氷ノ山〜三ノ丸



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 835m
- 下り
- 843m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
昔ながらの峠道なのかとても風情があるいい山道だ。
足の速いこーすけさんとサトちゃんには先に行ってもらい、僕はひとりのんびりと楽しみながら登った。
杉木立とどろどろになった山道を抜けるとそこがニノ丸だったようだが、山頂らしいピークもなく、標識があったかどうかも気づかなかった。
あまりの景観の素晴らしさと吹き渡る風の心地よさにほんとにいつまでもここで風に吹かれていたい気持ちだった。
爽やかな秋晴れの日にまた歩きたいと思った。三ノ丸は最高だ!!
感想
2009年6月14日(日)【氷ノ山〜三ノ丸】
昨夜は、mixiの山コミュ仲間のあかがねさんとこぶたさんの結婚式の披露宴の2次会に参加して岡山に泊まりました。今日15日の日曜日は当初mixiの岡山コミュのイベントに参加して那岐連峰の広戸仙を歩く予定でしたが、サトちゃん、こーすけさんとともに目標を氷ノ山に変更。
今年16回目の山行です。
<コース:氷ノ山ふれあいの里→氷ノ越→氷ノ山→三ノ丸→氷ノ山スキー場>
4時に起床。5時前には岡山市内の宿を出て一路氷ノ山を目指しました。
初めて氷ノ山に登るときは兵庫県側から登ろうと決めていたのですが、
下関までの帰路が長いのでコースタイムの短い鳥取県側から登ることにしました。
山陽道龍野ICからR179、一般道、そしてR29を北上。戸倉峠を越えて氷ノ山ふれあいの里についたのは7時半過ぎでした。
しかしなにやらたくさんの人出です。道端にはのぼりもたくさんたっています。
今日はなんと山開きの日でした。
準備を整えて8時に出発。
車道を15分ほど少し北に歩いたところから登山道に入りました。
朝のきれいな日差しが斜めに差し込む植林の中を登っていきます。
8時半にキャンプ場からのルートに合流。
深い森の中をジグザグに氷ノ越に向けてゆるやかに高度を上げていきます。
昔ながらの峠道なのかとても風情があるいい山道です。
足の速いこーすけさんとサトちゃんには先に行ってもらい、僕はひとりのんびりと楽しみながら歩きました。
9時すぎに氷ノ越につきました。
山頂方向は雲が多くて山頂はよく見えませんでした。
こーすけさんとサトちゃんにはまた先に行ってもらい、僕は遅れて9時15分に峠を出発しました。
すぐにブナの原生林の森に入りました。
尾根上にあるためか、密林ではありませんが、とても美しい森で、僕は前に進むことができなくなり、しばらくずっとブナの森を眺めて楽しんでいました。
15分ほどしてから尾根道を先に進みました。
尾根道からは左前方に山頂小屋が雲の中から見え隠れしていました。
9時55分に仙谷アルパインコースとの分岐を通過。
こしき岩をトラバースすると尾根道は終わり、山頂への最後の登りの幅広い道をジグザクに登っていきます。
最後のコーナーを曲がると青空の下に山頂への道が続いていました。
10時20分に山頂に着きました。
標高差は700mあるのに目だった急坂もありませんでした。
湿気が多いのか360度の大展望を誇る山頂も北に峰続きの鉢伏山とわずかに扇ノ山が霞んで見えるだけで、東側はかなり黒い雲が出ていました。
しかし時間が経つにつれてだんだん空気が澄んできたのか南側の展望が利いてきました。
さすがにはるか西にある大山までは見えませんでしたが、南方の三室山、後山、そして那岐連峰までが見えてきました。
那岐連峰の広戸仙ではmixiの岡山コミュのイベントが開かれています。
みんなも好天の下、楽しんでいることでしょう。
山頂での山開きの神事は12時から始まるとのこと。
さすがにそれまでは待ってられないので11時40分に山頂を辞して、三ノ丸目指して笹原の尾根を南に縦走を開始しました。
三ノ丸を正面に見ながら笹原の尾根を下って鞍部に出て少し登り返すと小さな森に入ります。
杉木立とどろどろになった山道を抜けるとそこがニノ丸だったようですが、山頂らしいピークもなく、標識があったかどうかも気づきもしませんでした。
小さな森を抜けると背の高い笹原の中に切り開かれた道を三ノ丸を正面に見ながらゆるやかに登っていきます。
振り向くと氷ノ山の山頂が見えました。
時間はちょうどお昼どき、真上から太陽が照り付けてきてとても暑いです。
秋の好天ならさわやかに歩けることでしょう。
11時25分に三ノ丸の山頂につきました。
山頂にある木組みの展望台からはたおやかな笹原の稜線の向こうに氷ノ山山頂や南方向はるかかなたに三室山、後山、そして那岐連峰までの大展望が広がっていました。
あまりの景観の素晴らしさと吹き渡る風の心地よさにほんとにいつまでもここで風に吹かれていたい気持ちでした。
爽やかな秋晴れの日にまた歩きにきたいと思いました。
三ノ丸最高です!!
13時に三ノ丸をあとにしました。
背丈より高い笹原の中をゆるやかに下っていくと20分ほどでブナの森につきました。
規模は小さいですがここも素晴らしいブナの森でした。
ここからは尾根道の急坂を下っていきます。
途中樹の間から氷ノ山や三ノ丸の山頂が見えました。
13時40分頃にスキー場リフトの最上部に出ました。
正面に陣鉢山、右手に赤倉山と氷ノ越がよく見えていました。
10分ほど休んでスキー場の中の嫌な急坂を下っていきます。
急坂が終わるとルートがはっきりしない幅広い草地のゲレンデの中をのんびりと下っていきました。
14時25分に車道に出てました。
ここから20分ほど車道を歩いて氷ノ山ふれあいの里に戻りました。
ここの宿泊所は温泉ではないけど入浴はできるとのことでしたが、山開きで来ている団体さんで一杯なので、帰路の道路沿いにある「ふれあいの湯」まで行くことにしました。
こじんまりとした小さな温泉で湯船の温度が少し高めでしたがなかなかいいお湯でした。
さっぱりしたところで帰路に着きました。
広島着が22時半前。
ところが、山陽道の徳山西ICから防府西ICまでが通行止めに。
2シーズン前の冬の「マリリンの一番長い日」の悪夢の再来かと思いましたが、中国道へ遠回りしている最中に通行止めは解除されました。
しかし、日頃の夜更かしのおかげで途中で眠くなり、SAで休憩しながら進んだので、下関の自宅に着いたのは日付けが変わった午前1時半になってしまいました。
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※この記録はmixiの日記を転載して、2023年8月27日(日)、62歳時に作成しました。
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