大山(だいせん) / 弥山
- GPS
- 05:05
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 946m
- 下り
- 940m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
●1/17(土) ◆飛行機 春秋航空日本(IJ621便) 成田8:45 広島10:30 ◆レンタカー 広島空港→出雲大社経由米子市内 ●1/18(日) ◆レンタカー 米子市内→大山夏山登山口 ★復路 ●1/18(日) ◆レンタカー 大山夏山登山口→広島空港 ◆飛行機 春秋航空日本(IJ624便) 広島20:00 成田21:30 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆南光河原駐車場→六合目避難小屋 大山寺橋を渡ってすぐの南光河原駐車場を出発し、車道を登ると夏山登山道入口があります。 登山道入口から樹林帯の中を緩やかに登りだし、次第に傾斜がついていきます。 九十九折りに高度を上げ五合目「山の神さん」を通過して樹林帯を抜けると六合目避難小屋に至ります。 ◆六合目避難小屋→弥山 左上に剣ヶ峰を望みながら稜線を登っていきます。 傾斜はますます急になります。 台地に乗り緩やかな傾斜に変わると規制ロープの支柱に沿って山頂に進みます。 |
その他周辺情報 | 皆生温泉・汐の湯 http://www.kaikehotel.com/onsen/onsen.php 700円/大人 |
写真
感想
◆中国地方のヤマ
始まりは今回のチーフリーダーwwさんから「大山に行きませんか? おおやまではなく、だいせんの方です。」とうれしくもあり、びっくりでもあるお誘いでした。
遠路はるばる鳥取にまで足を延ばすことになりますが、こんな機会がなければ一人では行こうと思いつかない行先でした。
自身最遠かつ最西のヤマは、厳冬期の雪山です。
この日のためにワカンを購入しラッセル覚悟で臨みました。
◆入山者の多さ
前日、出雲大社に参拝すると小雪がちらつき、山間部では降雪が予想されました。
当日、朝7時、南光河原駐車場に着くとほぼ満車です。
トレースがあるか無いかわからないので日の出後に出発という計画でした。
しかし、予想が大きく外れ、たくさんの登山者やBCスキー・スノボの方が先行し出遅れた感がありました。
さすがは中国地方最高峰の名峰だけあり、せっかくワカンデビューを飾ろうと意気込んでいましたが、不発に終わりました。
◆好天、晴天、快晴
明け方こそ山頂付近には雲が立ち込めていましたが、終日好天に恵まれました。
山頂を目指して登りつめるときには青空を背景に銀色に輝く稜線が気持ちが高揚しました。
山頂では「年に数日あるかないかの好天」といわれ360度さえぎるものがない大展望を堪能でき、はるばる来た甲斐がありました。
◆伯耆富士
大山は伯耆富士ともいわれますが、それを実感したのは下山後でした。
麓から見上げたその姿はまさに富士山の形をしており、また他の山を従えていない独立峰で「富士」の異名を持つ山として君臨している存在感がありました。
【初の山陰地方へ】
「大山」から思い浮かべるもの。
|安大山
∋碍糎の日本酒(2014年冷やおろし日本一)
まさかまさかの「だいせん」山行計画に誘っていただき、喜んで参加することとしました。
山陰地方へ赴くのは今回が初めてです。
この時期の山陰地方はなかなか晴れに恵まれないとのことですが、山行前日には出雲大社に参拝し、当日の晴天を祈願しました。
【伯耆富士/出雲富士】
大山は、伯耆富士の異名があり、登山口へと向かう車中から威風堂々とした姿を見せていました。
麓から眺める大山は、弥山〜剣ヶ峰〜槍ヶ峰の稜線が目に飛び込んできます。
一方、島根から遠望する大山は、その異名のとおり、まるで富士山のような端正で非常に美しい姿を見せてくれます。
鳥取県にありながら「出雲富士」とも呼ばれる理由がわかる気がしました。
【冬山】
厳冬期の冬山に挑むのは、今回が初めてでした。
期待と不安が入り交じった気持ちではありましたが、経験者と同行できるのは本当に心強いことです。
コツコツと揃えてきた装備とともに挑んだ初めての冬山は、穏やかな晴天で、日本海も遠くの山々も手が届くかのようでした。
そして、弥山から眺める雪の主稜線は本当に美しく、いつまでも眺めていたくなりました。
結果として、無事に山行を終えることはできましたが、天候や他の登山客が残してくれたトレースに助けられた点は多々あると思います。
結果に慢心せず、少しずつ雪山の経験を積み、幅を広げていきたいと思います。
【山旅】
山に登るのはもちろんですが、訪れた土地を観光したり、特産品を食べたりするのは本当に楽しいことです。
移動の車中では、山の話はもちろんのこと、他愛のない世間話や音楽の話など、話題が尽きることがなく、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
他の交友関係に比すれば、期間はまだまだ短いですが、濃密な時間を共有できていると感じます。
山行を無事に終えることも重要な成果ですが、仲間と過ごす楽しい時間も大きな収穫でした。
「wildwindさんが行ってくれるなら…」
と言われても、別に私は山岳ガイドの資格を持つわけでもなく、どっぷり浸かった山男にも成りきれていない。こんな自分が冬山に人を連れて行ってもよいのだろうか。これはいわゆる葛藤というか、プレッシャーでもある。
でも私自身だけのことを考えれば、この山には行けそう、あるいは止めておいたほうがよさそう、という区別はつく。(区別というか、そういった感覚が身についているような気がする!?)
