虚空蔵山 唐鳥屋・立峠・岩井堂へ
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- GPS
- 03:14
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 497m
- 下り
- 504m
コースタイム
天候 | 晴れ 北アルプスは雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
虚空蔵山から唐鳥屋城祉 急斜面 踏跡薄く ピンテも無い |
その他周辺情報 | 松茸山荘 四賀化石館 |
写真
感想
2023年(令和5年)8月21日(月)
虚空蔵山 唐鳥屋城祉・立峠・岩井堂へ
四阿屋山を目指すが、とんでもない荒れた林道を走り、登山道へは作業中で薦めない状況。
また大沢山から四阿屋山へとコースを変更するが、ここも空峠手前で大規模な伐採作業中でとても通らせてほしいとは言えずに引き返した。
ということで松本市四賀方面へと下り、久しく岩井堂方面から登ってない虚空蔵山へ方向転換した。
登山口に当たる岩井堂は何となく記憶がある。
2度目の岩井堂からのコースだったが道は全く覚えがない。
登山口にある理解できない地図を見て、丈の高い草生える林道方面へ不安を抱え歩く。
広い林道のような道が終わり、坂になると快適な登山道になった。
表示もあり、茸の止め山テープの脇を登る。
稜線に出ると一気に明るくなり南方の山が見られるようになった。
心地よい風も吹き細尾根を歩く。
ぐっと最後登り上げると虚空蔵山城跡へと飛び出た。
山頂からは、北アルプスなど遠くの山は雲の中で見られなかったが、近隣の里山は良く眺められた。
やさしい聖山、ゴツゴツいかめしい岩殿山、京ヶ倉の山並み、大町の鷹狩山まで。
眼下の筑北、四賀の田園風景を望みながら、涼しい風にしばし休む。
本来の最高地点があると言うことで稜線をさらにに進む。
GPS、見た目で最高地点に立ってみるが、三角点等は見当たらず、樹木に覆われたただの稜線だった。
下山は唐鳥屋城・立峠方面へとこれも表示のないなかGPS頼り。
真っ直ぐな急斜面、目印になるテープが全くなく、踏跡も薄い。
わずかな歩いた形跡を見つけ、稜線を外さないよう下った。
かなりの急坂で登るのは大変そうに思えた。
一端林道花川原線の終点に出て、そこから唐鳥屋城祉へ向かう。
獣道だろうかはっきりした踏跡に入り込み行き止まる。
稜線を登ってゆくことに気づき戻ると、ちゃんとした道があるではないか。
折れ曲がるところを真っ直ぐに獣道に誘われてしまっていたようだ。
唐鳥屋城祉への最後の登りは今日一番の難所だった。
下から見るとほぼ垂直の滑る土、岩場の急斜面に立ち木につかまり這い登った。
登り着いた城祉は草に覆われ、展望もなく荒れ果てている。
立峠へは今までの登りを考えると快適そのものの下り。
立峠は善光寺街道の茶屋跡、かつて三軒もあったというは信じられない。
草木が生い茂り樹間から聖山が展望できる広場が残る。
立峠からは正に善光寺街道を会田宿・四賀へと下る。
昔の幹線道だったことを思い馳せてみるが、なかなか人馬行き交う様子が浮かべにくい。
下山口の配水池付近には当時を偲ばせる立派な馬頭観音が建てられていた。
岩井堂へ寄る。
観音様が祀られている岩井堂の周りには、多くの石仏が見られた。
砂岩層が虹のごとく美しい四賀キャニオンと呼ばれる岩稜帯も良い。
美しい砂色、その背景に今登ってきた虚空蔵山の三角錐が見られた。
ふるちゃん
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