ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 583339
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

厳冬期の大峰 稲村ヶ岳

2015年02月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
ikomaniyon tuki4 その他1人
GPS
07:33
距離
12.1km
登り
1,115m
下り
1,071m

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
0:55
合計
8:09
7:35
66
8:41
8:50
140
11:10
11:25
50
12:15
12:25
21
大日のキレット
12:46
12:55
10
13:05
13:05
27
大日のキレット
13:32
13:44
81
15:05
15:05
39
15:44
母公堂7:35-8:41法力峠8:50-11:10稲村小屋11:25-12:15大日のキレット12:15
 -12:46稲村岳12:55-13:05大日のキレット-13:32稲村小屋13:44-15:05法力峠-15:44母公堂
天候
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
母公堂の駐車場に10数台駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
母公堂〜法力峠
 10冂度の積雪はあるものの道ははっきりしており危険はありません。
法力峠〜稲村小屋
 雪の斜面を次々とトラバースして行きます。
 前半は踏み跡がしっかりしていますが、
 後半は斜度もきつくなりトレースも不明瞭になってきます。
 落ちた桟橋の先で登山道を外れて、急斜面を尾根に登りました。
稲村小屋〜大日のキレット
 稲村小屋から夏道を外れしばらく尾根を行きますが、
 その先には道はありません。
 大日のトラバースです。
大日のキレット〜稲村ヶ岳
 夏道は雪の下なので尾根を行きます。
 東側に雪庇が発達しています。
 ナイフリッジというと大げさですが、ヤセ尾根を越えると、
 夏道とは反対側から山頂の展望デッキに到着です。
その他周辺情報 麓は洞川温泉です。
洞川温泉センターの他、日帰り入浴を受け入れてくれる旅館が多くあります。
スタッドレスをズルズル滑らせながらなんとか虻トンネルに
2015年01月31日 21:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6
1/31 21:16
スタッドレスをズルズル滑らせながらなんとか虻トンネルに
トンネルを抜けると−6℃。
2015年01月31日 21:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
1/31 21:17
トンネルを抜けると−6℃。
真っ暗な観音峰駐車場。
東屋内にテント設営。
2015年01月31日 21:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
1/31 21:30
真っ暗な観音峰駐車場。
東屋内にテント設営。
ストロボ焚いてみる。
2015年01月31日 22:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8
1/31 22:51
ストロボ焚いてみる。
ストーブで暖をとりながら、
2015年01月31日 21:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
1/31 21:36
ストーブで暖をとりながら、
稲村ヶ岳に乾杯!
2015年01月31日 21:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8
1/31 21:37
稲村ヶ岳に乾杯!
ビールの後は、
焼酎にウィスキーに…
2015年01月31日 21:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
1/31 21:59
ビールの後は、
焼酎にウィスキーに…
暖房トイレに暖か便座!
2015年01月31日 22:49撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
1/31 22:49
暖房トイレに暖か便座!
一夜明けても−6℃。5:20。
2015年02月01日 05:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
2/1 5:24
一夜明けても−6℃。5:20。
温かい朝食が心地よい。
2015年02月01日 05:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10
2/1 5:42
温かい朝食が心地よい。
お世話になった東屋。
2015年02月01日 06:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
2/1 6:37
お世話になった東屋。
朝4時頃わいわい煩かったが
起きると發里覆い里放置。
2015年02月01日 06:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
2/1 6:51
朝4時頃わいわい煩かったが
起きると發里覆い里放置。
母公堂から登り始める。
2015年02月01日 07:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10
2/1 7:37
母公堂から登り始める。
いよいよ厳冬期の大峰に突入
2015年02月01日 07:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 7:57
いよいよ厳冬期の大峰に突入
杉林も霧氷がつき始めている
2015年02月01日 08:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
2/1 8:24
杉林も霧氷がつき始めている
法力峠からは自然林。
2015年02月01日 08:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 8:52
法力峠からは自然林。
バケツ掘って休憩。
2015年02月01日 08:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6
2/1 8:58
バケツ掘って休憩。
中間点でアイゼン装着。
2015年02月01日 09:19撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
2/1 9:19
中間点でアイゼン装着。
氷ツルンツルンの道も平気。
2015年02月01日 09:23撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7
2/1 9:23
氷ツルンツルンの道も平気。
次々と雪のトラバース。
2015年02月01日 10:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8
2/1 10:30
次々と雪のトラバース。
下を見るとこんな感じ。
2015年02月01日 10:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
2/1 10:35
下を見るとこんな感じ。
桟橋がひっくり返っている。
2015年02月01日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
