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Yamareco

記録ID: 5817344
全員に公開
ハイキング
東海

岐阜/真夏の金華山と御来光

2023年08月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:39
距離
8.1km
登り
477m
下り
471m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:31
休憩
1:03
合計
4:34
3:15
3:19
62
4:21
4:22
3
4:25
4:25
9
4:37
4:37
4
4:41
4:41
9
4:50
5:43
27
6:10
6:10
26
6:36
6:38
50
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岐阜公園 鏡岩緑地駐車場 (岐阜公園第三駐車場)
https://ultra-land.com/kinkazan-free-parking-lot/
24時間入庫可能な、長良川河川敷にある駐車場です。
増水時は閉鎖されることがあります。
Google Map https://goo.gl/maps/dr38Mp5NJfcEchPF8
コース状況/
危険箇所等
【岐阜公園〜金華山(瞑想の小径コース)】
よく整備されたハイキングコースで、前半は比較的歩きやすい平坦な道が続きますが、ゴツゴツと尖った岩の上を歩く箇所や木の根が張り出した箇所も多く、気を使います。後半は傾斜がきつい箇所もあります。

【金華山の山頂周辺】
Webで検索しても夏季の日の出スポットについて言及されている山行記録やブログが見つからなかったので、ここに記しておきます。
「金華山無線電話中継局」の建物の裏側や「岐阜城資料館」の脇から日の出が見られます。
山頂でお話した方の話では、冬期は太陽の昇る方角がもっと南に移動するため、これらの場所からは初日の出は見られず、岐阜城とロープウェイ乗り場の間の木々の間から拝むことになるそうです。
山頂にはトイレやジュースの自販機があります。夜間でも利用可能です。
ジュース類は観光地価格で、例えばポカリスエット、おーいお茶、エビアンのミネラルウォーター500mlが250円でした。今後更に値段が上がりそう。

