この日は平日には珍しく出発されようとしてるヘルメット装着の人達3組ほどがおられた。
ここからメットということは石ブテ東谷、丸滝谷、石ブテ西谷あたりだろうが、なぜか自分が途中で出会ったのは丸滝谷でのメットをかぶっていない人達1組だけだった。
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8/29 6:57
この日は平日には珍しく出発されようとしてるヘルメット装着の人達3組ほどがおられた。
ここからメットということは石ブテ東谷、丸滝谷、石ブテ西谷あたりだろうが、なぜか自分が途中で出会ったのは丸滝谷でのメットをかぶっていない人達1組だけだった。
いつもの分岐。
今回はまずこの滝を左から巻いて石ブテ東谷に入り、その後滝の右の尾根を下りてきて右の丸滝谷を登り返す。
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8/29 7:34
いつもの分岐。
今回はまずこの滝を左から巻いて石ブテ東谷に入り、その後滝の右の尾根を下りてきて右の丸滝谷を登り返す。
この滝に名前があるのかどうか分からないが、沢登りだとこれも直登する人達もいるみたい。
巻き道の途中から眺めると、落ち口の一段下までは行けそうだがそこから最後がどう乗り越えるのか分からない感じ。
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8/29 7:37
この滝に名前があるのかどうか分からないが、沢登りだとこれも直登する人達もいるみたい。
巻き道の途中から眺めると、落ち口の一段下までは行けそうだがそこから最後がどう乗り越えるのか分からない感じ。
北向きの谷なのでまだ陽も当たらず薄暗くて岩肌の凹凸もちょっとはっきりしない中、出来るだけ巻かずに水線側を通りたい。
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8/29 7:39
北向きの谷なのでまだ陽も当たらず薄暗くて岩肌の凹凸もちょっとはっきりしない中、出来るだけ巻かずに水線側を通りたい。
金剛山は前夜雨が降ったようなので水量心配してたが、まあ普通といったところか。
ここは最初水流左を上ろうとしてまだ靴がどのくらい止まるか分からないのでちょっと不安を感じてやむなく右から上った気がする。
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8/29 7:45
金剛山は前夜雨が降ったようなので水量心配してたが、まあ普通といったところか。
ここは最初水流左を上ろうとしてまだ靴がどのくらい止まるか分からないのでちょっと不安を感じてやむなく右から上った気がする。
写真で見ると撮りようによってなんか長く続いてるように見えるが、実際はそんなに大きいわけではない。
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8/29 7:48
写真で見ると撮りようによってなんか長く続いてるように見えるが、実際はそんなに大きいわけではない。
奥まで何段にも続くナメ状の滝。
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8/29 8:02
奥まで何段にも続くナメ状の滝。
ここが今回一番大変だった。
ここでは珍しく樋状に何段も続く滝で、下は足もしっかりあったのでおそらく行けるだろうと巻き道も確認せずに突っ込んでしまったが、上に行くほど手も足も無くなり、上から2段目をなんとか上がったら最後はもうほとんど手がかりも無く、左足指に力入らないのと履いていった靴がソールもコンパウンドも柔らかくて小さく薄い足がかりに掛かってくれず、下りることも横に逃げることも出来ない中、狭い樋状の岩の横のちょっと土が溜まった中に手を突っ込み、膝のフリクションでギリギリ乗り上げることが出来た時はマジでホッとした。
この谷で今までこんな苦労した記憶無いけど、危ないと判断して巻き道探してたのか、それともやはり靴の違いが大きかったのか、いずれにしても今回履いていった靴は面積あれば良く止まってくれるけどつま先掛けたい場所ではまったく使い物にならないことがはっきりしたので、また靴に悩むことになりそう。
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8/29 8:12
ここが今回一番大変だった。
ここでは珍しく樋状に何段も続く滝で、下は足もしっかりあったのでおそらく行けるだろうと巻き道も確認せずに突っ込んでしまったが、上に行くほど手も足も無くなり、上から2段目をなんとか上がったら最後はもうほとんど手がかりも無く、左足指に力入らないのと履いていった靴がソールもコンパウンドも柔らかくて小さく薄い足がかりに掛かってくれず、下りることも横に逃げることも出来ない中、狭い樋状の岩の横のちょっと土が溜まった中に手を突っ込み、膝のフリクションでギリギリ乗り上げることが出来た時はマジでホッとした。
この谷で今までこんな苦労した記憶無いけど、危ないと判断して巻き道探してたのか、それともやはり靴の違いが大きかったのか、いずれにしても今回履いていった靴は面積あれば良く止まってくれるけどつま先掛けたい場所ではまったく使い物にならないことがはっきりしたので、また靴に悩むことになりそう。
詰めに入るところの分岐で、右すぐの所にラスボス的この谷の象徴のような滝が見える。
