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Yamareco

記録ID: 5824025
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沢登り
丹沢

葛葉川本谷から三の塔

2023年08月12日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.5km
登り
820m
下り
817m
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
原付でくずはの泉まで行き、葛葉川遡行、三の塔へ上がり、下りは二ノ塔尾根から
くずはの泉Pは10台程度で狭いので原付が安心。
コース状況/
危険箇所等
 この周辺はヒルの巣なので、気を遣いましたが、ヒル被害はなし。ただ川の中でも、水に入っていない石などには、ヒルがくっついていましたので、手をかける時はご注意ください。大きなヤマカガシにも出会ったので、蛇にもご注意を。
 最後の詰めは、水が切れた地点から、左の枯れ沢沿いに右岸の尾根にわずかなトレース残っていたので、ここにとりついて、詰めましたが、かなりの急坂で、木の根っこや枝につかまりながら、登っていく感じでした。途中から左へトラバースする踏み跡があったので、そこを辿ると三の塔尾根の登山道へ出ました。
今日のお目当て、トンボソウ
探した甲斐あって、結構たくさんの株を見ることが出来た。
2023年08月12日 15:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 15:45
今日のお目当て、トンボソウ
探した甲斐あって、結構たくさんの株を見ることが出来た。
すこし時期が遅かったけど、まだ咲き残っていてくれました。
都合10株程度みられて、新たな場所も何か所かで開拓できました。
2023年08月12日 15:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 15:56
すこし時期が遅かったけど、まだ咲き残っていてくれました。
都合10株程度みられて、新たな場所も何か所かで開拓できました。
今日一番の大株
2023年08月12日 16:27撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:27
今日一番の大株
アップにしてみるとしべの点々がトンボの目に見立ててるのでしょうかね。
2023年08月12日 16:35撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:35
アップにしてみるとしべの点々がトンボの目に見立ててるのでしょうかね。
今日は久々の沢登で葛葉川本谷に来ました。
家の中にいても、あまりに暑いので、今日は大人の水遊び!
入渓すると沢筋の冷気で、気持ちいい。
2023年08月13日 11:22撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 11:22
今日は久々の沢登で葛葉川本谷に来ました。
家の中にいても、あまりに暑いので、今日は大人の水遊び!
入渓すると沢筋の冷気で、気持ちいい。
葛葉川は小滝が連続して、ナメも多く、楽しい沢です。
2023年08月13日 11:28撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 11:28
葛葉川は小滝が連続して、ナメも多く、楽しい沢です。
前半の見せ場、横向の滝
2023年08月13日 11:58撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 11:58
前半の見せ場、横向の滝
がまちゃん
2023年08月13日 12:04撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
8/13 12:04
がまちゃん
葛葉川の最大の難関、板立の滝が見えてきた!
2023年08月13日 12:10撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 12:10
葛葉川の最大の難関、板立の滝が見えてきた!
板立の滝8m
見た目はどうってことない滝だが、基本逆相なので、細かいホールドを探しながら、バランスをとって登る見た目より難しい滝。左から中腹まで登ったが、若い頃と比べ、体力・バランス感覚ともに落ちていることを実感。このまま途中で行き詰まったら、単独でやばいので、戻れるところでUターン、直登断念。何度も登った滝だが、微妙なバランスや体を引き上げる腕力が落ちて、登れる気がしなかった。まあ年なので無理は禁物、年相応に楽しみましょう。
2023年08月13日 12:12撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 12:12
板立の滝8m
見た目はどうってことない滝だが、基本逆相なので、細かいホールドを探しながら、バランスをとって登る見た目より難しい滝。左から中腹まで登ったが、若い頃と比べ、体力・バランス感覚ともに落ちていることを実感。このまま途中で行き詰まったら、単独でやばいので、戻れるところでUターン、直登断念。何度も登った滝だが、微妙なバランスや体を引き上げる腕力が落ちて、登れる気がしなかった。まあ年なので無理は禁物、年相応に楽しみましょう。
板立の滝で昼食を摂り、ここから少し登るとすぐに、小滝が連続して、表丹沢林道をくぐり、この場所から林道を振り返った図。
林道に上がるなら、ここまで遡行してトラバースで林道へ出るのが楽です。
2023年08月13日 13:03撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 13:03
板立の滝で昼食を摂り、ここから少し登るとすぐに、小滝が連続して、表丹沢林道をくぐり、この場所から林道を振り返った図。
林道に上がるなら、ここまで遡行してトラバースで林道へ出るのが楽です。
林道の上も小滝のナメが続き、良い渓相だ。
この上で連続ドッキリに遭遇
ひとつはでっかいヤマカガシ。1.5mぐらいあったかもしれない。足元に気づかず、至近距離でいきなり動き出したので、超びっくり!日向ぼっこでもしてたのかな。
2023年08月13日 13:05撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 13:05
林道の上も小滝のナメが続き、良い渓相だ。
この上で連続ドッキリに遭遇
ひとつはでっかいヤマカガシ。1.5mぐらいあったかもしれない。足元に気づかず、至近距離でいきなり動き出したので、超びっくり!日向ぼっこでもしてたのかな。
もう一つはこのイイズカミミズ
指先ほどの太さで、40cmはあろうかと思われる、巨大ミミズでした。手と一緒に写したので、その大きさがわかるかと。
ビビッて片手で撮ったのでブレブレピンボケ写真になってしまいました。
2023年08月13日 13:21撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 13:21
もう一つはこのイイズカミミズ
指先ほどの太さで、40cmはあろうかと思われる、巨大ミミズでした。手と一緒に写したので、その大きさがわかるかと。
ビビッて片手で撮ったのでブレブレピンボケ写真になってしまいました。
最後の富士型の滝
2023年08月13日 13:24撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 13:24
最後の富士型の滝
その上部に最後のなめ
だいぶん水量細くなりました。
2023年08月13日 13:37撮影 by  FinePix Z1 , FUJIFILM
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8/13 13:37
その上部に最後のなめ
だいぶん水量細くなりました。