【金華山〜西山〜日野西の町】
踏み跡が明瞭なコースです。
金華山から鼻高乗腰までは「鼻高ハイキングコース」、鼻高乗腰から南東への下山路は「大釜登山道」と呼ばれているようです。
https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/kankou/1013265/index.html
今回は「大釜登山道」は歩かず、鼻高乗腰から直進して西山を経て日野西へ下山する、鉄塔用の整備道を歩きました。
ヤマレコの「らくルート」では選択できるようになっており、私も特に注意すること無く計画したのですが、一般登山道ではなく、自己責任での通行となりますので、ご注意ください。YAMAPでは立入禁止区域となっています。
日野西へ下山する直前に、荒い岩肌が露出した痩せ尾根の上を歩く箇所があります。左右が崖になっているので、特に下山時には注意が必要です。
花火大会が終わり、静寂に包まれた長良川
2023年08月12日 02:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 2:57
花火大会が終わり、静寂に包まれた長良川
今日は岐阜公園から金華山に登ります
2023年08月12日 03:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 3:07
今日は岐阜公園から金華山に登ります
ナイトハイクなので、一番危険がなさそうな「めい想の小径」コースで
2023年08月12日 03:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 3:11
ナイトハイクなので、一番危険がなさそうな「めい想の小径」コースで
道の上にはゴツゴツした岩がむき出しになっています。靴のグリップが効いて歩きやすいですが、転倒したらスパッツが破れてしまいそう。
2023年08月12日 03:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 3:14
道の上にはゴツゴツした岩がむき出しになっています。靴のグリップが効いて歩きやすいですが、転倒したらスパッツが破れてしまいそう。
北側が開けた展望地点
宝石のように光る岐阜の街が見える
2023年08月12日 03:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 3:50
北側が開けた展望地点
宝石のように光る岐阜の街が見える
デジカメの星空モードで2分間露出
ペルセウス座、ぎょしゃ座、牡牛座などの冬の星座が東に見えました。中央に写っているのは小さな星の集団は「すばる」(プレアデス星団)です。
2023年08月12日 04:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/12 4:05
デジカメの星空モードで2分間露出
ペルセウス座、ぎょしゃ座、牡牛座などの冬の星座が東に見えました。中央に写っているのは小さな星の集団は「すばる」(プレアデス星団)です。
山頂に到着し、日の出が見えそうなスポットを探します。無線電話中継所の裏手が良さそう。
2023年08月12日 04:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 4:17
山頂に到着し、日の出が見えそうなスポットを探します。無線電話中継所の裏手が良さそう。
岐阜城からロープウェイ乗り場の方へ少し歩いたところは、岐阜の街や長良川のビューポイント
2023年08月12日 04:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/12 4:25
岐阜城からロープウェイ乗り場の方へ少し歩いたところは、岐阜の街や長良川のビューポイント
山頂のぐるりと散策して無線電話中継所の裏手に戻りました
日の出を待ちます
長良川、御嶽山、空のグラデーション、美しい
2023年08月12日 04:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 4:59
山頂のぐるりと散策して無線電話中継所の裏手に戻りました
日の出を待ちます
長良川、御嶽山、空のグラデーション、美しい
日の出を待っている間、私と同じような、日の出を目当てに登ってきた方が続々とやってきます。
2023年08月12日 05:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:01
日の出を待っている間、私と同じような、日の出を目当てに登ってきた方が続々とやってきます。
いよいよです
2023年08月12日 05:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:17
いよいよです
キターッ!
2023年08月12日 05:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:18
キターッ!
山で拝む御来光はいつも素晴らしい✨
2023年08月12日 05:21撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:21
山で拝む御来光はいつも素晴らしい✨
モルゲン岐阜城
2023年08月12日 05:33撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:33
モルゲン岐阜城
岐阜城資料館の脇も日の出のビューポイント
2023年08月12日 05:36撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:36
岐阜城資料館の脇も日の出のビューポイント
下山前に岐阜城の前で記念撮影
2023年08月12日 05:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 5:42
下山前に岐阜城の前で記念撮影
下山は西山コースで
途中、北側が開けた場所があり、長良川や百々ヶ峰がよく見えました
2023年08月12日 06:03撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/12 6:03
下山は西山コースで
途中、北側が開けた場所があり、長良川や百々ヶ峰がよく見えました
鼻高乗腰に到着
正式登山道は右へ
計画していた西山への直進コースは正式な登山道ではないらしい
今更言われても…ということで、直進コースに足を踏み入れます
2023年08月12日 06:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 6:14
鼻高乗腰に到着
正式登山道は右へ
計画していた西山への直進コースは正式な登山道ではないらしい
今更言われても…ということで、直進コースに足を踏み入れます
西山の頂上付近には送電線の鉄塔があり、どうやらその整備用通路のようです。自己責任でこのまま進みます。
2023年08月12日 06:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 6:15
西山の頂上付近には送電線の鉄塔があり、どうやらその整備用通路のようです。自己責任でこのまま進みます。
踏み跡は明瞭。普通に赤の実線レベルの道です。
2023年08月12日 06:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 6:22
踏み跡は明瞭。普通に赤の実線レベルの道です。
眼の前に西山のピークが見えました
2023年08月12日 06:24撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 6:24
眼の前に西山のピークが見えました
西山の山頂に到着
手製の道標がありました
2023年08月12日 06:37撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 6:37
西山の山頂に到着
手製の道標がありました
西山の山頂から見た、金華山と岐阜城
2023年08月12日 06:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 6:35
西山の山頂から見た、金華山と岐阜城
日野西の町へ下山するすぐ手前、標高90m付近は左右が崖の、痩せた岩尾根になっていました。特に下りで使う場合は転落注意です。確かに地形図を見ると崖マークになっていますね。下調べしていなかったのでちょっとビビる。
2023年08月12日 06:50撮影 by  iPhone 12, Apple
8/12 6:50
日野西の町へ下山するすぐ手前、標高90m付近は左右が崖の、痩せた岩尾根になっていました。特に下りで使う場合は転落注意です。確かに地形図を見ると崖マークになっていますね。下調べしていなかったのでちょっとビビる。
岩の痩せ尾根を無事に通過しました。枯れた用水路の上の橋を渡り、住宅の間を抜けると一般道に出ます。後はアスファルト道を歩いて駐車場に戻るだけです。
2023年08月12日 06:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 6:59
岩の痩せ尾根を無事に通過しました。枯れた用水路の上の橋を渡り、住宅の間を抜けると一般道に出ます。後はアスファルト道を歩いて駐車場に戻るだけです。
サムネイル用

