記録ID: 579490
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
日光白根山(湯元ルート、再びノートレース!)
2015年01月24日(土) [日帰り]
栃木県
群馬県
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:05
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,522m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:03
距離 15.3km
登り 1,522m
下り 1,523m
天候 | 快晴、遠望良く富士山も綺麗に見えました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆スキー場〜外山鞍部 スキー場内は雪上車が走っているので圧雪状態で歩きやすいです。リフトトップからトレースほとんどなく直ぐにスノーシューを装着。ツボ足の先行者が1名いたのですが直ぐに追いつき先頭交代。その先は最後までノートレース。外山鞍部までの登りは急坂ですが何とかスノーシューで登り切りました。 ◆外山鞍部〜前白根山 外山鞍部に出ると直ぐに富士山が見えました。稜線は雪深いのでスノーシューのままで夏道とは少し違うけど直登していきます。振り返ると中禅寺湖と表日光連山の絶景が見えてテンションアップ!。前白根山手前で目的の奥白根がドーンと登場。存在感タップリです。ここから風が強く岩が露出しているのでツボ足に変更。 ◆前白根山〜五色沼避難小屋 前白根山から先は風が強く岩が露出しています。アイゼン出すの面倒なのでそのまま下ったのだけどアイゼンあるほうが安心。避難小屋分岐までは風が強くクラストしているのでそのままツボ足で。避難小屋分岐から先のトラバース下りは雪深く樹木の赤布も少ないのでルート探すのが大変でした。ツボ足のまま進んだけどヒザ上のラッセルを強いられました。 ◆避難小屋〜奥白根山 昨年の経験でこの先も雪深いのが分かっていたので再びスノーシューを装着。森林限界までスノーシューで進みました。スノーシューでもかなり潜り体力を奪われます。やはり今年は雪が多い。五色沼が綺麗に見え始める森林限界でアイゼンに交換。その先はクラスト斜面を直登するのですが既にバテバテ。四つん這いになりながらも徐々に見えてくる中禅寺湖の絶景に励まされながらなんとか登り切りました。 この日の山頂は一番乗り。しばらくは絶景の山頂を独り占めでしたが直ぐに1名が追いついてきました(最初に抜いた人とは違うベテランの方でした)。避難小屋までの下りでさらに3名とすれ違い。ここまでが日帰りかな?避難小屋から先は泊まり荷物を担いだ人達が3グループ。全部で10名ちょっとの入山者でした。丸沼からの登山者は時間の関係なのか見かけませんでした。(後日に他のレコで見ると、この日は積雪が多くて丸沼からはたどり着かなったそうです) ◆山頂〜下山 帰りはルートが出来ていたのでスキー場リフトトップまでアイゼンのまま下りました。ピッケルは奥白根の登り下りのみ使用。帰りは疲労困憊でバテバテ状態、そんな時は危ないので特に外山鞍部からスキー場までの下りは慎重にゆっくり下りました。 ◆GPSデータ 登りのほうが距離が長いです。おそらくジグザグに登るのに対して下りは真っ直ぐ下るからかな。でもGPSってそこまで精度ないよね?少なくても昨年は登りの時に道を探すのにウロウロしたからと思っていたけど今年も同じなので違うようです。 |
その他周辺情報 | ◆下山後の温泉 毎度お世話になっているやしおの湯へ。寝不足もあって体力の限界だったので大広間で仮眠させて頂きました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
スノーシューが大活躍
|
---|
感想
この週末は天気もよく風も強くない。日曜日は用事があり遠征できないので日光白根山へ。足が遅いので夜明け前スタート。でも早すぎるとトレース無いかもしれない。と思いながら進むと先行者1名を抜いた先はやはりノートレース。しかも今年は雪が多い。外山鞍部までの登りからスノーシューを投入。道具に助けられながら一歩一歩雪を踏みしめて進みました。避難小屋から森林限界までも雪が深く時間と体力を要します。疲労困憊しながらなんとか山頂に立つことができました。天気予報どおりに山頂では遠望良く絶景が見渡せたし、自分でトレース作って登り詰めた達成感もタップリだったし、楽しかったです。でも体力的には限界ですね。今度はトレース残る日曜日に入山しようかな。
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この記録に関連する登山ルート
ハイキング
日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山周回(湯元〜外山鞍部〜前白根山〜避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池〜五色沼〜五色山〜国境平〜湯元)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
24日(土)は天気も良さそうでしたので、きっと『山』行ってるのだろうなぁと勝手ながら思っていました(笑)
それにしても昨年に続いてこのロングルートを、トップでトレースつけながらの登頂は達成感ハンパじゃないでしょうね!山頂でのご褒美絶景が疲れも吹きとばしてしまいそう!
スノーシューが大活躍とのことですが、先日の山行でツボ足の限界を感じスノーシューとワカンで迷っています(汗)浮力は圧倒的にスノーシューのがありそうですし、軽さ・値段・アイゼンとの併用でワカンにも長所が。
レコ拝見させて頂き、雪山にもっと登りたい気持ちが強まったのと、また山道具の物欲がハンパじゃないです(汗)
この日は冬の白根山には珍しく完璧な天気でした。山頂からの展望もよく、こんな日に登れてよかったです。でも体力的にはこれが限界です。無理せず遅くスタートして人様のトレースを追ったほうが良いのだけど出発が遅いのは不安なのです。
ワカンとスノーシューは悩ましいところですね。登山するならワカンでしょうが、スノーシューは深雪を切り開いていく感覚が楽しいです。登山用は多機能で(今回もそうですが)結構な急登でも使えました。重たい体重には25インチの浮力も素晴らしい。でもかなりの重さと大きさですね(値段も)。担ぐ時間が多いのか履いている時間が多いのかは山行スタイルで異なるので、思う存分悩んで下さいね。
というか、あの急登斜面ですれ違ったときにお声を掛けていただいた者です。私もヘロヘロ状態で登ってました(写真45に写っている登ってくる3人の一番後ろ)
スノーシューはn7548kwさんだったのですね。もう一人のツボ足の方のトレースと合わせて、本当に助かりました。スノーシューの踏み跡をたどっても結構沈みましたが、なければ頂上まで行き着かなかったと思います。御礼申し上げます
それにしても素晴らしい天気でしたね。燧ケ岳以外の尾瀬方面、谷川方面、那須方面は少し雲がかかっていましたが、お声を掛けていただいたとおりの素晴らしい眺望に感激しました
湯元からのこのルート、私も大好きです。昨年は奥白根の急登を登りきったところで撤退しましたので、頂上を極めた今年は格別でした。本当にトレースありがとうございました
冬の日光は男体山までは晴れることが多いのだけど、白根山までスカッと快晴なのは珍しいです。そんな日に登れてお互い良かったですね。レコにも書いたけど、何回も登った山だけど、やっとたどり着いた山頂での達成感は格別でした。
厳冬期の白根山ですが、自分が初めて湯元から登った時は雪が深くて外山鞍部までもたどり着けずに撤退したことがあります。その時にスノーシューで軽快に進んでいく人を見かけたのです。やはり雪上での浮力は大きいですよねぇ。今回は先頭でトレースつけることになりましたが、道具に助けられたかなと思っています。
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