夏に敗退 京都愛宕山:阪急嵐山s-トロッコ保津峡駅G
- GPS
- 08:08
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:08
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
嵐山(阪急) トロッコ保津峡駅→JR保津峡駅 |
写真
感想
さて、本当は友ヶ島へキャンプの予定でしたが先日の台風で島内修復が必要で閉鎖の旨連絡が入り、大天狗様(愛宕山太郎坊)へ会いに行くも帰りの山行で暑さにやられ敗退。
まずは安定の京都観光をして里山再生プロジェクトの小倉山へ登ります。
観光名所側にてかわいい山かと思いきや山道です。
山質なのか?岩肌の出てる山は総じて暑い。もう初っ端から汗が大量にでます。
セミのお小水でさえも涼しさ愛おしさを感じ、悟りの境地に誘われます。
途中、市街地を見下ろせる場所にでますが、アップダウン地獄がつづきます。
小倉山へはわき道を入ってすぐです。その後は舗装されたところをくだりますが、その後細い起伏あるトレイルを降り車道へ出てさらに降り六丁峠へ出て落合橋てV字してトレイルへ 。
落合橋からは川側を進むが、これが最高に癒されるトレイル。渓谷で雰囲気もあり水も綺麗だし泳げる場所になっていて、こちらをゴール側に設定していたら間違いなくドボンしてましたが始まったばかりなので泣く泣く進みます。
天国ともお別れです、西山No.2から通行止め?に会いロストして獣道を民家側からズレないように進むと何とか二ノ鳥居に出られた。
ようやく愛宕山への登り開始ですが、階段が続きます。これまでの行程で熱が籠ってしまってキツイ。
登り早々の水場で生き返るが、その後も階段は続きジグザグに進みはするが、なんて言うか最後まで直登トゥース。
しかし、愛されている山で多くの方とすれ違い抜かれます。
途中、歩荷の方が水を運んでおられ、今までに何往復されているのか気になる。
5合目休憩所先で斜度は落ち着きやっと景色がある場所へ出てくるも、その後はまたキツイ登り気持ち斜度は緩む?水尾分かれまで頑張れば後はもう少しです。
愛宕山様は登山者の為に登り足りないといけないとお考えなのか社まで石段のデザートをご用意くださってます。残さず食べてください。
社は立派で参拝のところは照明が落とされていて非常に良い雰囲気で私好み。
裏に回って若宮と奥宮も良い雰囲気です。
ちなみに、展望所は1ケ所のみ。
キリンと大塚の自販機があります。
さすがに1000m近くなので22度と涼しいはずですが、体は熱いまま。
さて、トロッコの保津峡から嵐山、松尾山を通って嵐山駅を目指してくだりますか。
先ほどの水尾分かれで迷わず曲がったのがまずかった。本当はもう少し行ったところで右折して荒神峠を越えて保津峡駅へ出るはずが大回りに。
山林保全用の道で段差無しの砂利道をずっと景色変わらず降る。ただ降るだけなのに尋常じゃない汗が出てきて気温の高さを感じます。
浄水場まで出てコンクリ道をさらに降れば、ゆずで有名な水尾集落につきます。
あとは渓谷を眼下に車道で保津峡駅まで進みますが、暑い照り返しも手伝って暑い。
大回りのおかげで疲れ果て、ようやくJR保津峡駅に到着。遠めに自販機を探すも無し。(改札を入ってすぐに本当はあった)
水浴びもできず保津川へ入ろうと期待を持って川をみると見事に台風で茶色の川に。
せめてトロッコ駅には自販機あるだろうと進むと小さな滝が途中にあったので水を浴びるも冷たくなく涼しくならない。しかもトロッコ駅には自販機無し。ツモぉ。
トロッコ駅では日差しが容赦なく照らし続ける中、山上ヶ峰登山口を探し続けることになり、あまりの暑さで諦めて帰ろうかと考えはじめるぐらいに追い込まれる。
橋からトロッコ駅へ登る階段手前のドンつきを左奥へ行き階段を降りて、川側のヘリ部分を150mほど進むと右手上にトラロープが見えトンネルがあるのでそこが登山口ですが、そうそう分かりません(。´・ω・)?
線路内へ入っちゃいけませんよ。
ようやく登山口にたどりつき進みます。最初こそ急ですがその後はジグザグの優しい道になります。
が、しかし終わりは突然に。
先ほど心にヒビが入っていたところに山の中が尋常じゃなく暑く風も無風にて体の火照りは増すばかり。はい、本日は終了('◇')ゞ
あとは5km、300mUPほどでしたが安全に下山する為に撤退です。
あと少しで登山口というところで先ほどすれ違った方が登ってこられてます、時間的にもオカシイなと思い声かけしてみると地元ではあるが初めての山で下山口が分からないとのこと。そりゃそうだよね、あんな川ヘリが道と思わないよね。
で線路内はダメなので別の道を探そうと登ってこられた様子。
こちらは撤退が決まり時間に縛られないので一緒に駅まで行きましょうと誘うも歩くのが遅いので先に行ってくださいとのことだが様子が変で動けないとのことで座り込んでしまったのでよく見ると手が震えてて明らかに熱中症。
あいにく塩は先日の山行で熱中症の方に渡して予備を補充してなかったのでどうしようかと思ったが幸い魔法瓶に氷が残っておりお渡しする。
一時休んでトロッコ駅まで行くと回復したみたいでJRまで行かれるというので一緒に行ってると、カメラで色々と撮影していたので回復した様子(^-^)
保津峡駅では自販機が無いと思っていたが発見し乱舞。
だって、自販機は白色で側面がこっち向いていたんだもん。分からんちん。
氷のお礼にポカリをいただき、乗った列車はすんごい冷えてて快適。
駅を降りて行くところは決まってる。水風呂や!
京都と言えば銭湯が有名ですが安心して水風呂があるところへ行きたく嵐山駅近くの風風の湯さんへ。途中、アイスクリームが目に入ったのでいただいたのですがゴリゴリおいしかったです。
その後は天国やぁーとばかり念願の水風呂へ修行僧のごとく長らく浸かる。
温泉も泉質良くきんもちよかぁ、でした。
夏の暑さにやられてしまい敗退を余儀なくされましたが、京都観光もできて充実。
愛宕山では鞍馬山のように天狗さんはまったく出てこず、降り立った時の焼けた大杉が伝説を残すのみ。
ですが、山頂の社は本当に雰囲気良く、参道はキツイ登りですが皆さんよく登られており愛されてる山だなと今回も感じました。
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・熱にやられっぱなしの私が言うのもなんですが、山に関するメディアの方や厚生労働省の方々にお願いしたいと感じることあり。
熱中症予防での塩分に対する重要性をもっとPRして欲しいと感じてます。
前回に引き続き塩分不足により足攣り、体が動かない熱中症の方に遭遇し、塩を持たれているかと尋ねると持っていると回答されてましたがどちらの方もラムネ的タブレットでした。
大量の汗をかく登山ではスーパーなどでみるタブレットは1粒あたりの塩分は0.1gほどと10個食べても1g屁のツッパリにもなりません。糖分接種の方が捗るのでカロリー補充にはなるけど、帽子など塩が吹いた状態を見るとどれだけ排出してるか分かるかと思います。
取りすぎも良くないので明示するのは難しいとは思いますが、塩分を取りましょう、水分を取りましょうでは取ってるつもりのままで何も変わらないと思います。
塩そのものを携行しましょうぐらいでもいいのでは?(ヤバい薬っぽくなるけど)
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