志賀高原池めぐり


- GPS
- 06:08
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 754m
- 下り
- 752m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:01
天候 | 晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標等完備されていて分かり易く、危険箇所などは特になし。 |
写真
感想
大沼池近くの駐車場には4:36に到着。無人。外気温13度で、涼しいを通り越して寒いほどだった。支度と朝食を済ませて5:09に行動開始。準備中は暗くてライトが必要だったが、歩き出しの時点では既に十分明るくなっていた。初めてのコースなので周囲をよく見渡して、更に良く地図を見て進む。駐車場から少し車道を歩いたら林道に入る。所々に案内の標識が立っているので、それらを見落とさなければ間違いない。早朝の林道は静かで、我々以外に誰も歩いていなかった。静か過ぎて、前日ほぼ寝てない我々は、眠くて仕方なかった。緩く登るが歩き易いのでペースは良い。出だしの外気温は低かったがしばらくすると体がぽかぽか温まってきた。半袖シャツを脱ぎアンダーシャツ一枚で歩く。それにしてもこの林道は変わり映えがしなくて、歩いていて退屈だった。花も多く咲く時期ではなく、とにかく先に進むしかなかった。6時を回って今日最初の池である大沼池に到着。無人。誰もいないので静かだ。小休憩後に池に沿って歩き出す。沼の反対側には、遠く赤い鳥居が見える。アップダウンもなく単調な歩きが続く。この時間日差しがなく歩いていると気温はちょうど良い加減だったが、立ち止まると体が冷えて寒さを感じた。大沼池の反対側に回り込むと、池の畔まで出ることができた。水が澄んでいてとてもきれい。わき水があるのか、地面からブクブク水が湧き出しているように見えた。誰もいなくて静かなので得した気分。遠くから見えていた赤い鳥居に近付いたら大沼池を離れて次へ向かう。四十八池がそれになる。非常に良く整備されたトレイルを進む。相変わらず誰も見掛けない。7:20に四十八池に到着。無人。ベンチが無数にあって休憩適地だったので座って休むことに。ここまで水分のみで歩いてきたので、さすがに空腹を覚えるようになった。座って休みつつ周囲を見渡す。リンドウの紫色などが目に映った。休憩後に行動再開。池めぐりだけではトレーニングにならないので裏志賀山と志賀山の2つのピークを目指すことに。どちらも標高差としては大したことはないのだが、登山道の段差が案外きつくて苦戦する。ここまで楽チンで歩いてきただけに、ちょっと大変に感じた。裏志賀山には8時頃に到着。樹林に覆われていて展望が開けているわけではないが、途中大沼池などがよく見えた。裏志賀山は行き止まりになっているので、元来た道を戻り志賀山を目指す。裏志賀山から志賀山は、一旦下ってから登り返す。ここも段差が大きく感じた。志賀山8:21到着。やはり樹林に囲まれていて大パノラマではなかったが、お隣と言ってもいい草津白根山はよく見えた。そしてこの頃からようやく他のハイカーとすれ違うようになってきた。我々の行動開始が早かったのかもしれない。志賀山の山頂から少し先へ進むと、北アルプスの展望の良い箇所に出た。白馬三山などを同定することができた。
志賀山から下って渋池へ向かう途中でアクシデントが起きた。下り切って緩やかな下りを歩いていたところ、粘土質の登山道で片足がスリップ。別の足を着いたらそちらもスリップ。両足が滑った状態になり、ストックを地面に刺そうとしたがゴムのキャップが着いていて全くの無力。転倒してしまった。頭や足は全く打ち付けなかったが、左肘、左手首と左脇腹をしたたか打ち付けてしまった。痛くてしばらく立ち上がれず座り込む。数分後、Zさんに抱えられるようにしてようやく起き上がる。左肘は出血、左手首もわずかに血が滲んでいた。転んでかなりの衝撃があったようだ。左脇腹は鈍い痛み。大事にならなければ良いのだが。あちこち痛いがまだ途中だし、幸いに足は全くの無傷だったので行動を再開することに。渋池にはベンチがあって休憩適地。座って持参した食料を食べた。その後ひょうたん池と木戸池へ向かう。木戸池には駐車場があり、これからハイキングに出掛ける人も見られた。木戸池から少し下ると田ノ原湿原。湿原とはいうもののだいぶ乾燥しているように見えた。季節によっては違った見方ができるのだろう。国道を一度渡ったら三角池。池めぐりなので次々池が現れる。最後は長池だが、ここは干上がったダム湖のように見えた。トイレに寄ってから駐車場までの最後の歩き。最後の最後までアップダウンが続く。アップもダウンも延々続く訳ではないので体力的には楽だが、ほぼ徹夜のZさんはやはり大変そう。ペースが上がらない。こちらは転倒してあちこち痛いのでペースは遅め。ちょうど良かったかもしれない。駐車場には11:09に到着。出発からちょうど6時間で周回してきたことになる。朝は全然なかったクルマが、この時間はほぼ満車になっていた。花の時期はもっと混むのかもしれない。クルマにて擦り傷の応急処置。何でもないところだったが、転ぶ時は転ぶようだ。次回以降十分に気を付けなければ。
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