感想

今年はお盆休みを早めにとって、妻の実家がある岐阜に滞在しています。
台風7号が接近中で天気予報が不安定ですが、早朝の天気が良い日があれば金華山に登るつもりで、ハイキングシューズなどを持参して岐阜にやって来ました。

前日の8月11日(金)は快晴で、夜に長良川の花火大会があり、子どもたちを連れてメモリアルセンターの野球場へ。迫力のある花火を鑑賞しました。帰りは街中が大渋滞で、妻の実家に戻ったのが23時。子どもたちも私もヘトヘトでしたが、子どもたちの歯を磨かせ、パッキングを済ませ、風呂にも入らずに23時30分に就寝しました。

日付が変わって午前2時、目覚ましに起こされました。2時間半しか寝ていないのでとても眠い。ナイトハイクはやめてまた寝たい気持ちを脇に追いやって支度を済ませて出発します。今日を逃したら岐阜滞在中に晴天の朝は無いかもしれないので、この機会を逃すわけにはいかないのです。

少し前まで騒がしかった岐阜の街は静まり返っています。鏡岩緑地駐車場に到着してハイキングシュースを履き、ザックを背負って出発します。

岐阜公園は夜間も街灯があり、とても安全な雰囲気。少し歩けば「めい想の小径」の入り口があります。「めい想の小径」は、かれこれ10年くらい前に一度歩いたことがあります。細かい砂利道が続いていたような記憶がありましたが、実際に歩いてみると、ゴツゴツした岩や張り出した木の根がたくさんあり、意外と険しい「立派な山道」でした。

気温は26度。風はほどんど無く蒸し暑い。真っ暗な慣れない道をヘッデンを頼りに歩くので、進むべき道を探しながら歩きました。慣れた丹沢だったらナイトハイクも意外と難しくありませんが、慣れない道のナイトハイクはやはり注意が必要だ、という当たり前のことを再認識しました。

適度に水分補給をしながら歩き続けて金華山の山頂へ。私は地元丹沢の大山や三ノ塔に何度も御来光を目当てに登っていますが、今日のような「普通の日」に早朝の山頂で出会う人の数は多くても10人でしょう。ところが金華山にはたくさんの人がいらっしゃいました。30人以上いらっしゃったのではないでしょうか。

さて、目的の御来光について。御来光を拝める場所があるかどうか調査不足のまま登って来たのですが、山頂をぐるりと散策した所、無線電話中継局の裏手が夏季のベストスポットのようでした。それほど広いスペースはなく、すぐ目の前は切り立った崖になっているので注意が必要でが、荷物を下ろし、美しい空のグラデーションを眺めながら日の出を待ちます。

5時15分を過ぎ、東の空の雲が黄金のように輝くと、大きな太陽が昇ってきました。美しい。こんな平和な時代がいつまでも続くと良いのですが。

御来光を楽しんだ後は、計画通り、西山コースで下山します。途中の鼻高乗越で「この先の道は整備していないから自己責任で」という内容の注意書きを読み、このまま不案内な道を歩いて西山へ進むべきか少し考えましたが、駐車場に戻って車を回収しなければならないため、計画どおりに西山へ。日野西地区の住宅地へ出る直前の岩場はちょっと怖かったですが、無事に通過できました。

住宅地に下山後は長良川沿いの道路を歩いて駐車場へ。時刻は7時を少し過ぎたところでしたが、すでにとても暑いかったです。昨日の花火大会の後始末でしょうか、駐車場ではゴミ拾いの団体さんが準備中で、頭が下がる思いがしました。

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