富山・伊予ヶ岳(伊予ガ岳)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 744m
- 下り
- 689m
コースタイム
↓(徒歩10分)
10:30 10:40 道の駅富楽里とみやま
↓(徒歩5分)
10:45 10:45 富山登山口(道の駅寄り)
↓(徒歩35分)
11:20 11:20 伏姫籠穴分岐
↓(徒歩50分)
12:10 12:30 富山北峰山頂(昼食)
↓(徒歩10分)
12:40 12:45 富山南峰山頂
↓(徒歩25分+α)
13:20 13:20 スイッチバック
↓(徒歩25分)
13:45 13:45 伊予ガ岳登山口(六地蔵)
↓(徒歩10分)
13:55 13:55 天神郷分岐
↓(徒歩15分)
14:10 14:20 伊予ガ岳山頂
↓(徒歩20分)
14:40 14:40 伊予ガ岳登山口(天神郷)
↓(徒歩10分)
14:50 15:10 富山国保病院
(以下略)
天候 | 晴れ時々曇り。終始南よりの強い風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<エリアについて> そもそもこのエリアの詳しい地図をあまり見かけたことがない。縦走のルートが乗っているガイドブックはとりわけ少ないように思う。コース選定に際し、「房総丘陵ガイドマップ」で検索するとヒットするサイトを参考にさせて頂いた。 <コースについて> 伏姫籠穴分岐から富山北峰山頂までを除き、道、道標ともよく整備されている。 伏姫籠穴分岐から富山北峰山頂までの区間も、黄色のテープが随所に付されているので、道に迷う心配は少ないと思われる。但し、やや道幅が狭く、土が滑りやすく、急な箇所ややせた箇所もあった。蛇もいたし、茨に行く手を阻まれることもあった(感想参照)。富山北峰山頂直前では、左にも踏み跡があったが、右に進むのが正解だったようだ。 |
写真
感想
今回は初の房総の山。18きっぷシーズンではあるが、今回は往復の切符を買うことにする。新宿7:50発の新宿さざなみ1号に乗ると、岩井9:53着で10:00発の富山国保病院行きのバスにちょうど間に合う。朝の1時間を特急料金1300円で買う。実質有料快速内では海側の席を選択。強風のため佐貫町、上総湊あたりで実質自転車に転落。いやな予感は保田あたりで現実のものとなり、バスを逃す羽目に。同行予定者にはバスに乗ってもらい、某は予定と逆のルートをとることにする。
バスに乗れず気持ちが砕けてしまったので、まずは道の駅富楽里とみやまに向かい、山バッジを物色することに。富楽里と書いてふらりと読ませるらしいが、ふざけた名前だ。山バッジがあるとの話は聞いたことがなかったが、案の定見つからなかった。道の駅記念きっぷで代用しようかと思ったが、ふと『町の名前は「とみやま」だけど、山は「とみさん」なんだよな』という電車内で聞こえた会話が頭をよぎり、却下となる。今考えると、購入しておくべきだったと思う。活サザエなどに惹かれつつ、道の駅をあとにする。
バスに乗れず、バッジも買えず、挫けてしまったので、最短のルートで富山に登ることにし、道の駅に最も近い箇所から登り始める。南に回りこむと1.6kmのところ、直登コースは1.0km。いきなり急な道を登る。ところどころで可憐な花や雄大な景色に慰められつつ、伏姫籠穴分岐に至る。寄ろうかとも思ったが、籠穴方面へ向かう下り坂があまりに急なので、尾根道まで登り返すのが嫌でやめる。
分岐からは途端に整備の充実度が下がる。といっても黄色のテープが随所につけられ、ひたすら尾根を進んでいくので道に迷う恐れは小さい。やせ尾根、滑りやすい急坂、絡みつくツタ、行く手を阻むイバラ、強風のため竹槍が降りそうな竹林(ピンボケのため掲載していない)、滑りやすい坂の下に潜むヘビと、いろいろなトラップが用意されていた。普段なら楽しめるはずだが、ここでも気持ちが折れる。ただ、途中に危険だが展望の良い場所があるので、伊予ヶ岳と比べて富山は地味だという印象があれば(少なくとも自分にはあった)、訪れる価値はあるように思う。富山北峰直前で左方向に続く踏跡に騙される。フン。
富山北峰山頂からは整備の行き届いた道を行く。北峰と南峰の中間には簡易トイレが置かれていた。なにやらモノレールが敷かれ、工事中だったようだ。富山南峰山頂には東屋が建ち、山頂らしさはない。簡易トイレまで戻り、伊予ヶ岳へ向かい始めた矢先、逆ルートを取った同行予定者とすれ違う。国保病院発の最終バスは15:10で現在時刻は13:10。時間的に少し厳しいかもといわれるが、とりあえず先を急ぐことにし、別れる。途中は車道歩きとなるが、雰囲気が良いので楽しく歩ける。
伊予ヶ岳の六地蔵登山口からは、時間と、ペットボトルの水の残量との戦い。菜の花畑に癒されつつ、階段、ロープ、クサリでぐいぐい高度を上げる。山頂には14:10ごろに到着。これなら帰りのバスに間に合いそうだ。山頂には転落防止の柵があるが、柵の先の崖っぷちに犬釘のようなものが落ちていて冒険心をそそる。しかしながら、強風にあおられ犬死ということも現実味を帯びていたので諦める。山頂で休んでいると犬を連れた登山者がちょうど登ってきたところだった。あの急坂を登ってくるとは大したものだ。
下山開始後、あっという間に天神郷登山口に到着。途中アオマムシグサやアカツメクサを見つけたが、ピンボケのため掲載していない。国保病院には14:50に着く。岩井駅行きのバスは二部経由とのことで、六地蔵登山口、道の駅を再び通ることになる。岩井駅でやっと同行予定者が同行者に昇格し、15:27発の予定だが遅延して間に合った普通列車に乗る。途中どこかの駅で暴風に伴う足止めを喰らったが、何とか帰宅する。
コメント
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yamareco さん、こんばんは。
やっぱり、富山と伊予ヶ岳の山バッジはなかったのですね。。。bikihanakoも各集落の商店やら駅前の土産物屋さんやらを物色したのですが、残念な結果に終わっていました いつか製作されるかもしれませんので、それまで気長に待つしかないでしょうかね。。。
富山への登りの道は、bikihanakoは以前下りに使おうと思っていたのですが、日没間際だったので、弱気になって進むことができませんでした。レポを拝見すると、難路のようですね。そのまま下っていては、おそらく途中で日没となってしまっていたのかもしれません。
何はともあれ、お疲れ様でした。
bikihanako
bikihanakoさん、こんばんは。
山バッジに関しては残念でした。道の駅とみやまというくらいなので、富山の山バッジを期待していたのですが 。ただ、道の駅は盛況だったので、いつかおみやげ用に製作されるのではないかと期待しています。
伏姫籠穴分岐から富山までは、短いですがなかなかの難路でした。滑りやすい上に両側がやせていたりするので緊張します。日が暮れてしまうと少し危ないかもしれませんね。
bikihanakoさんは同日、諏訪山に挑まれていたようで、お疲れ様でした。西上州の山にはとても惹かれるのですが、公共交通機関利用で日帰りが厳しかったりするので、なかなか行く機会がありません。残雪が消えたら裏妙義に登ってみたいと思っているのですが…。
yamareco
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