金時山〜明神ヶ岳（足柄駅から宮城野温泉へ）

2015年02月14日(土) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,411m
• 下り: 1,262m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:34

距離 19.7km 登り 1,412m 下り 1,278m

8:06 スタート地点
8:25 不動之滝（頼光対面の滝）
9:37 9:49 足柄峠
10:34 10:35 足柄峠林道終点
10:42 猪鼻砦跡
11:25 12:17 金時山
12:38 12:39 仙石分岐
13:01 13:05 矢倉沢峠
14:21 14:22 火打石岳
14:38 宮城野分岐
15:16 明神ヶ岳
16:19 16:20 鞍部
17:40 ゴール地点

今回も金時山頂〜火打石岳間でiPhoneのGPSがルート記録をロスト。　どうも5分以上の休憩後は現在位置を再確認しないと追跡しない様子。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR東海道本線　国府津駅よりJR御殿場線で40分、足柄駅下車
帰り：箱根登山バス　宮城野バス停よりバス40分　小田原駅からJR東海道本線

コース状況／危険箇所等

足柄峠ハイキングコース　金時山登山口より上は凍結。　金時山頂上直下から5分程度まで続くが、そこから矢倉沢峠まではかなりの泥濘。　矢倉沢峠〜火打石岳の北側斜面は再度凍結するが、そこから明神ヶ岳〜下山までほぼ泥濘。

その他周辺情報

下山後、宮城野温泉　勘太郎の湯に立ち寄り

写真

御殿場線　足柄駅　標高330mからスタート。気温2℃　駅前の金太郎像が寒々しい。

住宅地を抜け、足柄古道へ

古道沿いは金太郎と源氏ゆかりの地が多い

銚子が淵

一旦車道に出た後、分岐で赤坂古道を選択

20分ほど上るとまた車道。　脇に目立たない芭蕉句碑「目にかかる時やことさら五月富士」。

足柄峠からの景色

今日は雲ひとつない白富士

足柄峠ハイキングコースへ

林道を30分ほど歩くとゲートが。ここで舗装路は終了。

そのまま行こうかと思ったが、ほどなく凍結路のためここからチェーンスパイク使用。

明神ヶ岳方面

氷を踏むチェーンスパイクの音が心地いい

夕日ノ滝分岐（猪鼻砦）

見えてきた金時山

これは面白いことになりそうだ（＾＾）

風もおだやかで気持ちいい

鳥居を抜けて、いよいよ急坂スタート

鉄階段が数箇所あるので慎重に

なかなかの傾斜、しかもアイスバーン

高度感と富士山の眺めを楽しみつつ、上へ

40分ほど登って、ようやく小屋が見えた

ほぼ予定通り、金時山頂に到着

過去二回が惨憺たる景色だったこともあり、感激もひとしおの白富士

右裾に見えるのはは八ヶ岳・金峰山方面か

越前岳・位牌岳や、三国山などの箱根外輪山。奥には駿河湾も見える。

箱根駒ケ岳・仙石原方面。　大涌谷の湯気も見える。

今回は金時茶屋で昼食。やはり暖かいものが恋しい。

なんと、金時娘から義理チョコが（＾＾；　アザ〜っす♪

矢倉沢分岐への下りはドロドロ・・・まあこの辺は想定内

金時神社への分岐。泥んこ遊びはまだ続く。

一瞬見えた、今日の後半戦　目的地

矢倉沢峠。　うぐいす茶屋前で一服し、気合を入れなおす。

ここからまた凍結路

ハコネダケの藪の中を進む

開けてきて振り返ると、みごとな金時山の山容がひろがる。

・・・かなり風強そうだな

1時間ほど進んだ火打石岳。ここでチェーンスパイクを外す。

宮城野分岐からの登り、再度金時山方面を振り返る。

明神ヶ岳までもう一息

泥との苦闘の末、たどり着いた明神ヶ岳山頂は・・・田んぼ状態（＾＾；

ここで一息。　奥の駿河湾がキラキラ。

相模湾と小田原の街を見下ろしながら、下山

カヤトの尾根での泥との戦いの後、鞍部（宮城野分岐）を下る。

別荘地に着く頃には日暮れに

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

オレオ

当初は大月あたりの山行を計画していましたが、空気の澄んだ冬に金時山の本当の景色（前2回は濃霧で眺望ナシ）をどうしても見たくなったのと、金時〜明神ヶ岳の縦走を1度体験したかったので場所を変更。　どうせならこの際麓から、という余計な考えも浮かびJR御殿場線・足柄駅からのスタートで1日楽しむ事にしました。

正直なところ、この時期の金時山北側がどうなっているのか見当がつかなかった（多分、チェーンスパイク使用くらいで大丈夫かな？くらい）のですが、行ってみてビックリ！　足柄峠林道の終点辺りからザクザクのアイスバーンになり、風景は一面の銀世界♪　チェーンスパイクで踏む氷の音と感触を楽しみながらの急坂登りは、富士山の抜群の眺望にそそり立つような金時山の山容と高度感・・・次回登る時は足柄からのピストンで充分、と思える充実した道程。　今回の上りがこれまでの低山ハイクの中で一番楽しめました。

後半の金時〜明神ヶ岳間は一転、予想はしていましたがほぼ泥濘との戦いに。　途中の火打石岳までチェーンスパイクを付け何とか足元の安全を確保しましたが、距離も長いためかなり脚力も使い最後はヘロヘロの状態で明神ヶ岳へ到着。　眺望は良かったですが、山頂の泥濘具合にはちょっと参りました。　宮城野の別荘地付近に着いたときには辺りも暗くなり、とにかく温泉で汗を流そうと至近の『宮城野温泉　勘太郎の湯』へ。　ゆっくり露天で疲れを癒させてもらいました。

総じて眺望と縦走、雪（アイスバーン）も楽しめ、おまけに何の因果か金時娘から義理チョコまでもらえる幸運にも恵まれた、大満足の一日でした。