諭鶴羽山と灘黒岩水仙郷（諭鶴羽古道〜近畿自然歩道を周回）

2015年01月25日(日) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 11.2km
• 登り: 804m
• 下り: 816m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:44
• 休憩: 1:41
• 合計: 5:25

距離 11.2km 登り 818m 下り 819m

8:32 スタート地点
9:30 10:00 諭鶴羽神社
10:19 10:30 諭鶴羽山
12:30 13:30 灘黒岩水仙郷
13:57 ゴール地点

万歩計では18000歩程度

天候

晴れ時々曇り
山頂で風1m/s程度（ほぼ無風）、気温は山頂で5度程度
登山道、山頂ともに積雪無し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■ルート：
淡路鳴門自動車道西淡三原ICを降り南へ進み、
県道76号線で灘黒岩へ
■駐車場：
県道から少し入った灘黒岩の小学校跡地の臨時駐車場(15台程度駐車可)に駐車

コース状況／危険箇所等

全体的によく整備されており道迷いの心配はなさそうです。但し、今回私が帰りに使ったルートは、近畿自然歩道から外れたルートも使っていますので、GPSログを使用される方は注意してください。
このところ大きな天気の崩れもなかったので、ルートに積雪は全くありませんでした。

■灘黒岩登山口(諭鶴羽古道経由)〜諭鶴羽山山頂
古い参道になっており、お地蔵様が1丁ごとに置かれています。登山道ははっきりとしているので迷う心配は無いと思います。
直登するようなコースになっていますので、結構斜度があるところを登っていきます。鎖場やロープを使うようなところはありません。
■諭鶴羽山山頂〜灘黒岩登山口(近畿自然歩道経由)
自動車も通れるコンクリートで舗装されたルートです。ルートの山側では国土地理院の地図には無い、いくつかショートカット出来る登山道もありました。ルートの下のほうでは、国土地理院の地図には点線で記されていますが、古い民家の跡だったり古い畑だったりで実際には行けないルートもありました。詳しくはレコを参照。

その他周辺情報

■コース紹介
南あわじ市「諭鶴羽山/諭鶴羽古道」
http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shoukou/yuzuruha.html

■すいせん
南あわじ市「灘黒岩水仙郷」
http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/site/suisenkyou/
※昼食は鯛めんを頂きました

■温泉
ゆーぷる
http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/kenkou/yupuru.html
大人600円
ウンテイやすべり台がありアスレチックみたいな露天風呂にビックリ
※サウナ、水風呂、ジェット風呂あり

