白草山 〜スノーシューで御嶽山目前の展望台へ

2015年02月03日(火) [日帰り]

• GPS: 00:27
• 距離: 11.3km
• 登り: 997m
• 下り: 985m

コースタイム

神明（県道冬期閉鎖ゲート） - 白草山登山口(御厩野ルート) - 白草山 - 白草山登山口(御厩野ルート) - 神明（県道冬期閉鎖ゲート）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岐阜県道442号白草山公園線は上部で冬期閉鎖
下部の林道に踏跡がありましたが、上部ではトレースが完全に消えていました

写真

岐阜県道442号白草山公園線の冬期ゲートからスタート（下山時様子）

白草キャンプ場

白草山登山口（御厩野ルート）へ向かう鞍掛峠への林道分岐

林道の途中からスノーシューを装着、橋の上は雪が多い

ヒガラが食事中でした

御厩野ルート登山口（山頂まで3.1km）、ここからヒノキの植林地の斜面

山頂まで2.2km地点

南側の山麓

途中で無雪期の登山道が分らなくなり、尾根に沿って高い方向へ進みました

県境稜線に到達すると御嶽山姿を現しました

御嶽山

継母岳

山頂直下の上り

シュカブラと小秀山方面

小秀山頂上に避難小屋

第一高原-カブト岩

シュカブラと噴煙を上げる御嶽山

白草山頂上、山頂部の笹原は完全に雪に埋もれていました

黒谷林道ルートにある三ツ岩

西側の白山方面には雲がかかっていました

雲の切れ間から別山-白山

白山

烏帽子岳（めいほうスキー場）

山頂からの北アルプスと御嶽山

雲の切れ間から一瞬、黒部五郎岳

笠ヶ岳-抜戸岳

槍ヶ岳

御嶽山の稜線越しに乗鞍岳の山頂部

寺田小屋山方面

恵那山-大川入山

箱岩山

瓢ヶ岳-高賀山

伊吹山

下山途中の稜線からの乗鞍岳

ガスの切れ間から御嶽山の山頂部の剣ヶ峰、噴気孔が集中する地獄谷周辺の斜面が黄色っぽくなっているのは噴出する成分の硫黄かな？

小秀山

上部はフカフカの雪でスノーシューが有効でした

食事中（木の実）のコガラ

麓からの白草山

国道257号のかしも産直市からの白草山、拝殿山から小秀山方面への山並み

帰り道の白川のカワアイサ♂

飛行中のカワアイサ♂

カワアイサ♀が川に潜って魚を探していました

感想

アルプス岳

御嶽山の好展望を期待して白草山に向かいました。集落のある県道沿いの路面にはほとんど残雪がありませんでした。県道の冬期閉鎖ゲート前からスタートしすぐにアイスバーンとなりアイゼンを装着しました。その後日当たりの良い路面では雪がない場所もありましたが、雪が多くなってきた地点からスノーシューを装着しました。下部の植林地の樹林帯は積雪はそれほど多くはなく雪は締まっていました。上部では積雪量が多くなり、フカフカでスノーシューが深く沈むこともありました。途中から無雪期のルートが分らなくなり、尾根伝いに進んでいきやがて県境稜線に合流すると大きな御嶽山が姿を現しました。その稜線の西側に小さく乗鞍岳が見えていました。山頂からはその西側に小さな槍ヶ岳が望遠レンズでなんとか確認できました。山頂は真っ白な雪面となっていて、風があり手袋をはずすと、手の指先が凍傷となりそうでしたが、風を遮る斜面では日差しもあり真冬にしては温かさも感じられました。白山方面は雲に覆われていましたが、その後雲の切れ間から上部が姿を現すことがありました。北アルプスは薬師岳と北ノ俣岳は雲も隠れたままで、黒部五郎岳が一瞬だけ姿を現しました。御嶽山から17kmほどの位置にある真冬の白草山からの光景は圧巻でした。
下山時は林道までスノーシューを装着しました。途中のトラバースの斜面と植林地のアイスバーン状の斜面がスノーシューでは滑落し易い箇所がありました。また踏み抜きで1m程深さの穴に陥没することがありました。
御嶽山の入山規制区域が火口から4km以内から3km以内まで少し緩和され、営業を休止していた王滝村のスキー場おんたけ2240が営業を再開する計画のようです。御嶽山への登山は禁止されていて、解除される見込みは当面なさそうです。

白草山からの展望、御嶽山→乗鞍岳→笠ヶ岳→乗鞍岳→御嶽山→小秀山→恵那山


【バックナンバー 白草山】
・2月3日 (2015年)『白草山 〜スノーシューで御嶽山目前の展望台へ』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-584189.html
・10月11日 (2014年)『白草山（御嶽山の慰霊遥拝・↑御厩野↓鞍掛峠）』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-526855.html
・10月18日 (2014年)『白草山（御嶽山の慰霊遥拝〜黒谷林道）』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-531626.html

コメント

shige1966

こんばんは。
いつも楽しみに拝見しています。
相変わらず、すごい写真ばかりですね。
これだけ鳥をとらえるって言うのは、技術と注意力がすごいんでしょうね。
カメラの装備も大変なんじゃないですか？

アルプス岳

好天に恵まれました
shige1966 さん　こんばんは
空気が澄んでいるこの時期ならではの雪景色でした。
通常首からカメラのネックストラップをかけて歩いているので、野鳥などを見つけた場合にすぐに撮影できる体制となっています。
警戒心が強く、動きが速い小鳥などは撮り逃がしてしまうこともあります