記録ID: 586612
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
丹沢
檜洞丸
2015年02月08日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 812m
- 下り
- 814m
天候 | 曇りのち風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山届、トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■西丹沢自然教室〜小コウゲ積雪状況(当日現在) ・用木沢出合までは積雪ほとんどなく車両通行可能 ・犬越路までは積雪あまりないが、犬越路手前から少し雪が出てくる ・犬越路から檜洞丸方向へ進むと積雪10〜20cm程度だが前半はトレースある ・標高1220m小ピーク(東北東から南東へ向きを変えるポイント)から先は 積雪も30cmを越えトレースも次第に疎くなってくる ・小コウゲで風雪強くなり(寒冷前線通過時)往路付けたトレースも帰路は 消失してきたのでここで退却 なお当日蛭ケ岳から檜洞丸、つつじ新道を降りてきた方々によると、 そちらのトレースはあったとのこと |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
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感想
当初は赤岳で講習予定でしたが、二つ玉低気圧と寒冷前線通過、南西風による気温上昇と雪崩のリスクを考慮し、近場の西丹沢へ計画を変更して実施しました。
犬越路までは積雪も期待していたほどはなかったのですが、檜洞丸へ近づくにつれ
風雪も次第に強まり積雪も増えて北八と遜色ない雪山となりました。
小コウゲで今後の行動判断を行います。
ここから先はトレースも疎くなりルーファイやラッセルに時間かかること、
湿雪のため替えも含めたグローブやウエアの濡れがおびただしく凍傷や低体温症のリスクが出てくること
などからこれ以上深追いすれば撤退チャンスポイントを逃してしまうので、ここで撤退という総意をまとめました。
帰路、あれだけ明瞭であったトレースはほんの2〜3時間の風雪で消失していました。
受講者さんにはそのようなリスクと行動判断がよい体験になったかと思います。
★総括
・デッドライン(生死の分岐点)を見極めること。ここから先に突っ込むとどのようなリスクが危惧されるか。
・計画段階でメンバー全員に「いつ、どこで、どのような状況になったら、こうしよう」と行動判断を共有化しておくこと、また実際にそうなったら決めたとおりに行動すること
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