ここが本日の葛葉川の最初の湧水点となってました!
ここで沢靴から運動靴に履き替えました。
2023年08月12日 14:34撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 14:34
ここが本日の葛葉川の最初の湧水点となってました!
ここで沢靴から運動靴に履き替えました。
途中で咲き残りのイワタバコ2輪
2023年08月12日 11:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 11:57
途中で咲き残りのイワタバコ2輪
上部に咲いていたコキンレイカ
2023年08月12日 13:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 13:53
上部に咲いていたコキンレイカ
タマアジサイはちょうど見頃でした。
2023年08月12日 13:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 13:55
タマアジサイはちょうど見頃でした。
最後の詰めは、がれ沢右岸の尾根の急登です。
その尾根にクモキリソウ見つけました。すでに結実。
三の塔はめずらしいお花が、季節を変えていっぱい咲きます。
2023年08月12日 14:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 14:43
最後の詰めは、がれ沢右岸の尾根の急登です。
その尾根にクモキリソウ見つけました。すでに結実。
三の塔はめずらしいお花が、季節を変えていっぱい咲きます。
三の塔尾根に詰めて登山道に出ました。
イナモリソウが咲き残っていました。
2023年08月12日 14:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 14:57
三の塔尾根に詰めて登山道に出ました。
イナモリソウが咲き残っていました。
タニタデ
2023年08月12日 15:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 15:00
タニタデ
ダイコンソウ
2023年08月12日 15:20撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 15:20
ダイコンソウ
マツカゼソウはちょうど見頃を迎えていました。
この時期、一番たくさん咲いてるお花の一つですね。
2023年08月12日 15:21撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 15:21
マツカゼソウはちょうど見頃を迎えていました。
この時期、一番たくさん咲いてるお花の一つですね。
サワギク
2023年08月12日 15:24撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 15:24
サワギク
やっとのことで三の塔到着
2023年08月12日 15:29撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 15:29
やっとのことで三の塔到着
休憩所の中にカミキリムシ
2023年08月12日 15:32撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 15:32
休憩所の中にカミキリムシ
ウスユキソウ
2023年08月12日 15:49撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 15:49
ウスユキソウ
オトギリソウ
2023年08月12日 16:03撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 16:03
オトギリソウ
ヤハズハハコ
2023年08月12日 16:04撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 16:04
ヤハズハハコ
ウツボグサ
2023年08月12日 16:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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ウツボグサ
シラヤマギク
2023年08月12日 16:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:12
シラヤマギク
ウメバチソウ
まだ蕾でした。
2023年08月12日 16:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:18
ウメバチソウ
まだ蕾でした。
予備軍がいっぱい!例年よりあきらかに多いです。
今年は大豊作かも???
9月に期待。
2023年08月12日 16:19撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:19
予備軍がいっぱい!例年よりあきらかに多いです。
今年は大豊作かも???
9月に期待。
ヤハズハハコ
咲き出しました。
2023年08月12日 16:19撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 16:19
ヤハズハハコ
咲き出しました。
アカソ
2023年08月12日 16:33撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:33
アカソ
三の塔山頂から幾重にも重なる山並み
2023年08月12日 16:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:40
三の塔山頂から幾重にも重なる山並み
コウリンカ
このお花もいつもよりいっぱい見られた。
2023年08月12日 16:49撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 16:49
コウリンカ
このお花もいつもよりいっぱい見られた。
コバノギボウシ
2023年08月12日 16:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 16:53
コバノギボウシ
ミヤマクルマバナ
2023年08月12日 17:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 17:08
ミヤマクルマバナ
ナンテンハギ
2023年08月12日 17:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 17:11
ナンテンハギ
アキノタムラソウ
2023年08月12日 17:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 17:12
アキノタムラソウ
何て花だろう???
2023年08月12日 17:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 17:16
何て花だろう???
いっぱい咲いてたけど、名前がわからない!
2023年08月12日 17:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 17:18
いっぱい咲いてたけど、名前がわからない!
タマアジサイ
2023年08月12日 17:48撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/12 17:48
タマアジサイ
くずはの泉のトイレと駐車場へ無事戻って着ました。
お土産はくずはの泉の天然水!
2023年08月12日 18:19撮影 by  X30, FUJIFILM
8/12 18:19
くずはの泉のトイレと駐車場へ無事戻って着ました。
お土産はくずはの泉の天然水!

感想

 あまりに暑くて、葛葉川に避暑を思いつき、天気予報調べると、今日は夕立もなく、お天気は大丈夫そう。10時頃支度を初めて、11時過ぎにくずはの泉から入渓。葛葉川本谷は思った通り、別天地でした。涼しくて快適です。久しぶりの沢登の感触を嚙み締めつつ快適に登ります。
 ほぼ水線に沿って、直登してきますが、本谷最難関の板立の滝では、体力の衰えを認めざるを得ませんでした。若い頃は難なく超えられたこの棚も、取りついてみると、思うように体が動かないし、バランス感覚もうまいこと取れない、自分の体重支える腕力の衰えを目の当たりにして、あっさり直登諦めました。ここは左側の壁が、逆相になっており、ホールドも細かく、乗り越えるにはバランスも必要です。今日は単独で何かあったら、迷惑かけてしまうので、巻き道を選択。お腹すいたので、棚の上部で、いろいろ自分の登山の仕方など考えながら、昼食摂りました。残念だけど、登山は無理は禁物ですね。
 その後は快適に沢を詰めて、富士形の滝を越すと、水量も細くなって、湧水点を確認して、ここを終了点としました。詰めは左の枯れ沢の右岸に踏み跡があってマジ急な尾根でしたが、根っこや枝につかまりながら、三の塔尾根に上がり、最後はトラバース気味の踏み跡を辿って登山道にでました。
 この上は三の塔まで地味に長くて、蒸し暑くて参りました。沢筋と違って、尾根はやっぱり暑い。そのうち頭痛も伴い、発汗が激しく、ちょっと熱中症気味となったので、三の塔休憩所で大休止をとり、おにぎりとポカリを十分補給、少し回復したので、すこしだけお花探しをしながら下りました。目的のお花はトンボソウです。この界隈、けっこうトンボソウは見かけた記憶があり、あらためて探してみたかった領域です。その甲斐あって、10株ほど見つけることが出来て、沢登とお花を両方満喫できた1日でした。今度はジョウロウさんの季節ですかね。
 

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ハイキング 丹沢 [日帰り]
表丹沢 シンナシ沢最上部
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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