17
2/1 10:54
桟橋がひっくり返っている。
この先のトラバースは危なそうなので、尾根に向かって急斜面を攀じ登る。
2015年02月01日 11:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12
2/1 11:00
この先のトラバースは危なそうなので、尾根に向かって急斜面を攀じ登る。
尾根は霧氷の楽園だった。
2015年02月01日 11:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
19
2/1 11:05
尾根は霧氷の楽園だった。
稲村小屋が見えてくる。
2015年02月01日 11:09撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
2/1 11:09
稲村小屋が見えてくる。
エビの尻尾ツリー。
2015年02月01日 11:09撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12
2/1 11:09
エビの尻尾ツリー。
稲村小屋は雪に埋もれている。
2015年02月01日 11:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11
2/1 11:10
稲村小屋は雪に埋もれている。
看板はもっと埋もれている。
2015年02月01日 11:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7
2/1 11:10
看板はもっと埋もれている。
霧氷の林を登っていく。
2015年02月01日 11:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 11:36
霧氷の林を登っていく。
雪庇発達中。左は全部雪庇。
2015年02月01日 11:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
19
2/1 11:42
雪庇発達中。左は全部雪庇。
これで青空だったら。。
2015年02月01日 11:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
2/1 11:48
これで青空だったら。。
雪庇の向こうに回り込んで…
あの、大日のトラバースへ。
2015年02月01日 11:49撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9
2/1 11:49
雪庇の向こうに回り込んで…
あの、大日のトラバースへ。
蹴って蹴り込んで、何もない斜面をヨコバイして行く。
2015年02月01日 11:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
35
2/1 11:51
蹴って蹴り込んで、何もない斜面をヨコバイして行く。
下は絶壁だし。
感覚的にはこんな角度(笑)
2015年02月01日 11:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
35
2/1 11:52
下は絶壁だし。
感覚的にはこんな角度(笑)
やっと、大日のキレットに。
大活躍のピッケルとアイゼン
2015年02月01日 12:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
15
2/1 12:22
やっと、大日のキレットに。
大活躍のピッケルとアイゼン
キレットの霧氷は一段と見事
2015年02月01日 12:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6
2/1 12:17
キレットの霧氷は一段と見事
エビの尻尾が見事。
2015年02月01日 12:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
2/1 12:17
エビの尻尾が見事。
稲村ヶ岳を見上げる。
2015年02月01日 12:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6
2/1 12:17
稲村ヶ岳を見上げる。
新雪を踏んで、
2015年02月01日 12:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
2/1 12:24
新雪を踏んで、
一瞬のガスの切れ間から
大日山がそそり立つ。
2015年02月01日 12:27撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12
2/1 12:27
一瞬のガスの切れ間から
大日山がそそり立つ。
稲村ヶ岳1726m。
展望デッキの上に圧雪。
2015年02月01日 12:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
19
2/1 12:46
稲村ヶ岳1726m。
展望デッキの上に圧雪。
今日は確実に標高が1mは高い。
2015年02月01日 12:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
15
2/1 12:48
今日は確実に標高が1mは高い。
背景は山上ヶ岳。
 のはずだけど。
2015年02月01日 12:49撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
15
2/1 12:49
背景は山上ヶ岳。
 のはずだけど。
エビの尻尾。
2015年02月01日 13:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 13:21
エビの尻尾。
地吹雪の中を下山。
2015年02月01日 13:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 13:28
地吹雪の中を下山。
シャーベット麦茶が好物。
なんだけど完全凍結(^^;
2015年02月01日 13:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8
2/1 13:41
シャーベット麦茶が好物。
なんだけど完全凍結(^^;
稲村小屋のトイレは冬眠中。
2015年02月01日 13:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 13:44
稲村小屋のトイレは冬眠中。
霧氷。
2015年02月01日 14:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
2/1 14:15
霧氷。
霧氷。
2015年02月01日 14:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
2/1 14:15
霧氷。
母公堂まで無事帰還。
2015年02月01日 15:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11
2/1 15:45
母公堂まで無事帰還。
愛車が凍えて待っていた。
2015年02月01日 15:53撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10
2/1 15:53
愛車が凍えて待っていた。
今日もこの一杯が旨い。
2015年02月01日 18:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
14
2/1 18:18
今日もこの一杯が旨い。