写真

1/25 7:23

親子杉を見つめる狛犬のこまさんズラ~。

1/25 8:20

灘黒岩にあった小学校の跡地が臨時駐車場になっていますので、ここに車を停めて出発です。この駐車場は1番乗りでした。

1/25 8:21

駐車場を出てすぐに諭鶴羽古道があります。朝日を浴びる諭鶴羽山が見えました。

1/25 8:41

まずは舗装路を登って、あの電柱から左に折れて、登山道に入ります。

1/25 8:42

登山道入口にある行場の滝。落差はそれほどありません。

1/25 8:42

電柱脇から登山道が始まっています。

1/25 8:47

鹿用のゲートがあります。最初はこんな感じで、コンクリートの急坂を登って行きます。コンクリートは少し進むとなくなり、普通の登山道になります。

1/25 8:52

坊さま角。
ここで、お寺の坊さんが休憩をしてたと。

1/25 8:54

11丁のお地蔵様。
この諭鶴羽古道には全部で18丁あるらしく、1丁進むごとにお地蔵様が迎えてくれます。

1/25 9:06

ガサガサ聞こえたと思ったら、親子の鹿さんでした。キーキーってこちらを見て言ってます。淡路島も鹿の被害が多いらしくハンター達が鹿を狙ってます。

1/25 9:12

菊か店跡。
むかし、お菊さんが茶店を出していたと。
所々に石積みがあり、参道の跡だったことが判ります。

1/25 9:14

芝折り地蔵（5丁）
むかし行き来した人が、ここの地蔵様に芝を手向けて手をあわせたと。合掌。

1/25 9:26

2丁の地蔵さん。
もうすぐ神社かな。

1/25 9:29

薬師堂跡。
500年前にはお堂があったと。

1/25 9:35

諭鶴羽神社に到着〜。

1/25 9:37

諭鶴羽山は、関西100名山、ふるさと兵庫50山になっています。ちなみにここは山頂ではありません。

1/25 9:38

隣には立派なトイレがあります。

1/25 9:38

高度処理装置付きのリサイクルトイレ。お金かかってます。大事に使いましょう。

1/25 9:46

親子杉を見つめる狛犬のこまさんズラ~。

1/25 9:46

2/11にトレランがあるそうです。完走すると福男・福女に認定されるとのこと。歩いてもいいんかな？

1/25 9:48

ゆずりはの木。この山の名前の由来となった木でしょうか。

1/25 9:49

ゆずりはの葉っぱをアップで。

1/25 9:50

諭鶴羽神社の奥社です。ここで参拝。パチパチ、合掌。。

1/25 9:50

ゆずりは山荘。休憩所です。今回は休憩せずに先に進みました。

1/25 9:51

ゆずりは山荘の隣にある「天の浮橋遥拝所」。薄くもやがかかっているので、それほど遠くまでは見えませんでした。

1/25 9:52

近くの島、沼島（ぬしま）が見えます。靄がかかっていてぼんやり。

1/25 9:56

少し進むと山ぼうしの広場。
芝も刈られていて、すごくきれいにメンテナンスされています。戦没慰霊者が祀られています。

1/25 9:57

世界人類が平和でありますように。近くに、我故郷の長崎市の故本島市長からのメッセージが飾られていました。

1/25 10:05

近畿自然歩道方面への分岐。
山頂は左方面。帰りは右方向にいくつもり。

1/25 10:07

灘黒岩登山口から見えていたアンテナその1。

1/25 10:10

こちらは相当大きいアンテナその2。

1/25 10:15

山頂に到着〜。1等三角点もすぐそばにありました〜。

1/25 10:17

南西方向をみると、鳴門海峡その向こうに四国が見えます。しばらく、山頂の景色を楽しみました〜。

1/25 10:26

山頂にある東屋です。わんこと数人が休憩されてました。さてと、下りましょかね。

1/25 10:32

先ほどの近畿自然歩道方面への分岐点まで戻りました。
これを左におれます。

1/25 10:35

あまり使われないのか、結構荒れています。

1/25 10:35

近畿自然歩道へ出てきました。ここから舗装路を下っていきます。

1/25 10:40

おっ、ミニパトが。おまわりさんご苦労様です。

1/25 10:41

沼島（ぬしま）の説明。
自然豊かな島のようです。朝、県道76号線を走って来るとき沼島への渡し舟がある港がありました。

1/25 10:44

動物捕獲用のオリです。誰も捕まってません。
人が入らないように注意書きがあります。

1/25 10:47

近畿自然歩道は、ここから右に下るのですが、すこし先に景色が良さそうな小高い丘があるのでちょっと上って見ます。

1/25 10:48

イノブタさんも大変ですね。

1/25 10:54

小高い丘からの眺めその1。諭鶴羽山を望みます。

1/25 10:55

小高い丘からの眺めその1。沼島（ぬしま）を望みます。丘から降りて、近畿自然歩道に戻ります。

1/25 11:07

下っていると、またオリが。ここも捕まってませんね。

1/25 11:11

近畿自然歩道は舗装路をショートカットできる登山道もあります。

1/25 11:16

中央構造線。フムフム。航空写真等の地図で見ると明らかにこのあたりにクッキリと線がありますもんね。

1/25 11:17

一旦舗装路に出て、また右側にショートカットできる登山道があります。

1/25 11:22

出口にみかんの収穫用のリフトがありました。ここから、また、舗装路に出ます。

1/25 11:24

かなり古いトヨタカローラの残骸。調べてみると1979年頃の4台目カローラセダン。カローラセダンとしては最後のFR車で車両重量は835kgで80PS。

1/25 11:25

今の車と比べると半分位の重量なので、非力ですが軽いので良く走ったでしょう。確か私が小さい頃に、カローラを乗り継いでいた親父も乗っていた型だと。

1/25 11:25

ホオジロでしょうか。せわしく飛び回って、木をつついています。飛び回るので追いかけて写真撮るのが大変でした。。

1/25 11:37

また、オリが。捕まってません。鹿被害だいぶ困られている感じです。

1/25 11:39

ゲートまで降りてきました。

1/25 11:40

灘黒岩の水仙。
伊豆半島「爪木崎の水仙（静岡県）」、淡路島「灘黒岩水仙郷（兵庫県）」、日本海側「越前海岸の水仙（福井県）」が日本3大自生地だとか。

1/25 11:42

ここから、国土地理院の地形図に破線があるので、舗装路から外れて下ってみます。

1/25 11:50

あれあれ、ぜんぜん昔の民家っぽい跡、とても急で踏み跡もないところを通ってこんなところに出ました。

1/25 11:58

さらに民家があるところまで下って、このあたりから直接、灘黒岩水仙郷へ下りる破線があったので、行こうとしましたが近所のかたに聞くと今は降りれないとのことで、あとで水仙郷側から確認しましたが、現在は水仙郷側で有料道にしていることもあって、道は通じていませんでした。

