大泉川二股尾根から登る、経ヶ岳
- GPS
- 09:51
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 1,792m
- 下り
- 1,773m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス | 全て徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ問題なく良好な状態です。大泉川の二股からの尾根に登るルートは、かなり深い笹薮と急斜面ですので、踏み跡をはずさないように。 |
その他周辺情報 | 仲仙寺から800mほどの場所にみはらしファームがあり、食事が出来、みはらしの湯で南アルプスを見ながらゆったりできます。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
経ヶ岳には、小5の時に友達と登ったことがあるのですが、当時の記憶があいまいで(写真は残っていますけど)おそらく仲仙寺から登ったと思います。なだらかな坂を走りながら降りた記憶だけが残っていて、いつかこの山に登ろうと思っていたのです。もともと大好きな空木岳をピストンしようかと思っていたのですが、電車とバスの乗り継ぎのタイミングがいまいちなのと、タクシーで林道の終点まで行くこともできないみたいなので、ゆったり花を見ながらというわけにもいかず、「そうだ、経ヶ岳があるじゃないか!」ということで方針を変更しました。
今回は伊那市の実家からすべて徒歩で行けるんじゃないかと考えて、小学校5年生の時に登った記憶をたどりながら経ヶ岳にトライしました。暑い中なので早朝からでて、涼しい沢沿いから周回できればいいかなと単純に考えたのですが、大泉所ダムから大泉川の二股の尾根を登り始めると、とても急な斜面に深い藪で心も体もボロボロ状態。こうした尾根登りには慣れているのですが、予想をはるかに超えるなかなかヘビーなルートでした。
P1558までは歩きやすい九十九折だったのが、その先はどこが尾根なのか定かでなく、ただ急な斜面があるだけ。しかも斜面は深い藪に覆われていて、この踏み跡が正しいルートなのか判然とせず、しかもひたすら長い距離。なかなかです。こんなに味わい深いルートはちょっとすごいなと思いました。仲仙寺からのピストンだとあまり変化がなくて長いので、ちょっと変化を付けたつもりなのですが、かなり厳しかったです。場合によっては途中で撤退もありかなと考えていましたが、P2045にたどり着いたときは脱力しました。
黒沢山分岐で好青年の信州大学院生に出会い、おじさんの会話に付き合ってもらって楽しく過ごしました。帰りは仲仙寺へのルートを選択したのですが、途中のお花畑がなかなか広くて花もすごくきれいですし、人に勧められる素晴らしい山です。序盤のイメージが強烈だったので小5で登った時の経ヶ岳の印象をすっかり塗り替えました。仲仙寺からのピストンや権兵衛峠からのルートで登って、退屈な山という印象を持った人には、ぜひ大泉川の二股尾根を使ってトライしてみてください。
追記:
登山口までの徒歩も長すぎたので、帰ってから久しぶりに足の裏が痛くて、干からびそうだし、これはもうビールで癒すしかありませんね。
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