感想

大峰の主I澤さんの先導で厳冬期の大峰にトライ。
大日のトラバースで名高い稲村ヶ岳へ挑みます。
春〜秋はなんということのない、
というよりもの足りない感すらある稲村ヶ岳ですが、冬は違いました。

法力峠から先は雪の斜面を次々とトラバースして行きますが、
稲村小屋が近くなってくると斜度がどんどん厳しくなってきて、
最後は急斜面の谷を攀じ登って尾根に逃げました。
雪に埋もれた稲村小屋の陰で一息入れて、
一面の霧氷の尾根を稲村ヶ岳に向かいます。
ここから先は他に登山者の姿はまったくなくて、山一人占めです。
標高が上がるに連れて霧氷がますます美しく、
尾根から張り出した雪庇がいかにも雪山らしくて、心が浮き立ちます。

そのうち、I澤さんが尾根から外れ、崖を覗き込んだと思うと手招き。
え?どこ行くの?
大日のトラバースでした。
何もない、ただの雪の絶壁をアイゼンを蹴り込みながら横に渡っていきます。
約100m?を20分近くかけて、怖いというよりわくわくしながらクリアしました。
トラバースの先は大日のキレット。頑張ったご褒美のような素晴らしい霧氷です。
ガスの切れ間から一瞬見えた大日山の尖峰も素晴らしかった。

稲村ヶ岳山頂のデッキは約1mの圧雪に覆われいつもより高い1,727mの展望。
のはずですが、すべて真っ白。霧の中。
今年はどうも青空に嫌われているようですが、厳冬期らしくてこれもいいかも。

帰路は、あれ?これだけだったっけ?と思うほどあっけなくトラバースを過ぎ、
稲村小屋で最後の休憩をとり、霧氷や雪のトラバースを楽しみながら下山しました。

今回はI澤さんに登らせてもらった大峰。
次は自力で登りたいものです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2698人

コメント

yos894さんはじめまして(^^)
素晴らしい樹氷でしたね(^^♪小屋前から冬道に上がられてるようですので結構な積雪なんですね☆同行者は〇〇ざ〇さんですね。きっと。。。私も今週登る予定ですので情報助かりましたm(__)m
2015/2/4 6:03
こんばんわ。hosigumiさん
素晴らしい樹氷でした。
天気は今一つでしたが、厳冬期の大峰を満喫しました。

同行者はご指摘のとおり〇〇ざ〇さんです。
見破られましたか。
ついでに言うと、3人とも〇〇ざ〇です。
〇〇ざ〇にもいろいろレベルがある。ってことですね。
見破れませんでしたね(笑)
勉強していきます。

hosigumiさんも、今週楽しんできてください。
青空だといいですね。

[追記]
かなり勘違いしてました。
hosigumiさんは個人名の〇〇ざ〇さんを言ってらっしゃったんですね。
会名の〇〇ざ〇と思いこんでしまいました(^^;
2015/2/4 22:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
母公堂〜山上ヶ岳〜大日山〜稲村ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 大峰山脈 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら