二岐川本流(平ヶ岳先ノ沢)〜平ヶ岳〜恋ノ岐川

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 52:29
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,692m
• 下り: 1,645m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:00

6:30 スタート地点
15:30 C1

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:19
• 合計: 8:30

6:30 宿泊地
10:26 10:45 池ノ岳
11:13 11:13 平ヶ岳
15:00 宿泊地

3日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:20

6:40 宿泊地
11:00 ゴール地点

写真

平ヶ岳先ノ沢

池に飛び出た

感想

中澤慧

久しぶりの中ノ岐林道を歩き、二岐川へ。出合いから遡行したが、橋が何度も沢を横切っていた。かつての生活の名残ではあるが、これだけ人工物が横切ると目障りではあった。二岐川には、かつてジョウ沢出合に檜枝岐小屋があり、そこまでにもワラビ小屋が2軒もあったという。山での暮らしの場でもあった。
平ヶ岳先ノ沢へ入ると美しいゴルジュが続く。雪渓もなく快適に遡り、つめあげると池ノ岳の池へと飛び出る素晴らしいフィナーレだった。
池ノ岳からは、恋ノ岐川左岸に踏み跡が今でもある。平ヶ岳先(P1886)からジョウ沢との出合に向けて伸びる尾根が『日本百名山』の深田久弥が辿った尾根だ。久弥は藪こぎで平ヶ岳に至り、その後水長沢へと下る五日間の行程だった。登山道の無い平ヶ岳で山旅ができた時代がなんとも羨ましい。
平ヶ岳を踏んで恋ノ岐川へ。下降中に5,6PTとスライド。どこの焚き火跡にも、空き缶や金属ゴミが多く残っていた。できる範囲で回収したが、空き缶をそのまま焚き火に残して、PTの誰も疑問に思わないのはどういう人達なのだろうか。恋ノ岐川はとても綺麗で、また平ヶ岳を踏んだときは下降に使いたいと思う。平ヶ岳を巡るよい沢旅だった。

詳細記録
ポムチム：https://fallove0413.com/2023/08/13/hiragatakesennnosawa/
サワグルイ：https://sawagurui.com/hiragatakesennosawa

コメント

k2saka

はじめまして、こんにちは。

リンク先の記録、とても楽しく拝読いたしました。登山道チームはこのロングルートを2日で抜けるとは、相当足が速いですね。スゴイ！　私は8月12日に中ノ岐川支流の西沢に釣りで入りましたが（レコ無し）、中ノ岐林道を自転車で通過する時、すごく綺麗なナメの二岐川が見えたなーと、思い出しました(^_^)
ニアミスしていましたね。

さらに、大型台風が逸れたことが分かった15日からは恋ノ岐川を息子と遡行してきました（レコ有り）。我々の時にはテンバにはゴミがほとんどありませんでしたが、回収されていたのですね。放置者の代理で、お礼申し上げます。私も河原に大きな焚き火跡を見付けましたが、片付けないことは理解に苦しみました。

なお、先ノ沢も検討したのですが、直近のレコも少なく長距離なので、体力・技術的にあきらめていました。リンクにある記録を見て、恋ノ岐で正解だったと再認識いたしました。。。


不躾ながら、オホコ沢の標高1500ｍ付近の15m滝はクライムダウンされたのでしょうか？　我々は遡行時に下部の濡れを嫌って大きく右岸高巻きしたのです。岩もヌメヌメでしたし。。。
もし可能であれば教えてください。<(_ _)>

中澤慧

息子さんは若いうちから貴重な体験ができて羨ましいです
オホコ沢の滝はクライムダウンしました、ヌメりはありますが灌木があるので問題ありませんでした