小栗山-桜谷山周回
- GPS
- 07:14
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小栗山登山口取付き部は岩と斜面が悪く、中々シンドイ場所だ。その上も藪が続いているが、557ピークからはとても素晴らしい尾根である |
写真
感想
高島トレイルの桜谷山に池河内から小栗山を経て行ってきた。このコースは『flatwell』さんと『naojiro』さんの記録を参考にさせて戴いた。ありがとうございました。特に桜谷山北尾根最末端の岩場は最後まで忠実に岩を進むと安全に降りることが出来ました。
昨年の今頃同じ登山口の落合橋を渡った所に降りている尾根から高島トレイルの駒ケ岳のすぐ西に登り、駒ケ岳ー千石岳をぐるりと周回し、落合橋に降りてきた。その時に間違って、この尾根に登り始めて、嫌な取付きだなと思ってGPSを見るとすぐ隣の尾根に気が付いて、慌てて降りたことがあった尾根に登るのだ。案の定昨年の不安は的中して、標高差50mほどがとてもいやらしい急斜面と岩とグズグズであった。右に左にと右往左往しながらやっと小藪の樹林に入って一安心したものだ。すると斜面上から見て左側(北)から杣道風の掘割が登ってきている道と合流した。そのすぐ上に狭い稜線上に炭焼き釜跡があるので、この掘割道で行き来していたとなるので、歩き易い道があるのだろうと思えた。その道を探せれば、楽々と登れただろうな。
傾斜もすこし落ち着いて、木々の間を進むだけの安心した歩きとなった。その後はユズリハの藪が多く続くが、鹿道らしい僅かな切り開きを進むと周囲に赤い葉が見えだした。まだ色は薄く、黄色も薄い。しかし、ユズリハの緑一色の中からはとても美しいような錯覚さえするものだ。急斜面を登ると557mピークに達した。この頃から山毛欅がボチボチと現れて、雰囲気は良くなってきた。下草のない、快適な稜線漫歩である。先ほどまでかなり高く見えていた680mピークがすぐそこになり、いつの間にか足下となった。丁度12時となったので小栗山、桜谷山が見える景色の良い場所でのランチとした。
小栗山からは山毛欅林の稜線で、緩やかな尾根は最高だ。木々の間からは百里が見えだし、桜谷や千石への稜線も手に取るようだ。昨年の千石への道も最高に良かったことが思い出されてきた。山毛欅の林立する小栗山を過ぎても似たような素晴らしい山毛欅林に癒される。百里が近づいて来たと思ったら、桜谷山であった。ここは今日の山の中では最高の眺望である。比良の武奈、釣瓶、釈迦迄が見えるほどだ。久須夜ケ岳と小浜湾も見える。駒ケ岳から千石への稜線は色づいている見えるが、先週歩いた高島トレイルの693mピークから熊川への尾根は見えないようだ。桜谷山北尾根は快適な尾根であったが、600m辺りからユズリハの密集で踏み跡を見失い、藪に入るが直ぐに西の稜線にある踏み跡に戻ることを2度、3度であった。しかし、突如元のような枯葉の敷き詰めた稜線歩きに戻ってホッとしたものだ。すると岩が出て来て、その岩の上に大きな木が載って岩を抱えている。そんな形が次々と現れて、何と無理なと笑いながら歩いていると、463mピークに到着した。ピークらしくない場所なのに、1本の木に黄色テープにその表示はあった。
この尾根の末端は大きな岩があるらしく、そこをどうこなすかが課題の様だが、岩を最後まで忠実に行った方が簡単だとのお教えの通リ少し恐々と進むと最後の斜面も難なく降りることが出来た。
思ったより早く林道に降り立ったので、三番(さんば)滝を見に行こうかと林道を上流に進み、二俣から左俣に入る。二俣には三番滝駐車場との標識もあるが、駐車場的ではないものの道幅が広くなっていた。三番滝へのルートは沢沿いを進むが直ぐに斜面をジグザクと右岸を登り始めた。随分と進むと右下に滝が見えだしたら、三番滝は此処から10分とある。随分登って来たのにまだあの斜面を登り、裏側を下るのかと思うとシンドクなって、ルートから滝の良く見える場所まで下って、戻ることにした。本来なら沢伝いに進んだ方が近いのに、一般者用に安全を期して遠廻りしているのだろうか?そんなことを考えながら、林道に戻り駐車地に急いだ。
”八”、”竹"
コメント
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釜跡へ登る古道があったんですか。それは気づきませんでした。あんな場所にあんな立派な釜跡があるとは驚いたものです。
サンバの滝はそこではなくもっと奥ですよ。また機会があれば行ってみてください。
ちなみに、明通寺から小栗山へ登るルートもいいそうです。
では
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