硫黄岳・根石岳・天狗岳（夏沢鉱泉入口から）

2015年01月31日(土) ~ 2015年02月01日(日)

• GPS: 28:30
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,681m
• 下り: 1,680m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:38

距離 7.6km 登り 795m 下り 32m

12:23 夏沢鉱泉入口
14:41 桜平
15:30 15:48 夏沢鉱泉
17:01 オーレン小屋

2日目

• 山行: 8:47
• 休憩: 1:03
• 合計: 9:50

距離 15.7km 登り 867m 下り 1,648m

7:04 オーレン小屋
7:32 夏沢峠
8:43 8:54 硫黄岳
9:25 夏沢峠
10:51 箕冠山
11:13 根石岳
12:03 12:09 東天狗岳
12:35 根石岳
12:58 箕冠山
13:35 14:07 オーレン小屋
14:40 14:54 夏沢鉱泉
15:18 桜平
16:54 夏沢鉱泉入口

天候

1月31日：曇時々雪
2月1日：晴れ時々曇（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢鉱泉・夏沢鉱泉入口手前の駐車スペースに駐車。

コース状況／危険箇所等

【夏沢鉱泉入り口〜夏沢鉱泉】
6kmの長い林道歩き。林道は夏沢鉱泉の雪上車が通行するため圧雪されていて歩きやすい。雪上車が通る際、道幅の狭いところでは道路脇に寄って道を譲らなくてはならない。道路脇は雪が深いところがあるので踏み抜きに注意。
【夏沢鉱泉〜夏沢峠】
夏沢鉱泉からアイゼンを装着。しかしこの区間は緩やかな登りが続き凍結箇所も無かったのでアイゼン無しでもいけそう。トレースはしっかりついている。
【夏沢峠〜硫黄岳】
夏沢峠から硫黄岳方面は最初のうちは樹林帯を歩く。樹林帯を抜けると猛烈な風が吹き付けるので、その前にバラクラバやゴーグル等を装着しておいたほうが良い。
【夏沢峠〜箕冠山】
夏沢峠から箕冠山へ行く人は硫黄岳へ向かう人と比べるとかなり少ない。そのせいかトレースはほとんど消えていた。積雪もそれなりにあってつぼ足だとけっこう苦労するのでワカンが有ると良い。
【箕冠山〜東天狗岳】
全体的に風が強い。根石山荘付近は特に強風で体が流され真っ直ぐ歩けないほど。
根石岳山頂を過ぎて下りきると白砂新道の分岐がある。ここからは東天狗岳に向うにつれて稜線が狭まり左側をトラバース気味に進む。ここで今回初めてストックからピッケルに切替える。
東天狗岳山頂まであと数メートルといったところで両側が切れ落ちて痩せた箇所がある。雪が軟らかくピッケルもアイゼンもしっかり利かないので緊張感のある通過となった。
【箕冠山〜オーレン小屋】
箕冠山からオーレン小屋へ向かうルートは樹林帯で積雪も多いが、この時期週末営業している根石山荘のスタッフが歩くからなのかしっかりしたトレースがある。

写真

1/31 12:20

夏沢鉱泉入口手前にある駐車スペース。10台ぐらいは停められそう。

1/31 12:24

入口にある案内図。

1/31 12:58

長い林道歩きスタート。う〜ん、曇ってますね。

1/31 13:30

たまに青空が見えると気分が良い。

1/31 14:34

途中で停めてある雪上車を発見。運転してみたい。

1/31 14:41

2時間以上歩いて桜平まで着ました。夏はここまで車で来れるのですね。

1/31 15:30

夏沢鉱泉。長い林道歩きもようやくここで終わり。

1/31 16:56

オーレン小屋に向かう登山道。雪が多いですね。

1/31 17:00

オーレン小屋に到着。本日はここまでです。すっかり遅くなってしまいました。

1/31 17:03

冬期小屋のドアは雪に埋もれて開かないので窓から入ります。

1/31 19:29

この日のオーレン小屋は自分以外に利用者が居ませんでした。少し寂しいですが気楽です。

2/1 0:49

夜中に目が覚めて窓の外を見るとすっかり晴れてたので外に出てみました。

2/1 0:47

月明かりに照らされて周囲がはっきり見える。実際には写真ほど明るくないですが…。(汗)

2/1 1:04

風が無くてあまり寒さを感じなかったけどけっこう冷え込んでます。

2/1 6:23

持ってきた温度計。外気温は最も低いときで−21.5度でした。

2/1 7:02

翌朝はすっきり晴れ渡って良い天気。

2/1 7:04

硫黄岳方面は雪煙が舞っていてるみたい。

2/1 7:15

小屋を出て夏沢峠へ向かいます。

2/1 7:33

夏沢峠に出ました。けっこう風が強くて前日歩いた人の踏み跡が消されてますね。

2/1 7:47

硫黄岳に向かって少し登ったところから佐久市方面の展望。雲がかかってますが浅間山が少し見えます。

2/1 7:51

この辺は風が吹かないのかトレースが残ってる。

2/1 8:19

樹林帯を抜けると強風が吹き付けます。

2/1 8:19

峰の松目の右下にオーレン小屋が見えます。

2/1 8:36

硫黄岳まであと少し。横風が強烈でバラクラバをしてても顔が冷たい。

2/1 8:36

振り返ると北八ヶ岳が見渡せる。

2/1 8:44

硫黄岳に到着。今のところ誰もいません。

2/1 8:44

赤岳は雪煙でシルエット気味。

2/1 8:50

中央アルプス方面はくっきりと見える。

2/1 8:53

爆裂火口の下から雪煙が吹き上がってる。

2/1 8:51

赤岳は終始こんな状態でちょっと残念。

2/1 8:57

寒いので硫黄岳を後にして先へ進みます。

2/1 8:58

少し下ったところから見る爆裂火口。

2/1 9:00

これから向かう天狗岳。

2/1 10:21

夏沢峠を過ぎ北八ヶ岳に突入。トレースは消えかかっていて最近は誰も歩いてないみたい。

2/1 10:25

青い空にテンションが上がります。

2/1 10:25

先ほどまで居た硫黄岳。

2/1 10:27

奥秩父方面。

2/1 10:52

箕冠山に到着。ここからはトレースがあるので歩くのが楽ですが、この先はまた強風に耐えなくてはなりません。

2/1 11:01

箕冠山を下るとすぐ先に根石岳。

2/1 11:12

根石山荘にスタッフらしき人が居たので帰りに寄ったらもう小屋は閉まってました。残念…。

2/1 11:16

根石岳山頂。ちょっと雲が出てきた。

2/1 11:19

2/1 11:21

東天狗岳を登ってる人が見える。ここからだとけっこう急な斜面に見えるな〜。

2/1 11:26

2/1 12:06

東天狗岳山頂まで着ました。

2/1 12:05

東天狗岳から登ってきた稜線を振り返る。最後のところが両側にすっぱり切れ落ちていて怖かったです。

2/1 12:08

西天狗岳は雲でまったく見えなくなりました。時間切れということもあり今回は東天狗岳で引き返すことに。

2/1 12:19

来た道を戻ります。

2/1 13:11

箕冠山からオーレン小屋に向かう樹林帯。約2時間ぶりの無風地帯でほっとします。

2/1 14:08

オーレン小屋にデポしておいた荷物をザックに積めていよいよ下山します。

2/1 16:28

長い林道歩きに少しうんざり。

2/1 16:52

出発地の夏沢鉱泉入口に戻ってきました。見かけないと思っていた雪上車はここに停めてあるんですね。

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark II Canon