皇海山
- GPS
- 13:31
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,368m
- 下り
- 2,368m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 13:26
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
「先入観は行動範囲を制限する」
以前にお話したボクのモットーです。
皇海山は「庚申山荘を拠点に宿泊を伴う登山計画でないと、踏破できない」ということが一般論でした。
しかし、ユーザー様の記録を拝見すると普通に日帰り踏破している!
中には9時間くらいとか「疲労中枢どうなってんの?」とツッコミ入れたくなるような御仁もおられます。
そんな一般論による先入観をブチ壊すためにチャレンジしてきました、皇海山クラシックルート日帰りチャレンジ!
以前に「やらない」宣言しましたが、しちゃった💕
「二度と登りたくない百名山No.1」の呼び声高い皇海山ですが。
実は今回で4回目です。
ツキノワグマに追い回されたり、山荘で威嚇されたりとトラウマだらけの山ですが。
ボクは皇海山はツラいと思うけど、嫌いじゃないぜ!
仕事を早く切り上げ、皇海山クラシックルート挑戦のため午後5時から睡眠をとっている矢先。
「明日から、お盆休みでしょ? 今晩どう?」
コミュ障丸出しなボクにお誘い嬉しいのだけど。
よりによって、山の日とは!
丁重にお断りし、午後8時に叩き起こされ、それ以来、眠ることも出来ず。
約3時間睡眠で挑戦することに。
はい、絶不調です。
皇海山の登山口は車道と砂利道を約一時間歩くのですが。
ゲート入り口に野生鹿ちゃんがいてビックリ!
暗いから怖いわ!
そして砂利道と平行して蛇行する沢の方を見るとフワフワと浮かぶナゾの発光体。
当時は「見ちゃイケないモノ見ちゃった?」と思いましたが、山荘管理人から聞くと沢釣り人のヘッドライトらしい。
ツキノワグマとバッティングしないか?
ヤツらはお魚大好きで夜行性ですよ?
そんな思いを馳せながら日の出を迎え、庚申山荘にたどり着く。
水分とピーナツを一握り噛み砕いて庚申山に向かう。
睡眠不足と空腹でフラフラです。
覚束ない足元でかろうじて滑落せず、庚申山で朝ごはんを食べる。
皇海山に向かう御岳山や薬師岳は雑木林で眺望なし。
鋸山は北グンマーや尾瀬、新潟の山々が見えて、ほとんど唯一の眺望です。
なのに、今回の山旅で一枚も写真を撮りませんでした。
鋸山は直下の危険な岩場が多数。
でも、かつてここを登ったときはヒョイヒョイと難なくクリアーしたのですが。
今回は恐怖を覚えました。
はい、登山スキル、ナマクラになっています。
山頂で知り合ったお二人さんと下山道を相談して野良パーティーを組んで下山することに。
はい、六林班峠の山道は単調で代わり映えのない風景なので迷ったような錯覚を覚えます。
心が折れるので複数人で下山することをお勧めします。
怪我なく下山できましたが。
もう足が動かないくらいのダメージ。
身体中に汗疹の数々。
行きつけの温泉施設に立ちよったのですが。
本日、休業で温泉難民に!
登るたびに「皇海山はもうこない」と決心するのですが。
また来ちゃうんだろうなぁ。
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