黒岳 白水川 お鉢巡りのおまけ付き
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- GPS
- 10:36
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,108m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 10:33
天候 | 快晴 時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白水橋過ぎの路肩に駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白水川の林道は950mの堰堤あたりまで。 白水川は1820mの大滝以外、滝らしい滝はない。大滝も左の高巻きでクリアできる。 源頭、雲の平は素晴らしい楽園! |
その他周辺情報 | 黒岳の湯 休憩所、食事スペースあり。入浴料600円 ロープウェイ片道1500円、リフトとセットだと2000円 |
写真
感想
北海道に8/16上陸。17は1日のんびり観光。18は家族で温泉に宿泊し、19から適当に山巡り。
パートナーは昨年のGWにも付き合ってくれた釧路在住のコンと岐阜県土岐市在住の部活の先輩ヨシさん。ヨシさんには夏にクワウンナイ川いきましょうと半ば冗談半分で誘ったら行きたいと言ってくれたので、2日間同行してくれることになった。独身貴族なので決断も早い。コンは家庭の縛りがあるため今回は1日のみ。
本気でクワウンナイを狙っていたのだが、天候が安定しないためヨシさんには悪いが、断念。ではどこに行こうか、なんとか北大雪エリアの天気はもちそうなので、ピークも踏めて、景色も楽しめ、お手軽の沢と言えば、黒岳の石室に突き上げる白水川しか思いつかなかった。コンも僕も再訪ということになる。僕は父と10年前に登っていた。
前日、ヨシさんを札幌で回収し、層雲峡で車中泊。蒸し暑いし、イビキがうるさくて全く熟睡できなかった。3時集合の約束でコンの車を層雲峡のロープウェイ口にデポし、僕の車で入渓地点に向かい、1時間ほど林道を詰める。踏み跡は終始明瞭だが、こんなに荒れてたっけ!?通称メロンの滝まで来れば林道の終焉は近い。白水川の見どころは地図上の♨️マークと大滝である。♨️マークは噴煙モクモクだったのでせっかくなので寄ってみたが、昭和の古い遺物である温泉の汲み上げ管から熱湯が噴き出ていた。とても熱くて触れそうにない。温泉を過ぎれば沢の様相が苔むした、ぬるぬるの岩が多い滑りやすい沢になる。大滝までの小滝はあるがいずれも容易。水量が多い子滝を正面突破で試みたコンが全身に水を浴び、ブルブルと震えている。足も攣って変な方向に捻れたままなかなか元に戻らなかったらしい。大滝は30mはあるだろうか、左の枝沢を使い大巻きし、その上の5mほどの滝も一緒にまいた。あとは源頭に向けてドンドン詰めるのみ。源頭は素晴らしい、雰囲気。これだから大雪の沢は楽しい。これが見れただけでも遥々来た甲斐があった。正直、これ以上の源頭に訪れたことがない。肉厚の苔の絨毯と小沢が流れている、皆で寝そべり最高と分かち合う。
さて時間もまだ早い。ここまできて黒岳を踏んで帰るのも勿体無い。もう少し、頑張って北鎮岳まで足を伸ばす。辛い登りだがまだ余力はある。これから先、来たみちを帰るのもつまらないので僕はお鉢巡りをしたことがなかったので、余力が残っているコンを連れてぐるりと回ることにした。コンは夜に家族の予定があったのに申し訳ない。ヨシ先輩は辛そうなので先に黒岳ロープウェイ乗り場まで戻ってもらう。グルリと回っても目新しいものは無いが、大雪縦走の雰囲気と体力作りができてよかった。いくつものピークを踏んで黒岳へ。ガスはかかってきたが天気はもってくれた。七合目リフトは意地で使わなかったが、五合目からは消化試合、時間がもったいないのでロープウェイで10分で降りてきた。下道を使わずに高速道路を乗るようなもので、有意義な金の使い方だと思った。
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