1/25 12:03

しょうがないので、舗装路を下りながら何とかショートカット出来そうな道がないかを物色します。

1/25 12:15

また地図上に破線で描かれていた、畑の道を下れそうなので、駄目もとで下ります。

1/25 12:16

なんと、今日は天気がいいので水仙郷の駐車場が満車らしく渋滞してます。

1/25 12:17

ななな、なんと、水仙郷のなかも人でいっぱい。この様子を見て、一瞬、帰ろうかとも思いましたが、折角ここまで来たので、渋滞覚悟で水仙郷に入ることにしました。

1/25 12:22

このあと、畑の道は崩壊していて、急な斜面の人の畑の中を通って、なんとか集荷場らしきところに出ました。
通らなければ良かった。。

1/25 12:23

すぐに県道に出ると、車が渋滞中。渋滞整理中の係員の方に聞くと、天気がいいので今日はとっても多いとのこと。

1/25 12:28

水仙郷に着きました〜。500円払って観光の方々と一緒に水仙見学しま〜す。

1/25 12:32

急な斜面をジグザグと。山登りですね。みんな「シンドイ〜。」、「まだ〜。」って。

1/25 12:32

水仙郷のゆるきゃら。

1/25 12:37

登ってきました。満車になった駐車場が下に見えています。斜面には水仙がびっしり。こちらの斜面は日が当たりにくいのか開花が少し遅いようです。

1/25 12:38

アップで。

1/25 12:40

また、アップで。

1/25 12:44

梅も咲き始めてます。

1/25 12:47

水仙と沼島。

1/25 12:53

西側斜面は良く咲いてます。

1/25 12:57

圧巻。沢山咲き誇ってます。

1/25 12:58

そのそろ出口。出口まで渋滞してました。

1/25 12:59

200年位前から、この水仙郷ができたようです。

1/25 13:00

ゆるきゃら「すいせんなんちゃん」。今日は現れませんでした。

1/25 13:15

名物の鯛めん。750円。にゅう麺の中に焼いた鯛の切り身が入ってます。麺好きにはたまらん。

1/25 13:26

帰りに大江のりを2つも買って帰りました。これ、すごくパリパリしてとてもおいしいんです。一度ご賞味あれ、お奨めです。

1/25 13:36

さて、腹ごしらえして、歩いて駐車場まで戻ります。

1/25 13:46

近畿自然歩道の説明。

1/25 13:50

パラグライダーが気持ち良さそうです。

1/25 13:50

駐車場に戻りました。お疲れ様〜。ここもほぼ満車になってました。
水仙郷までは、ここからシャトルバスが出ています。
この時期水仙郷に行かれるのであれば、ここに車を置いてシャトルバスで行ったほうが渋滞もなく早く着きますよ。

1/25 15:05

おまけその1
日帰り温泉施設の「ゆーぷる」。露天風呂の中にすべり台やらウンテイやらがあり楽しませてもらいました〜。
子供に人気ありそうですが、たまたま子供はいませんでした。

1/25 15:21

おまけその2
帰りに西淡三原ICあたりからみた、諭鶴羽山。
写真中央にアンテナが見えていますが、山頂はその少し左側です。

撮影機器：

Canon PowerShot SX230 HS Canon

ISW11SC SAMSUNG

装備

個人装備

ドライレイヤー上下 長袖のドライ服(行動着) フリースシャツ(昼食時のみ) 冬用長ズボン 登山用靴下 ハイカット登山靴 ツバ広帽子 アウター上(行動着) ダウン(着用せず) LEDヘッドランプ テーピングテープ・絆創膏等 日帰り用ザック 水600mlx1 アミノバイタル(顆粒)x1 鯛めんとホットコーヒー(灘黒岩水仙郷で調達) チェーンアイゼン(使用せず)

感想

ganmar88

2年ぐらい前から、冬の水仙が咲くこの時期に淡路島の最高峰（近畿百名山、ふるさと兵庫50山）の諭鶴羽山に行くことを計画していましたが、この時期には氷瀑や雪山の誘惑もあってなかなか行けない年が続きましたが、今年ようやく実行できました。
諭鶴羽山は山頂付近では曇ってましたが、とても静かで眺望も良く、途中野生の鹿にも出会えました。対して、灘黒岩水仙郷は水仙の日本3大自生地で見頃を迎えたということで、とても人気が高く観光客に混じって、水仙を見学しました。
咲きほこった水仙が素晴らしく、ぱしゃぱしゃ、シャッター押しまくり。名物の鯛めん（にゅうめんに焼いた鯛の切り身が入ったもの）も旨かった〜。

コメント

マサイケ

春の風景のよう
淡路島の諭鶴羽山は高取山や丹上山からもよく見えて気になっていた山です。
一足早い春気分を味あわせて頂きました。やっぱり観光客が多いスポットなんですね。冬に咲く水仙もいいものですね。
霧氷の峰と緯度が変わらないのに季節感が全く違う場所が近くにあって近畿はいいですね。

ganmar88

Re: 春の風景のよう
masaike55さん、コメントありがとうございます 。
私も西神戸側から淡路を良く見ていて気になっていたんですが、ようやく行けました〜 。
灘黒岩水仙郷 は花も人もいっぱいでしたが、諭鶴羽山は登る人も少なく静かでいい山でした 。西側の諭鶴羽ダム側も登れるようなので、次回いくときにはこちらからアプローチしようかと思ってます。