結局、雪の中を歩くだけなら誰でもできるのだ。問題は、トラブルが発生した時にどう対処するのか。トレースがなかったら? 悪天候のときは? 滑落したら?
別に自らわざわざ危険な状況を作り出す必要はないにせよ、そのような心構えや経験を安全な状況下で積み上げていくしかないだろう。日ごろからの地図読み、天候予測、装備の使い方、総合的な体力…。あるいは山岳研修に参加するのも、近道かもしれない。
そのうえで、それでも自分の役割はなんだろう、と考える。チームとして動くからには、どうすれば貢献できるのか。
そもそも私は、誰かが動いてくれるならその人に任せてしまうけど、誰も動かなければ自分が積極的に動こう、そんなタイプである。それでも、もし少しでもこんな私のことを信じてくれる人がいるのなら、その期待には応えていきたい。多少は強気なふりしても、許されるだろうと信じて。
そして私自身も、単独で行くよりは仲間と登ったほうが安全度が増すことは間違いない。一人で山と向き合うのもいいけど、その瞬間を仲間と分かち合えることも嬉しい。そして仲間たちに「縁」を感じるのだろう。
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「縁」といえば、出雲大社。
ここも、なんとなくではあるが、いつかは行ってみたかった場所である。
縁結びのため!? (まぁそこは敢えて否定しない。)
しかし「縁結び=男女の縁」だけではないことは確かである。これまでの出会い、目の前の人間関係、これからの巡り合わせ…。人と人との支えあいの中で、わが人生が生かされているであろうことには、心から感謝したい。
そして、神話によれば、年に一度、八百万の神様が集うとされる出雲大社。たくさんの目に見えない力が蓄えられたこの場所に来れたこと、さらにおみくじを引いて、この上ない助言を得られたこと、(ここ最近、おみくじは連敗気味だった…。)、このパワーを糧に、また頑張らねば!
ちなみに幼少の頃、父からいなばのしろうさぎの話を聞かせてもらったのを覚えている。嘘をついて虐められたウサギに、優しく接したのがだいこくさま。
出雲の地でそれを思い出すことができ、なんだか優しい気持ちになれた。
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さて、大山(だいせん)。
いつかは行ってみたかった山だが、何も冬の時期に行かなくても、という思いもあった。しかし今回は晴天に助けられ、風もそこまで強くなく、こうして冬山登山は無事に終了した。特に360度のパノラマは、自分が頂に立った証であり、どちらを向いても白銀の世界が続いていると、これがこの時期にしか見られない自然界の掟なのだとあらためて認識する。
この日、この景色を見るために、登山客は列を成していた。想像以上に多く、さすがは大山といったところか。その山頂を踏んだ全員を、私は僭越ながらも祝福したいし、この日に集った人とはきっと「縁」があったんだろうと思う。
こんな気持ちになれた大山に、感謝!
wildwind
おはようさんです
大山・・嫁のツレが鳥取にいて嫁を連れて行ってわたしだけ大山なんて企画していると・・その嫁のツレが急に大阪に舞い戻ってきました
それが昨年・・ただ、大山への想いは捨てがたく思ってましたが、大阪からも結構あるので足踏みしてました
それにしても天候に恵まれて最高の山行でしたね
ここは遭難も多い山・・
無事でなによりです
でわでわ
また、いづれかのお山で会えればいいですね
いつもコメントをいただきありがとうございます。
やりました!大山!
