹や高山植物などだけれど、下草が失われた森そのものにも遅かれ早かれ影響は出るのであろう。実際、幼木は見当たらず、立ち枯れの木々が目立つ。これからどうなっていくのか・・想像すると暗い気持ちになる。鹿の密度が上がりすぎて、鹿コロナとか、鹿コレラとかの感染症が流行り、一気に減ってくれるのを密かに期待しているのだが、そんな都合のいいことは起こらないであろう。
ネットの中だけではあるけれど、ヤナギランは咲き始めていた。ひとまず出会えただけでよしとしよう。運が良ければ山頂から富士山をと思っていたのだけれど、それは叶わず。
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