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8/29 8:32
詰めに入るところの分岐で、右すぐの所にラスボス的この谷の象徴のような滝が見える。
ここも手がかり足がかりは小さいながらもロープが掛かってるので今まではそんなに苦労した覚えは無いが、今回はやはりつま先の掛からない靴で上りだしてからいつのものように行かずに右往左往してしまった。
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8/29 8:36
ここも手がかり足がかりは小さいながらもロープが掛かってるので今まではそんなに苦労した覚えは無いが、今回はやはりつま先の掛からない靴で上りだしてからいつのものように行かずに右往左往してしまった。
ソールのコンパウンドは柔らかいのでこういう面で足を載せられるところでは普通にビブラムくらいには止まる靴なんだが。
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8/29 8:50
ソールのコンパウンドは柔らかいのでこういう面で足を載せられるところでは普通にビブラムくらいには止まる靴なんだが。
最後のロープを上りきって中尾ノ背のすぐ横に飛び出したところ。
ここの詰めは一直線で分かりやすい。
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8/29 9:14
最後のロープを上りきって中尾ノ背のすぐ横に飛び出したところ。
ここの詰めは一直線で分かりやすい。
ちょうどいいので中尾ノ背下る前に飯。
下りだしてから上ってくる男の人とすれ違った。
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8/29 9:38
ちょうどいいので中尾ノ背下る前に飯。
下りだしてから上ってくる男の人とすれ違った。
中尾ノ背から三叉路に降り立つ最後のロープ場。
さすがにここは上から見ると真っ逆さまって感じで、後ろ向きになって下りる。
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8/29 10:26
中尾ノ背から三叉路に降り立つ最後のロープ場。
さすがにここは上から見ると真っ逆さまって感じで、後ろ向きになって下りる。
朝より陽が入って綺麗。
上で食べたところなのですぐに右の丸滝谷に入っていく。
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8/29 10:31
朝より陽が入って綺麗。
上で食べたところなのですぐに右の丸滝谷に入っていく。
丸滝谷の方が石ブテ東谷に比べて通る人が多いせいか少しヌメリが少なく靴が止まる気がする。
陽が高くなってきて水に当たって綺麗な上に滝身を上れることが多くなって楽しい。
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8/29 10:45
丸滝谷の方が石ブテ東谷に比べて通る人が多いせいか少しヌメリが少なく靴が止まる気がする。
陽が高くなってきて水に当たって綺麗な上に滝身を上れることが多くなって楽しい。
この滝だったか、先行のノーヘルのお二人がまるで懸垂のように両手で1本のロープ掴んで身体後ろに反らして完全に体重掛けたまま登っていくのを見てビビった。
しかし自分も人に教えられるほどよく分かっているわけでなし、声を掛けるのも気が引け、しかしまたあれを見せられたらどうしていいかきついと思ってこの少し先で休憩されてるところで追い越させてもらった。
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8/29 10:58
この滝だったか、先行のノーヘルのお二人がまるで懸垂のように両手で1本のロープ掴んで身体後ろに反らして完全に体重掛けたまま登っていくのを見てビビった。
しかし自分も人に教えられるほどよく分かっているわけでなし、声を掛けるのも気が引け、しかしまたあれを見せられたらどうしていいかきついと思ってこの少し先で休憩されてるところで追い越させてもらった。
この谷はこういうところでも特に水線の中、水に洗われてるところがかえってよく止まる気がするので、それに気が付きさえすればフェルトでなくてもより楽しめると思う。
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8/29 11:01
この谷はこういうところでも特に水線の中、水に洗われてるところがかえってよく止まる気がするので、それに気が付きさえすればフェルトでなくてもより楽しめると思う。
もうこのあたりになるとソールはちょっとあれながらせっかくハイカットの靴にスパッツまで着けてるのだからと水線に入ることも躊躇がなくなり、ここもロープのあたりより真ん中の方が足は止まるとみて中央突破。
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8/29 11:06
もうこのあたりになるとソールはちょっとあれながらせっかくハイカットの靴にスパッツまで着けてるのだからと水線に入ることも躊躇がなくなり、ここもロープのあたりより真ん中の方が足は止まるとみて中央突破。
正面から撮った写真ではのっぺりしてしまって後からどこを上ったか思い出せない。
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8/29 11:11
正面から撮った写真ではのっぺりしてしまって後からどこを上ったか思い出せない。
下の丸滝。
さすがに直登する人はあまりいないと思うが巻き上がることは出来るそうで、ただその後が倒木だらけだったりしてただただ大変とか。
しかしまさに岩盤が露出した所と言った感じ。
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8/29 11:27
下の丸滝。
さすがに直登する人はあまりいないと思うが巻き上がることは出来るそうで、ただその後が倒木だらけだったりしてただただ大変とか。
しかしまさに岩盤が露出した所と言った感じ。
上の丸滝。
沢靴だとこの左側の段々を上るのもありみたいだけど、軽登山靴、特に今回の靴は石ブテ東谷でつま先での立ち込みがまったく出来ないことがはっきりしたばかりで怖かったのでさすがにパス。
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8/29 11:40
上の丸滝。
沢靴だとこの左側の段々を上るのもありみたいだけど、軽登山靴、特に今回の靴は石ブテ東谷でつま先での立ち込みがまったく出来ないことがはっきりしたばかりで怖かったのでさすがにパス。
素直に右のロープでの巻き上がりから。
こちらのように広い面積で足を乗せられるところではビブラム並みには止まることも分かってたのでこちらはいつも通り躊躇なく上がれた。
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8/29 11:42
素直に右のロープでの巻き上がりから。
こちらのように広い面積で足を乗せられるところではビブラム並みには止まることも分かってたのでこちらはいつも通り躊躇なく上がれた。
詰めにかかるあたりからロープが出てくるが、なぜか途中傾斜もきつく結構怖い所、こここそロープ欲しいのになという所で無い箇所があった。
以前はあったような気がするけどいったいどうしてしまったのか。
また、上に飛び出す直前、源頭部を少し横切るようにロープが掛けられた場所、以前はもう少し足場があった気がするが、小さい土砂崩れなどで足場が流れてしまったのか、ちょっと高い木の根に腕力で乗り上がり、そのすぐ上にロープが通っているためザックの横に着けたストックに引っかかってしまってにっちもさっちもいかなくなってしまって焦った。
とにかく空中にむき出した木の根の上に掴まり乗っかっている状態なので体勢を大きく変えることも振り返って手でロープを外すことも出来ない。
これらのことから丸滝谷の詰めは以前に比べて難易度が上がってるのではと感じた。
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8/29 12:00
詰めにかかるあたりからロープが出てくるが、なぜか途中傾斜もきつく結構怖い所、こここそロープ欲しいのになという所で無い箇所があった。
以前はあったような気がするけどいったいどうしてしまったのか。
また、上に飛び出す直前、源頭部を少し横切るようにロープが掛けられた場所、以前はもう少し足場があった気がするが、小さい土砂崩れなどで足場が流れてしまったのか、ちょっと高い木の根に腕力で乗り上がり、そのすぐ上にロープが通っているためザックの横に着けたストックに引っかかってしまってにっちもさっちもいかなくなってしまって焦った。
とにかく空中にむき出した木の根の上に掴まり乗っかっている状態なので体勢を大きく変えることも振り返って手でロープを外すことも出来ない。
これらのことから丸滝谷の詰めは以前に比べて難易度が上がってるのではと感じた。
再び戻ってきた休憩所。
さすがにちょっと疲れたので塩のタブレットなど食べて水飲んでたら中尾ノ背から女の方が上がってこられ、アブに付きまとわれて大変とのこと。
自分も丸滝谷の詰めあたりから付きまとわれたので虫除けかけて森林香炊いていても駄目でしたと話すと、ザックにトンボ付けてあるのにと笑って見せてくれて先に上って行かれた。
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8/29 12:15
再び戻ってきた休憩所。
さすがにちょっと疲れたので塩のタブレットなど食べて水飲んでたら中尾ノ背から女の方が上がってこられ、アブに付きまとわれて大変とのこと。
自分も丸滝谷の詰めあたりから付きまとわれたので虫除けかけて森林香炊いていても駄目でしたと話すと、ザックにトンボ付けてあるのにと笑って見せてくれて先に上って行かれた。
前に教えてもらったが、この新しい大日岳標識の場所は実は元々ここにあった場所とのことで、それがいつからか石ブテ西谷の詰めの上に立て替えられ、それがまた今回昔からの場所にも立て直されて現在ではどちらにも立っているとのこと。
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8/29 12:45
前に教えてもらったが、この新しい大日岳標識の場所は実は元々ここにあった場所とのことで、それがいつからか石ブテ西谷の詰めの上に立て替えられ、それがまた今回昔からの場所にも立て直されて現在ではどちらにも立っているとのこと。
確かに古く分かりにくくなってはいるが、以前からのものもそのまま残されている。
これはここしばらく草が茂って見えにくくなっていたが、この日歩いた山頂あたりはあちこち刈り込みがなされたようで、そのためまた日の目を見ている状態と思うが、おそらく次の夏にはまた草の中になってしまうと思う。
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8/29 12:46
確かに古く分かりにくくなってはいるが、以前からのものもそのまま残されている。
これはここしばらく草が茂って見えにくくなっていたが、この日歩いた山頂あたりはあちこち刈り込みがなされたようで、そのためまた日の目を見ている状態と思うが、おそらく次の夏にはまた草の中になってしまうと思う。
山頂到着し、来ましたよを一枚。
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8/29 12:58
山頂到着し、来ましたよを一枚。
この日はとてもよく晴れて透明度も高く、大阪から六甲山の方まで結構はっきり見えたしブルーシートの色も鮮やか。
この後いつも通り一段下の広場のベンチで飯食べてから30分ほど昼寝してしまった。
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8/29 12:58
この日はとてもよく晴れて透明度も高く、大阪から六甲山の方まで結構はっきり見えたしブルーシートの色も鮮やか。
この後いつも通り一段下の広場のベンチで飯食べてから30分ほど昼寝してしまった。
帰りは石ブテ尾根47番から。
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8/29 14:21
帰りは石ブテ尾根47番から。
基本木立の中の道だが一カ所大和葛城山の頂上や建物までよく見える所が。
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8/29 14:45
基本木立の中の道だが一カ所大和葛城山の頂上や建物までよく見える所が。
この道も枝の打ち落としがされたようで、地面いっぱいに枝が落ちて道が分かりにくくなってる所もあるな、しかし何度も歩いた所だしだいたい分かるからいいかとばかり他のこと考えたりしながら歩いてたらなんかおかしい。
そろそろ47番石柱が出てくるはずなのにそれ無しに左右に同じくらいの道とテープが。
一瞬面食らったがすぐにこれは47番見逃して下りてきて、ここは石ブテ西谷に下りる新旧道の分岐に違いないと気付く。
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8/29 14:57
この道も枝の打ち落としがされたようで、地面いっぱいに枝が落ちて道が分かりにくくなってる所もあるな、しかし何度も歩いた所だしだいたい分かるからいいかとばかり他のこと考えたりしながら歩いてたらなんかおかしい。
そろそろ47番石柱が出てくるはずなのにそれ無しに左右に同じくらいの道とテープが。
一瞬面食らったがすぐにこれは47番見逃して下りてきて、ここは石ブテ西谷に下りる新旧道の分岐に違いないと気付く。
そのままどちらかを下りてもよかったが、ほんとにあんな分かりやすい石柱を見逃すことなんてあるのかはっきりさせたかったのでひと上り戻ったらしっかり石柱あってガックリ。
やはりいくら慣れた道とはいえ低山の植生の中の道なんてどこも似たような場所は幾らでもあるので油断は禁物でした。
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8/29 15:01
そのままどちらかを下りてもよかったが、ほんとにあんな分かりやすい石柱を見逃すことなんてあるのかはっきりさせたかったのでひと上り戻ったらしっかり石柱あってガックリ。
やはりいくら慣れた道とはいえ低山の植生の中の道なんてどこも似たような場所は幾らでもあるので油断は禁物でした。
林道への最後の下りで毎回気になっていたジグザグに切られた道。
いつも気になりながらも同じくテープもある直登路を歩いてしまうので今回はほんとに下山出来るかジグザグの方を歩いてみたらしっかり付けられた巻き道でした。
しかしこの道は金剛山三大急登にも数えられるくらい急なはずだけど、一番きつい所がこの巻き道で回避されてるような気もするので、本来はどちらが正解なのか気になるところ。
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8/29 15:36
林道への最後の下りで毎回気になっていたジグザグに切られた道。
いつも気になりながらも同じくテープもある直登路を歩いてしまうので今回はほんとに下山出来るかジグザグの方を歩いてみたらしっかり付けられた巻き道でした。
しかしこの道は金剛山三大急登にも数えられるくらい急なはずだけど、一番きつい所がこの巻き道で回避されてるような気もするので、本来はどちらが正解なのか気になるところ。
すっかり馴染みになったROUTE47看板。
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8/29 15:40
すっかり馴染みになったROUTE47看板。
直射日光の下待っていた車に帰着。
この後着替えてる最中もアブに付きまとわれた。
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8/29 15:57
直射日光の下待っていた車に帰着。
この後着替えてる最中もアブに付きまとわれた。
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