鵜の瀬公園から小栗山
- GPS
- 07:17
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 896m
- 下り
- 897m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鵜の瀬公園には綺麗なトイレがあるのと、冷たくて美味しい水がドンドン出ている。 |
写真
感想
高島トレイルのすぐ脇にある小栗山に行って来た。以前池河内から、小栗山-桜谷山と周回したが、今回は神宮寺奥の鵜の瀬公園からのピストンだ。
鵜の瀬公園白石神社の奥の不鮮明な樹林帯を北側の沢を越えて、東に向かう尾根に、廃林道がジグザグと登った後に急斜面を登るのだ。しかし、この斜面が小石やざれで木々が無ければ登れないほどだ。更に踏み跡は殆どなく、唯々上に向かうだけだ。幸いなのは、木々の葉で直射日光がないことだ。モチベーションの上がらない急斜面はシンドイことこの上ないのは、最近のハイクでは何時もなのだが・・・・・。
350mピークから南に方向転換すると、傾斜も落ち着き、尾根が細くなったと思ったら、古い掘割道も時折現れて、道探しに必死になることも少なくなった。取付きからの急斜面は下りが大変だと不安になりながら、457mポイントに到着した。当初計画から1時間ほど遅れてしまったが、計画がいい加減ではあったのだ。最初の登りは確かに等高線が比較的狭いことは認識していたが、これほど登りにくいシンドサとは想定外であった。
457Pからはやや東に向きを変えて緩いアップダウンで歩き易くなったと思ったら、山毛欅がポツポツと出始めた。標高560mの所で、正午前であるのでランチとしてどっかと腰を下ろした。周辺は木々の間から景色が見えて、その上樹下の道なのでギラギラの太陽は優しく葉越しに届く程度だ。風は左側から緩く時に強く、暑さを吹き飛ばしてくれっるので、町は35℃とかのようだがここは快適だ。
ランチ後の標高600m〜650mの間は岩が露出して木の根と枝に遮られ、尚且つ細尾根で歩きにくいのには閉口した。そこを越えると680mピークは落合橋からの尾根との分岐であり、山毛欅が彼方此方に群生して林相は最高となった。小栗山まではその山毛欅林の中をただ歩くだけだ。季節が新緑か紅葉の時期であれば、感激は何倍になるだろうか?真夏でもこの気持ちよさからは計り知れないものがある。山毛欅林の中の小栗山に2度目の登頂だ。登りのシンドサを忘れた。
下りは思いのほか順調に進み、登りで苦労した350mピークから下はGPSとニラメッコで踏み跡のない木々の多い急斜面を軌跡を踏むように下った。急傾斜にも関わらず、何とか安心して下れたのは細い樹林が密生していたので、それらを掴んで何とか落下を防ぐことが出来た。廃林道に降立った時にはホッとしたものだ。登りは太陽の陽ざしを遮り、下りはハンドホールドとなってくれたので、ここの木々は邪魔ではなく有効な存在だ。
鵜の瀬公園は冷たくてうまい水が蛇口からほとばしり出ている。この水は『毎年3月2日に行われる神宮寺の神事で、鵜の瀬より送られる「御香水」は約10日かけて奈良・東大寺二月堂の若狭井に湧き出すとされている』とのことだ。
”八”、”永”、”竹”
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