山頂でお会いした方は「年に一度あるかないかの好天」と。
荒れると難易度が相当上がるようで、最高に幸運でした。
uedayasujiさん、コメントありがとうございます。
大山は、関東にいる身としては遠い存在なのですが、今回、幸運に恵まれ、訪れることができました。
天気が穏やかだったので、なかば雪山ハイキングのような雰囲気で臨むことができましたが、条件が悪ければ、森林限界を越える6合目以降には進めなかったかもしれません。
遭難等の事故が多いのも頷ける場所でした。
でも、当日、登っている方々の多いこと多いこと…
それだけ愛されている山なのだと感じました。
みなさん、こんにちは!
レコまっってましたよ!
山の縁、山の縁、山の縁。
同じ言葉を数回重ねても、そのたびに意味は深くて多様。
この美しい結びを、より感じる山行に、ありがとうとさようなら
の雪の文字が沁みましたよ。
大山は、山登りをはじめて、気付けばするっと自分の中に入り込んできた
行きたいあこがれの対象のお山に育っていましたが、、
みんなのレコを見て、(ほっこり)行きたい気持ちが更に育ちましたよ
個々の気持ちが詰まった
素晴らしい遠征。
本当に良かったですね!
お待たせいたしました&行ってきました大山!
雪に書いた文字は自然にやってました。
こんなにイイ天気に恵まれたことに感謝し、楽しかったヤマ歩きが終わってしまうことへの惜別の情から言葉を残しました。
大山。。。登ったことがないというだけでなく、遠く離れているからこそ憧れの気持ちが強くもなりますね。
miouさん、コメントありがとうございます。
レコ、楽しみにしてくださってありがとうございます
様々な百名山に登ることを夢見ながらも、まさかこのタイミングで大山に、しかも厳冬期に訪れることになるとは思いもしませんでした。
天気と仲間に恵まれ、本当に充実した山行になりました
グレートトラバースでは残雪期に登っていて、その映像と比較してみると、まるで違う山のようでした。
雪の大山を体感できたのは本当に得難い経験です。
登りたい山があっても、なかなか実現できないものですよね。
miouさんにもいいきっかけがあるといいですね。
miouさんとは、まだ山行自体をご一緒したことがありませんので、是非近いうちに。
遠征も計画したいですね
こんにちは、wildwindです。
確かに大山、なかなか行きにくい場所ですね。
(大阪もそうですが、東京からだと夢のまた夢…。)
と思っていましたが、今回とあるきっかけがあり計画を立てたら、
とんとん拍子に実現できてしまいまして、あら不思議。
そして無事に下山でき、今はこうしてコメントをいただけ、
なんだか自分でもビックリです
LArcさんは、いつも粋なことをしてくださるんですよ、まったく。
でもこうしてまた一つ、楽しい思い出が出来上がっていくんですね。
そして今回の晴天は、miouさんのお祈りのおかげですね!
遠方からの応援、ありがとうございました!!
miouさんの大山に対する気持ちも伝わってきます。
私もいつかまた行けるかな〜
こんにちは、みなさん!
素晴らしいお天気に恵まれて、ホント素敵な山旅になりましたね
その空の青さも、雪の白さも、稜線も。
全部自分で歩いて確かめてみたくなりました。
いつか、ちゃんと装備をそろえて、それで行く事できますように。
春秋航空さん、キャンペーン続行ヨロですよ
遠征は山だけじゃないところがまた魅力。
名所めぐりも食事も楽しんできたようで、しっかりお好み焼きも食べてもらって感激♪
それにしても、おみくじの結果が一緒って、どれだけぴったりくっついて生活してるねん
それなら、当然運命は一緒だもんねぇw
ところで、出雲神社といえば大階段の神殿。
あそこに大国主命が閉じ込められていたとか。(by竜の棺)
白兎が宇宙人とかいう荒唐無稽なお話だったのを思い出しました。
そして島根といえば鷹の爪団!
