四阿山
- GPS
- 04:02
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 913m
- 下り
- 896m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:16
10:34-10:49 四阿山 -> スキー滑降
12:02 あずまや山登山口駐車場
天候 | 曇時々雪のち晴(ただし地吹雪により視界は悪い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝7時の時点で県道182号は除雪作業中。途中から路面は圧雪すらされていなかった。 夜間に積雪があった場合、朝早くの通行は四駆じゃないと厳しいかも。 (経験上、たいてい大丈夫だが) ■駐車地 あずまや温泉登山口駐車場。 駐車場内も除雪してくれるが、この日はまだ作業前。そのためかどうかわからないが、路肩に停められた車もあった。 |
その他周辺情報 | ■風呂 ふれあいさなだ館 \500 ※あずまや高原ホテルの立ち寄り湯は今シーズンより(?)15時からになっていた。下山後にこのホテルで入浴するのが四阿山登山の楽しみの一つだったので、個人的には非常にショック |
写真
感想
この連休、山スキー向きの山はどこも天気が悪そうでしたが、東信地方は多少マシなようだったので、四阿山に登ることにしました。
昨晩の降雪で(この山にしては)新雪がそこそこ積もっていましたが、しっかりしたトレースがあり、楽に登ることができました。
しかし途中から風が非常に強くなり、降りる頃にはひどい地吹雪状態。深いガスに包まれているかのようにろくに前が見えず、さほど快適に滑ることはできませんでした。雪質が良かったのにちょっと残念です。
それでも渋滞に引っかかる前にサクッと帰ることができましたし、なんだかんだいって楽しい山行でした。
7:45 1439m あずまや温泉登山口駐車場発。登山口手前のホテルまで除雪車が作業中だが、雪はまだ付いているので車道上をシール登行。
100mほどで登山口。すでに多くの人が先行しているようで、立派なトレースが付いている。
8:08 1579m 牧場入口。晴れていれば正面に四阿山が望めるのだが、今日は真っ白。
牧場内は吹きさらしのため雪はほとんど飛ばされているかと思っていたが、新雪が30cmほど積もっている。しかし風は強く、バラクラバなしではいられない。
8:46 1763m 牧場北東端出口。ここからカンバの樹林帯の登山道。一歩足を踏み入れた瞬間から風は当たらなくなり、快適に歩けるようになる。
9:02 1830m 里宮・中四阿分岐。この先、山スキーの場合は登山道を離れて1860mの石祠(これが里宮?)の東側を登ることが多いのだが、今日は登山道通りにトレースが延びている。下りは東側の方が滑りやすい(と思っている)が、登りに関しては登山道通りでも悪いことはない。そのままトレースを借りて登ることにする。
9:32 2050m この上の八合目(2100m)辺りから先は風が強く、露岩が多くて山スキーでは登りにくい。登山道は露岩帯の中を通っているため、ここで登山道を離れていつものように東側から登る。
その後しばらくクラストした台地を歩き、やがて針葉樹林帯。再び雪は深くなる。
ここで下山してくる10人ほどの登山者パーティーとすれ違う。山頂まで少なくともスノーシューのトレースは付いているということか。ラッキーだった。
10:17 2275m 四阿山・根子岳分岐。最近はこの先の2300点をゴールとすることが多いのだが、時間も早いし久しぶりに山頂まで登っておきましょう。
2300点と山頂との間の小コルは、狭くて木が多く、起伏もあるのでトレースがないと登りにくいところ。先行パーティーのお陰で今日は難なく登ることができる。
コルから先は風もさらに激しい。
最後はやせ尾根を通って山頂の信州祠へ。
10:34-10:49 2349m 四阿山山頂。信州祠の周りは割合風は当たらないが、長居したくなるようなコンディションではない。立ったまま軽く行動食をとり、さっそく滑降開始。
この山にしては珍しくディープパウダーだが、それも僅かの距離。あっという間に2300点との小コルまで下る。
このコルはろくに滑ることはできず、最後は板を持って2300点の斜面へ上がる。
11:06 2275m 四阿山・根子岳分岐。ここからが本格的な滑降。雪もいいし楽しめそうだと期待していたのだが、地吹雪により視界が悪く、前がほとんど見えない。
実は天気はそれなりに回復しており、ほんの一瞬、風が弱まった瞬間には青空も見える。しかしそれも長くは続かず、GPSで方向を確認しながら少しずつ滑り降りる。せっかくの良い雪質なのに、思いっきり滑れなくて残念。
八合目上部のクラストした斜面を経由し、しばらく滑るとカンバの樹林帯。この辺りまで下ると風もさほどなく、視界も問題ない。
ここまではいつものように登山道の東側を滑ってきたが、1950m付近、いつもよりかなり上で登山道に合流。別にどこを滑っても良いのだが、登山道よりの方が木が濃い感じ。今日は雪が良いので木の間が狭くてもうまくすり抜けることができる。
11:37 1830m 里宮・中四阿分岐。この先はしばらく緩斜面が続くが、いつもならボブスレーコースのようなトレースがあるので、あっという間に滑り抜けることができる(雪が硬いとコントロールできずに厄介なことも多いが)。しかし今日は、あれだけしっかり付いていた登りトレースが強風でほとんど消えてしまっており、ストック漕ぎが必要になる。
11:43 1775m 牧場北西端。バラ線の西側に入り、広い牧場内を滑る。
もちろんここも風が強く、地吹雪状態。朝は新雪がそれなりに積もっていたが、すでに吹き飛ばされるかパッキングされるかしており、期待していたほどは楽しめない。
11:53 1580m 牧場出口。ここから先は樹林帯の中を縫うようなジェットコースターコース。厄介なところだが、雪は柔らかいのである程度コントロールはできる。そのまま登山口まで一気に滑って終了である。
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