伯耆大山(鳥取県)
- GPS
- 07:57
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 978m
- 下り
- 986m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:52
天候 | 雨のち曇りのち晴れ。頂上はガスガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上までほとんど階段または木道。 自然のままの道はごく僅か。 |
その他周辺情報 | 6号目避難所:携帯トイレ用ブースあり。 頂上避難所:驚きの水洗トイレあり。 |
写真
感想
9月に入って、暇さえあればFF7を起動し、勝利すると重そうな杖を軽々と頭上で回転させて、最後に杖を抱え込んで小首を傾げてニッコリ微笑むエアリスを、どういう路線を狙っているんだろうと思いながら眺めまくっていたら、あっという間に11月に。
光陰矢の如し。
大山登山は、本来、16日に移動して、17日に登山、米子泊で18日に帰宅する予定だった。
台風がどうなるか分からずハラハラしていたけど、16日には過ぎるとのことで一安心…だったのに、いざ16日が来ると、電車が路線点検のため終日運休。
バターン!!
慌てて高速バスをチェックするも、当然のように全て満席。
前夜にほぼ満席状態で敬遠してしまったけれど、念のために押さえておけばよかった!
倉吉まで行くバスはあるので、そちら方向から行ける公共交通機関はないか、などなど、思いつく限りあれこれ調べた結果、諦めて宿にキャンセル連絡した。
米子の宿は前日キャンセル料100%だけど、仕方がない。
改めて17日に岡山から大山館を目指す。
大山館は良くも悪くも、昔ながらの旅館で、バストイレ冷蔵庫お湯全て共同にも関わらず、米子のほとんどのホテルよりもお高い。
立地の関係で、設備投資しなくても人が来るんだろうし、物価も市街地よりは高めになるんだろう。
部屋に鍵はかかるのと、Wifi、お茶ポットはあった。
なお、荷物を預ける=自分が置いた場所にそのまま放置。
夜はなかなか寝つけず、多分、3時間くらいしか眠れないまま起きると、結構な雨が降っていた。
嘘じゃろ。
今回も登頂は無理かなあ、と朝ごはんを食べてから、荷物を預けて外に出たら、止んでいてビックリ。
山頂の方は霞んでいて見えない状態だったものの、雨中登山よりは良いか、と出発した。
前日に書いておいた登山届をポストに入れて夏山登山道へ。
さすがに地面は濡れていたけど、ぬかるむほどではない。
登山者もほとんどいない中、大荷物を背負って階段をノロノロ上がっていく。
前回、木道手前で撤退した時の記憶は何となくしか残っていないけれど、阿弥陀堂の分岐あたりの景色はぼんやり覚えていた。
この辺りは問題ないけど、上の方には、登り降りに苦労した大きな段差があったはず。
今なら行けるかなあ。
しかし、こんなに階段長かったっけ??
行けども行けども階段。
やっと階段が途切れたかと思えば、すぐに次の階段が現れる状態。
摩耶山もビックリしたけど、それ以上じゃね?
後ろからサクサク追い抜いていく方達の背中を眺めながら、ともかく歩を進めるが、飽きてきたというか、つまらなく感じてしまい、驚いた。
そもそも登山は自分とってはしんどくて楽しいとは言い切れないものだけど、つまらないと感じたこともなかったと、この時に初めて気づいた。
多分、ずっと同じ方向に登りっぱなしで、道にも景色にも変化がないせいかな?
以前に富士山は登っていて楽しい山ではないと聞いたことがあるが、似たような理由なのかも。
ともあれ、やっとのことで六号目に着き、一旦、休憩をとる。
霧は晴れて景色も良く、もうこれ以上、登らなくてもいいんじゃね? 十分じゃね? と思いつつも、上から降りて来た方に「絶景でした」と言われたのと、今回も撤退は悲しいので、行けるところまでは行こうと頑張ることにした。
もう少し早く歩ければ良かったが、ヒイヒイ登るうちに再びガスが漂い始めた。
それでも、晴れ間は見えているのでしばらくしたらガスも消えるかも、と言う希望があったのと、山頂付近でお腹がかなりヤバくなったため、先に避難小屋に突入。
売店は閉まっていたけどトイレは使えた。
一息ついて小屋を出ると、真っ白になっていて衝撃。
ご飯の間に晴れることを祈りながら休憩するも、ガスは濃くなるばかり。
諦めて荷物をまとめて下山した。
下りは、四合目の標識を眺めていたらすっ転んで、脇にあった倒木に突っ込んでしまったりしたけど、18日限定で一般公開されている阿弥陀堂などに立ち寄ってお話を伺えたのはとても楽しかった。
登山前は帰りのバスに間に合うか心配だったが、この所要時間なら米子泊でも大丈夫だと確認できたのも収穫と言えば収穫。
なお、道中にあったはずの大きな段差は消えていた。
おそらく階段化したのだろう。
最後に、レコを停止した際に距離が10キロ未満なこと、累積標高差が千未満なことにショックを受けて終了した。
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