よしだくぅ〜〜〜〜ん
いつもコメントありがとうございます。
muniさんが晴天を祈っていただいたおかげで、最高の大山を満喫できました。
この日は12本爪の方が圧倒的に多く、スノシュやツボ足の方も若干見受けられました。
花咲く春や新緑のシーズンもいい景色が期待できそうです。
今回は(も?)ヤマだけでなく出雲大社やお好み焼きも堪能し、予定していたイベントを全てやり遂げました。
おみくじは・・・よーく見ると二人の指と指を結ぶ赤い糸が・・・
春秋航空さんのキャンペーン、今後はどうなんでしょうね〜
でも、素敵な場所でした。大山も、出雲も。
muniさんなら、いつの間にやらさらっと自分の足で確かめに行ってそう!?
遠征。
その土地の空気を吸うことができ、本当に素敵な時間でした。
そして、由緒正しきおみくじで…。
もう二人の間には、とてもじゃないですが入れないことを悟りましたね(笑)。
それと鷹の爪団のことは、全く知りませんでしたが…。
島根だか鳥取だかのよしだくん。
お土産屋さんで、いい味出してましたよ
muniさん、コメントありがとうございます。
muniさんの祈祷のおかげで、この日は快晴で、安全に雪の大山を満喫することができました
青空の下の雪の稜線歩きは本当に気持ち良かったです。
経済活性化のため、年末年始に大散財した甲斐がありました。
弥山は360度視界が開けているので、別な季節にも訪れてみたいなぁと思いました。
今回の遠征も、山以外の要素が盛りだくさんでした
こんな機会でもないと、なかなか山陰地方に行く機会はありませんので、島根の出雲大社や宍道湖、鳥取の境港はもちろん、ほぼ素通りの広島もお好み焼きを食べて、まるっと楽しんできました。
島根の吉田君は、「日本で47番目に有名な県」「島根は鳥取の左」「世界遺産があると言っても信じてもらえない」などと、自虐全開でした(笑)
おみくじは…私にしてはさほど悩まずにすっと引いた結果なんですけどね
muniさんのコメントに乗っかっておきました(笑)
(確か、島根県の観光PRキャラクターかなんかに任命されてるんですよね、吉田君)
大山、過去に一度登っているのですが、5合目から先がホワイトアウト♪で山頂から何も見ていないというお山です。
元々そんなに晴れるエリアじゃないので仕方ないのですが。
(飛行機を使うような遠征をすると白くなる率が格段に上がるワタクシ… )
しかし、これは凄いですねー!
土曜の午前中に病院の予定(これは外せない)さえなければご一緒したかったです。
結局、引き籠もりな週末となってしまったこの土日。
またヨダレを垂らしながらレコを見る展開でした
ヨダレ垂らさないでください!ジョーさん!
今年の晴れチケットを全部、さらに今年の運を全て使ってしまったようで、出来過ぎの天候でした。
偶然、恵まれたコンディションで中国地方一の高峰を踏破できたことに感謝であります。
ジョーさんも一緒だったらもっと良かったんですけどね。
吉田君はそこかしこでPR活動にいそしんでいました。
島根出身なんですね。
joeさんだけに限らず、確かに大山はほとんど晴れない山だと、
山頂で出会った方も言っていました。なんだかすいまそん
(いや、無理やりでもjoeさんをスカイマークに送り込めばよかったかな!?)
というわけで、先日の荒島に続き、大遠征をしてしまった気分です。
白川郷に続いて、出雲大社の観光。経験値が増えました。
またjoeさんともご一緒できる日を、楽しみにしています。
ちなみに吉田くん、切なく笑えます。
島根は鳥取の左側です。(by吉田)
joeさん、コメントありがとうございます。
なかなか晴れない山陰で、まさかこんな快晴に恵まれるとは思いませんでした
樹林帯を抜けると、稜線はもちろんのこと、海まですっきり見渡すことができました。
あまりに天気が良すぎて、今年の晴れチケットを大量消費してしまったのではないかと
いや、きっと昨年使い切れなかったチケットを使ったのだと考えることにしました
今回はご一緒できませんでしたが、また皆さんとヨダレが垂れるような遠征をしてみたいです
吉田君のクッキーを職場へのお土産に買ったのですが、その自虐ぶりがなかなか好評でした。
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