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Yamareco

記録ID: 5770055
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳 〜 苔と水鏡と揚げパンと、白駒池からニュウと天狗岳へ

2023年07月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:34
距離
12.0km
登り
765m
下り
752m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:06
休憩
1:26
合計
8:32
5:59
6:05
17
7:09
7:10
9
7:19
7:33
44
8:17
14
8:31
8:35
44
9:19
10
9:29
9:30
5
9:35
10:00
4
10:04
10:05
8
10:13
10:19
40
10:59
23
11:22
11:24
5
11:29
11:30
11
11:41
11:42
11
11:53
4
11:57
11:58
59
12:57
13:16
2
13:18
13:21
4
13:25
13:26
35
14:01
12
天候 快晴 のち 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白駒池の駐車場(600円)
コース状況/
危険箇所等
白駒池〜ニュウ〜中山峠、中山峠〜高見石小屋〜白駒池は、あちこちに水溜まり、泥濘あり。ちょっと歩きづらい。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
白駒池の駐車場からスタート。
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白駒池の駐車場からスタート。
シラビソの森の中を抜けて行きます。苔もきれいです。
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シラビソの森の中を抜けて行きます。苔もきれいです。
森に差し込む光芒が神々しいです。
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森に差し込む光芒が神々しいです。
早朝の森の空気はひんやりとしていて気持ちがいいですね。
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早朝の森の空気はひんやりとしていて気持ちがいいですね。
青苔荘の前で白駒池に出ると、見事な水鏡になっていました。
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青苔荘の前で白駒池に出ると、見事な水鏡になっていました。
水面から上がる朝靄。
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水面から上がる朝靄。
桟橋のボートを入れて、水鏡をもう一枚。絵画みたいです。
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桟橋のボートを入れて、水鏡をもう一枚。絵画みたいです。
白駒池を時計回りに進みます。苔が美しい場所があちこちにあり、ここは「もののけの森」と名前が付いていました。
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白駒池を時計回りに進みます。苔が美しい場所があちこちにあり、ここは「もののけの森」と名前が付いていました。
岩と木々を覆う苔たち。瑞々しさを感じます。
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岩と木々を覆う苔たち。瑞々しさを感じます。
白駒池を半周ぐらい進んだところでニュウへの分岐。
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白駒池を半周ぐらい進んだところでニュウへの分岐。
シラビソの原生林を緩く登って行きます。木道が濡れていて滑りそうで、ちょっと神経を使います。
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シラビソの原生林を緩く登って行きます。木道が濡れていて滑りそうで、ちょっと神経を使います。
鬱蒼とした森から突然、目の前が明るくなって、小さく開けた白駒湿原です。
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鬱蒼とした森から突然、目の前が明るくなって、小さく開けた白駒湿原です。
稲子湯方面との分岐の道標。ここの表記は「ニュー」。ニュー中山ってどこかのホテルですか?(笑
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稲子湯方面との分岐の道標。ここの表記は「ニュー」。ニュー中山ってどこかのホテルですか?(笑
こっちは「にう」。色んな名前が付いているんですね。今回は見つけられなかったけれど「乳」もあるみたいです。
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こっちは「にう」。色んな名前が付いているんですね。今回は見つけられなかったけれど「乳」もあるみたいです。
先ほどの分岐を過ぎると少しばかり急登になります。行く先が明るくなったら、間もなくニュウです。白駒池の分岐から1時間ほどでした。
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先ほどの分岐を過ぎると少しばかり急登になります。行く先が明るくなったら、間もなくニュウです。白駒池の分岐から1時間ほどでした。
ニュウは小高い岩場です。(まともに逆光で写真が見苦しいですが、ご容赦を)
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ニュウは小高い岩場です。(まともに逆光で写真が見苦しいですが、ご容赦を)
難しくはない岩場をよじ登って、ニュウに到着。看板は平仮名で「にゅう」となっていますね。展望は抜群です。
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難しくはない岩場をよじ登って、ニュウに到着。看板は平仮名で「にゅう」となっていますね。展望は抜群です。
一番目が行くのが天狗岳と硫黄岳です。
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一番目が行くのが天狗岳と硫黄岳です。
本日の目的地、天狗岳。東と西のふたつピークを持つ双耳峰です。
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本日の目的地、天狗岳。東と西のふたつピークを持つ双耳峰です。
八ヶ岳の左側に見えるのは奥秩父の山々。金峰山あたりですかね。
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八ヶ岳の左側に見えるのは奥秩父の山々。金峰山あたりですかね。
富士山もいました。
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富士山もいました。
北側には北横岳や縞枯山といった北八ヶ岳の山並み。その背後には北アルプスがあるはずですが、やや霞んでいて遠方は見えず。
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北側には北横岳や縞枯山といった北八ヶ岳の山並み。その背後には北アルプスがあるはずですが、やや霞んでいて遠方は見えず。
ニュウで眺望を楽しんだら中山峠に向かいます。多少のアップダウンを越えて、少し標高を上げて行きます。全体的にですが、森の中の道は水溜まりや泥濘が多くて、ちょっとストレス。
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ニュウで眺望を楽しんだら中山峠に向かいます。多少のアップダウンを越えて、少し標高を上げて行きます。全体的にですが、森の中の道は水溜まりや泥濘が多くて、ちょっとストレス。
でも、相変わらず苔は美しいです。
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でも、相変わらず苔は美しいです。
高見石小屋からの道と合わさり、中山峠へ下って行く途中の見晴らし台。天狗岳が随分と近づきました。
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高見石小屋からの道と合わさり、中山峠へ下って行く途中の見晴らし台。天狗岳が随分と近づきました。
中山峠は四方向の道が交わる交差点。少し休憩して天狗岳の登りに入ります。
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中山峠は四方向の道が交わる交差点。少し休憩して天狗岳の登りに入ります。
ここからは樹林帯はなくなり、開けて明るい道になります。
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ここからは樹林帯はなくなり、開けて明るい道になります。
中山峠から一段登ると目の前に天狗岳。
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中山峠から一段登ると目の前に天狗岳。
上空をガスが抜けるようになって来ました。
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上空をガスが抜けるようになって来ました。
振り返ると稲子岳の絶壁。写真の中央あたりにある小さな三角のピークがニュウですね。
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振り返ると稲子岳の絶壁。写真の中央あたりにある小さな三角のピークがニュウですね。
天狗岳へは岩を登って行くところが多いです。
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天狗岳へは岩を登って行くところが多いです。
帰りに通る予定の天狗の奥庭を見下ろします。後ろの蓼科山や霧ヶ峰方面には、もくもくと雲が湧いていますね。雷雨にならないといいですが。
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帰りに通る予定の天狗の奥庭を見下ろします。後ろの蓼科山や霧ヶ峰方面には、もくもくと雲が湧いていますね。雷雨にならないといいですが。
右手には西天狗岳。
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右手には西天狗岳。
東天狗岳の山頂に向けて最後の登りです。ここはなかなかキツイところ。ちょこっと空に突き出しているのが「天狗の鼻」です。
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東天狗岳の山頂に向けて最後の登りです。ここはなかなかキツイところ。ちょこっと空に突き出しているのが「天狗の鼻」です。
最後の急登を登り切って、ピークが見えました。しかし、ガスに先を越されました…
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最後の急登を登り切って、ピークが見えました。しかし、ガスに先を越されました…
ということで、東天狗岳に登頂。つい15分ぐらい前まではすっきり晴れていたのに無情です。ニュウからは2時間でした。
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ということで、東天狗岳に登頂。つい15分ぐらい前まではすっきり晴れていたのに無情です。ニュウからは2時間でした。
東側からガスは上がって来ますが、風景を隠してしまうほどではなく、南八ヶ岳が見渡せました。硫黄岳はガスに攻められていますね。
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東側からガスは上がって来ますが、風景を隠してしまうほどではなく、南八ヶ岳が見渡せました。硫黄岳はガスに攻められていますね。
赤岳と阿弥陀岳はなんとか持ち堪えてくれました。
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赤岳と阿弥陀岳はなんとか持ち堪えてくれました。
ガスが薄くなったタイミングで硫黄岳。断崖絶壁の爆裂火口跡は迫力がありますね。
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ガスが薄くなったタイミングで硫黄岳。断崖絶壁の爆裂火口跡は迫力がありますね。
西天狗岳へはゆったりとした吊尾根のようになっています。天気が微妙になって来たし、積雪期に登っているので、今回は止めておきます。
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西天狗岳へはゆったりとした吊尾根のようになっています。天気が微妙になって来たし、積雪期に登っているので、今回は止めておきます。
今日のお昼は高見石小屋の揚げパンにする予定なので、ここではおやつタイム。イオンで見つけたあんころ餅(風のデザート)。
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今日のお昼は高見石小屋の揚げパンにする予定なので、ここではおやつタイム。イオンで見つけたあんころ餅(風のデザート)。
下山開始です。山頂から10分ほど下ったところで、すりばち池方面に分岐します。
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下山開始です。山頂から10分ほど下ったところで、すりばち池方面に分岐します。
こっちの道は大きい岩がゴロゴロ。
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こっちの道は大きい岩がゴロゴロ。
下って来た道を振り返って。なかなかの急斜面で、岩で歩きづらく、下りだけど疲れました…
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下って来た道を振り返って。なかなかの急斜面で、岩で歩きづらく、下りだけど疲れました…
この岩々の風景は独特で好きですけどね。スピードは上がりません。
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この岩々の風景は独特で好きですけどね。スピードは上がりません。
このあたりが天狗の奥庭ですね。広々とした空間に大小の岩が点在しています。後ろにみえる緩やかなピークは中山です。
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このあたりが天狗の奥庭ですね。広々とした空間に大小の岩が点在しています。後ろにみえる緩やかなピークは中山です。
すりばち池は干上がっていました。水があったら、天狗岳のいい撮影ポイントですね。
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すりばち池は干上がっていました。水があったら、天狗岳のいい撮影ポイントですね。
眼下に黒百合ヒュッテが見えて来ました。
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眼下に黒百合ヒュッテが見えて来ました。
黒百合ヒュッテ、中山峠を過ぎて、高見石小屋へ向かいます。中山峠からの登りは立枯れが目立ち、縞枯現象かな?
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黒百合ヒュッテ、中山峠を過ぎて、高見石小屋へ向かいます。中山峠からの登りは立枯れが目立ち、縞枯現象かな?
中山展望台はガスで真っ白だったので素通り。高見石小屋までのだらだらとした下りが歩きづらく、地味に疲れが溜まります。
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中山展望台はガスで真っ白だったので素通り。高見石小屋までのだらだらとした下りが歩きづらく、地味に疲れが溜まります。
黒百合ヒュッテから1時間半で高見石小屋に到着。お洒落なテラスが出迎えてくれます。
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黒百合ヒュッテから1時間半で高見石小屋に到着。お洒落なテラスが出迎えてくれます。
4年前の冬に泊まったことのある高見石小屋。ここ数年、揚げパンで人気上昇中ですね。
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4年前の冬に泊まったことのある高見石小屋。ここ数年、揚げパンで人気上昇中ですね。
ということで、早速、揚げパンです。休日は5種類セットのみでの販売みたい。抹茶、チーズ、黒ゴマ、きなこ、ココア。外はサクッと中はふんわり。どれも美味しかったです。ひとりで5個は、ややお腹いっぱいですが(苦笑。こけももジュースも甘酸っぱくて、歩き疲れた体に染みます。
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ということで、早速、揚げパンです。休日は5種類セットのみでの販売みたい。抹茶、チーズ、黒ゴマ、きなこ、ココア。外はサクッと中はふんわり。どれも美味しかったです。ひとりで5個は、ややお腹いっぱいですが(苦笑。こけももジュースも甘酸っぱくて、歩き疲れた体に染みます。
揚げパンの後は、小屋の裏手にある高見石に登ります。大きな岩を積み重ねた感じで、あちこちに大きな穴が開いているので慎重に。
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揚げパンの後は、小屋の裏手にある高見石に登ります。大きな岩を積み重ねた感じで、あちこちに大きな穴が開いているので慎重に。
眼下に白駒池。空は雲が支配的になってしまって、ちょっと残念です。
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眼下に白駒池。空は雲が支配的になってしまって、ちょっと残念です。
高見石小屋から白駒池へ下ります。最後の木道はめちゃくちゃ滑るので、怖かった…
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高見石小屋から白駒池へ下ります。最後の木道はめちゃくちゃ滑るので、怖かった…
白駒池はどんより天気で、魅力が半減…
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白駒池はどんより天気で、魅力が半減…
まあまあ疲れて白駒池の駐車場にゴール。雨に降られず、良かったです。
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まあまあ疲れて白駒池の駐車場にゴール。雨に降られず、良かったです。

感想

週末の予定と天気が合わず、前回の山行から2ヶ月空いてしまいました。8月半ばには雲ノ平(3泊4日)を計画しているので、しっかりとトレーニングしておきたいところです。今回は白駒池からニュウ、天狗岳、高見石を周回しました。

早朝の白駒池の水鏡、美しい苔の世界を楽しんでニュウへ。快晴の空と八ヶ岳の山々。夏山が始まった(ちょっと遅いけど)という感じで、気分が高まります。

中山峠を過ぎると広々とした視界となって、天狗岳への登りに入ります。この頃からガスがピークを越えるようになって、登頂した時には、タッチの差でガスに負ける結果に。とはいえ、眺望は完全にはなくならず、赤岳、阿弥陀岳などの南八ヶ岳も見ることができました。

帰りは天狗の奥庭を通るルートで。大きな岩がたくさんで独特の風景を越えて、黒百合ヒュッテ、高見石小屋へ。高見石小屋といえば人気の揚げパン。抹茶、チーズ、黒ゴマ、きなこ、ココアの5種類。外はサクッと中はふんわりで、どれも美味しくいただきました。

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