岐阜/真夏の金華山と御来光
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- GPS
- 04:39
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 477m
- 下り
- 471m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://ultra-land.com/kinkazan-free-parking-lot/ 24時間入庫可能な、長良川河川敷にある駐車場です。 増水時は閉鎖されることがあります。 Google Map https://goo.gl/maps/dr38Mp5NJfcEchPF8 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【岐阜公園〜金華山(瞑想の小径コース)】 よく整備されたハイキングコースで、前半は比較的歩きやすい平坦な道が続きますが、ゴツゴツと尖った岩の上を歩く箇所や木の根が張り出した箇所も多く、気を使います。後半は傾斜がきつい箇所もあります。 【金華山の山頂周辺】 Webで検索しても夏季の日の出スポットについて言及されている山行記録やブログが見つからなかったので、ここに記しておきます。 「金華山無線電話中継局」の建物の裏側や「岐阜城資料館」の脇から日の出が見られます。 山頂でお話した方の話では、冬期は太陽の昇る方角がもっと南に移動するため、これらの場所からは初日の出は見られず、岐阜城とロープウェイ乗り場の間の木々の間から拝むことになるそうです。 山頂にはトイレやジュースの自販機があります。夜間でも利用可能です。 ジュース類は観光地価格で、例えばポカリスエット、おーいお茶、エビアンのミネラルウォーター500mlが250円でした。今後更に値段が上がりそう。 【金華山〜西山〜日野西の町】 踏み跡が明瞭なコースです。 金華山から鼻高乗腰までは「鼻高ハイキングコース」、鼻高乗腰から南東への下山路は「大釜登山道」と呼ばれているようです。 https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/kankou/1013265/index.html 今回は「大釜登山道」は歩かず、鼻高乗腰から直進して西山を経て日野西へ下山する、鉄塔用の整備道を歩きました。 ヤマレコの「らくルート」では選択できるようになっており、私も特に注意すること無く計画したのですが、一般登山道ではなく、自己責任での通行となりますので、ご注意ください。YAMAPでは立入禁止区域となっています。 日野西へ下山する直前に、荒い岩肌が露出した痩せ尾根の上を歩く箇所があります。左右が崖になっているので、特に下山時には注意が必要です。 |
写真
感想
今年はお盆休みを早めにとって、妻の実家がある岐阜に滞在しています。
台風7号が接近中で天気予報が不安定ですが、早朝の天気が良い日があれば金華山に登るつもりで、ハイキングシューズなどを持参して岐阜にやって来ました。
前日の8月11日(金)は快晴で、夜に長良川の花火大会があり、子どもたちを連れてメモリアルセンターの野球場へ。迫力のある花火を鑑賞しました。帰りは街中が大渋滞で、妻の実家に戻ったのが23時。子どもたちも私もヘトヘトでしたが、子どもたちの歯を磨かせ、パッキングを済ませ、風呂にも入らずに23時30分に就寝しました。
日付が変わって午前2時、目覚ましに起こされました。2時間半しか寝ていないのでとても眠い。ナイトハイクはやめてまた寝たい気持ちを脇に追いやって支度を済ませて出発します。今日を逃したら岐阜滞在中に晴天の朝は無いかもしれないので、この機会を逃すわけにはいかないのです。
少し前まで騒がしかった岐阜の街は静まり返っています。鏡岩緑地駐車場に到着してハイキングシュースを履き、ザックを背負って出発します。
岐阜公園は夜間も街灯があり、とても安全な雰囲気。少し歩けば「めい想の小径」の入り口があります。「めい想の小径」は、かれこれ10年くらい前に一度歩いたことがあります。細かい砂利道が続いていたような記憶がありましたが、実際に歩いてみると、ゴツゴツした岩や張り出した木の根がたくさんあり、意外と険しい「立派な山道」でした。
気温は26度。風はほどんど無く蒸し暑い。真っ暗な慣れない道をヘッデンを頼りに歩くので、進むべき道を探しながら歩きました。慣れた丹沢だったらナイトハイクも意外と難しくありませんが、慣れない道のナイトハイクはやはり注意が必要だ、という当たり前のことを再認識しました。
適度に水分補給をしながら歩き続けて金華山の山頂へ。私は地元丹沢の大山や三ノ塔に何度も御来光を目当てに登っていますが、今日のような「普通の日」に早朝の山頂で出会う人の数は多くても10人でしょう。ところが金華山にはたくさんの人がいらっしゃいました。30人以上いらっしゃったのではないでしょうか。
さて、目的の御来光について。御来光を拝める場所があるかどうか調査不足のまま登って来たのですが、山頂をぐるりと散策した所、無線電話中継局の裏手が夏季のベストスポットのようでした。それほど広いスペースはなく、すぐ目の前は切り立った崖になっているので注意が必要でが、荷物を下ろし、美しい空のグラデーションを眺めながら日の出を待ちます。
5時15分を過ぎ、東の空の雲が黄金のように輝くと、大きな太陽が昇ってきました。美しい。こんな平和な時代がいつまでも続くと良いのですが。
御来光を楽しんだ後は、計画通り、西山コースで下山します。途中の鼻高乗越で「この先の道は整備していないから自己責任で」という内容の注意書きを読み、このまま不案内な道を歩いて西山へ進むべきか少し考えましたが、駐車場に戻って車を回収しなければならないため、計画どおりに西山へ。日野西地区の住宅地へ出る直前の岩場はちょっと怖かったですが、無事に通過できました。
住宅地に下山後は長良川沿いの道路を歩いて駐車場へ。時刻は7時を少し過ぎたところでしたが、すでにとても暑いかったです。昨日の花火大会の後始末でしょうか、駐車場ではゴミ拾いの団体さんが準備中で、頭が下がる思いがしました。
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