苗場山の湿原で天空散歩
- GPS
- 06:47
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 841m
- 下り
- 843m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4合目の水場は水量豊富。 9合目の木道の先がぬかるみがひどい。 |
その他周辺情報 | 小赤沢温泉楽養館、600円でシャンプーやボディーソープ、ドライヤーあり。 |
写真
感想
昨年から行きたいと思っていた山のひとつ、苗場山へ家族に車を出してもらえることに。関越道走行中、沼田あたりで雷雨となって速度を落とすことになり、登山口に着いたのは夜11時半。車中泊組は4-5台程度。
登りの時間に陽が当たらない、小赤沢温泉がよさそうという同行者の意見から、小赤沢コースを選択。早朝ということもあり、目論見通り涼しい登りで快適だった。ただ、登りも下りも蜂がブーンという羽音とともに、定期的に体にまとわりついてくるのが少々怖かった。
登りはじめはゆるやかで、岩場や鎖場が出てきて傾斜が出てくるのは6-8合目の間。
8合目を過ぎて登り切ると、目の前に湿原が急に広がり一気にテンションが上がる。花の時期は過ぎてるものの、キンコウカが美しかった。前方へ伸びていく木道と、青空を写した池塘、湿原の緑、周りの山々がとても絵になる。会津駒ヶ岳から中門岳の稜線を思い出した。頂上付近の台地は視界いっぱいに広がって、思った以上に広くて散策は飽きないし、天気もまずまず良くてテーブルマウンテンを存分に楽しんだ。
トラブルが一つ。下山時に倒木をまたぐ際にバランスを崩して、斜面を転げ落ちてしまった。幸い一回転しただけで落下は止まり、同行者に引き上げてもらえた。藪がクッションとなり、無傷だったのが幸いだ。もし切れ落ちた斜面だったら、と思うとゾッとする。登山中に転げ落ちたのは初めてでやや気が落ち込み、そのあとは下るのが怖くなった。
十分に気をつけていても事故は起きる。登山は常に危険と隣り合わせであることを、身をもって体感した。
小赤沢温泉はぬるめでゆっくりと浸かっていられるし、鉄の良い香りが気に入った。その後は越後湯沢に立ち寄り、和食でお米を味わって帰宅。アクセスは悪い場所ではあるが、行く価値が大いにある独特で魅力的な山だった。車中泊のおかげで、下山後にプチ観光が出来たこともありがたく、トラブルもあったけれど良き夏の一日に。湯沢へ移動中にも激しい夕立に見舞われ、夏らしさを感じた。
コメント
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すばらしい景色が見られて最高でしたね〜!
転倒については自分も不思議なもので危ないところは大丈夫なのに、なんでもないところで転んでケガをするというのがよくあります😅
苗場山は去年?行ったと思いますが湿原はガスまみれであまりいい思いはしませんでしたね。羨ましい限りです。
コメントをありがとうございます。
転倒はホント気をつけていても避けるのは難しいですよね。
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