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Yamareco

記録ID: 5904674
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ハイキング
十和田湖・八甲田

[遅レコ]矢筈山:残暑のOQCパス山行、半袖隊長、小雨の下北半島で藪漕ぎ・濡れネズミの失敗山行

2023年09月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:00
距離
16.3km
登り
866m
下り
861m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
0:02
合計
4:00
12:43
142
15:05
15:07
94
16:41
16:41
2
16:43
桑畑BS
合計距離: 16.29km/最高点の標高: 611m/最低点の標高: 15m
累積標高(上り): 866m/累積標高(下り): 861m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:29.255=16.29+(866÷100)+(861÷100÷2) 
→→→判定「●EK24〜32未満 普通」
 EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
 Thanks to murrenさん⇒
 http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献book
 ▲分県登山ガイド01青森県の山(山と渓谷社2017年8月5日初版)
 02矢筈山(やはずざさん)627m:豊漁を願って祀られた祠のある山
天候 曇り時々
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
★★★大人の休日倶楽部パス利用★★★
【往路】地元駅新宿駅東京駅0632はやぶさ1号bullettrain0921八戸駅0933快速しもきた1107下北駅1115bus1238桑畑BS
【復路】桑畑BS1817bus1826下風呂温泉BS
(注)bus下北交通バス/現金後払い(IC不可)
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
全長16.3kmと長いが、次の通り、大半が林道歩きである
(1)桑畑バス停〜矢筈山登山口:大半が釜の沢林道/片道7.3km/往復14.7km
釜の沢林道は途中で通行止めだが、歩行するには何ら問題ありません。路肩崩壊箇所は修復済みであり、路面には転石は殆どない「スーパー林道」です。
(2)登山口〜祠〜山頂:ほぼ藪漕ぎばかりの登山道/片道0.8km/往復1.6km
取り付き直後は踏み跡は明確なるも、すぐに夏草や灌木が蔓延り、藪漕ぎを強いられます。次第に踏み跡は薄れ消えますが、ほぼ尾根筋トップ目を直進的に進みます。
山頂(三角点)は矢筈山権現の祠のまだ先で、大岩の右側を巻くように藪漕ぎが続きます。
所々にピンテがぶら下がるものの、山頂近くでは踏み跡はないも同然なので、GPSで現在地チェックを欠かせません。
(注)降雨時、あるいは降雨直後、朝露が多い時は、全身がびしょ濡れになるので、全身カッパで防御する必要があります。…と言うよりは、そんな条件下では入山すべきではありません…どうせ展望皆無ですから。

★水場sweat02:なし
★渡渉箇所waveなし
★泥濘状況shoe:なし
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :なし⇒蜘蛛の巣がないほど藪化が激しい

☆半袖 タイム:全行程
★半袖 出会い指数:夏季にて計測せず
☆半袖 驚かれ指数:同上
★入山者run:ゼロ……夏季あるいは降雨時の入山はお勧めしません
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★駐車場parking:利用せず
★トイレtoilet:なし⇒「桑畑温泉湯ん湯ん」で借用できると思います
★携帯 :ほぼ圏内
★飲料・食料調達処24hours:せず
★酒類調達処:かわの商店(下風呂温泉BS至近)
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:下記宿泊先
★宿泊施設hotel:下風呂温泉つぼた旅館
 (注)一泊二食付き7300円/ビジネスプラン⇒家族経営の実にいいお宿です
秋季OQCパス期間入り
東京0632発/始発はやぶさ1号で出発
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秋季OQCパス期間入り
東京0632発/始発はやぶさ1号で出発
八戸で快速しもきたに乗り換え
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八戸で快速しもきたに乗り換え
下北駅前にて
残念…最高峰釜臥山は雲の中
2
下北駅前にて
残念…最高峰釜臥山は雲の中
岬めぐりの〜バスは〜走る🚌
1時間ほど揺られ登山口最寄りバス停
もう12時半ですよ(^^;))
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岬めぐりの〜バスは〜走る🚌
1時間ほど揺られ登山口最寄りバス停
もう12時半ですよ(^^;))
桑畑温泉湯ん湯んの前から
長〜〜いアルバイトの始まり
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桑畑温泉湯ん湯んの前から
長〜〜いアルバイトの始まり
すぐに一軒家と畑があった
…が建物があったのはここが最後
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すぐに一軒家と畑があった
…が建物があったのはここが最後
舗装路が終わると釜の沢林道の起点
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舗装路が終わると釜の沢林道の起点
でも驚くほど路面状況はよい
広葉樹の森のようだ
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でも驚くほど路面状況はよい
広葉樹の森のようだ
通行止め地点まで来た
4〜5台のクルマを停められそうだ
1
通行止め地点まで来た
4〜5台のクルマを停められそうだ
携帯電波注意看板
ドコモ・ソフトバンク⇒○
AU⇒❌
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携帯電波注意看板
ドコモ・ソフトバンク⇒○
AU⇒❌
くそ!雨が降ってきた
この後は降ったり止んだり
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くそ!雨が降ってきた
この後は降ったり止んだり
大規模崩壊の跡地
通行止めの原因の一つだろう
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大規模崩壊の跡地
通行止めの原因の一つだろう
でもここなどは通行止め林道とは思えないよね
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でもここなどは通行止め林道とは思えないよね
ほ〜〜、凄い倒木
根こそぎって表現がぴったり
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ほ〜〜、凄い倒木
根こそぎって表現がぴったり
鉄砲水があったのだろうか
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鉄砲水があったのだろうか
貴重な開放空間
晴れてたらな…と思ってしまう
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貴重な開放空間
晴れてたらな…と思ってしまう
あれ?クルマがあるぞ?
⇒モーター音が鳴り響いており伐採作業者のものらしかった
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あれ?クルマがあるぞ?
⇒モーター音が鳴り響いており伐採作業者のものらしかった
ようやく登山口
道標は裏返って倒れていた
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ようやく登山口
道標は裏返って倒れていた
最初は踏み跡明瞭
ブナを愛でる余裕もあった
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最初は踏み跡明瞭
ブナを愛でる余裕もあった
倒木があるもまだ踏み跡は分かる
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倒木があるもまだ踏み跡は分かる
またこけ蒸した岩に足を滑らせないように…
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またこけ蒸した岩に足を滑らせないように…
でも大半は灌木が道を覆い踏み跡は微かに残る程度
たまにぶら下がるピンテを追う
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でも大半は灌木が道を覆い踏み跡は微かに残る程度
たまにぶら下がるピンテを追う
矢筈山権現の祠に着く頃には全身濡れネズミ
分県ガイドではここまでだが、最高地点はまだ先
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矢筈山権現の祠に着く頃には全身濡れネズミ
分県ガイドではここまでだが、最高地点はまだ先
祠の裏手の岩場を越えようとするも
雨で滑るし、足掛かりも手掛かりもないので超・危険
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祠の裏手の岩場を越えようとするも
雨で滑るし、足掛かりも手掛かりもないので超・危険
戻って岩場の基部右側を巻き…
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戻って岩場の基部右側を巻き…
尾根筋に戻るも再び灌木帯に突入
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尾根筋に戻るも再び灌木帯に突入
最後は笹の海を泳いで
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最後は笹の海を泳いで
適当に高みを目指したら……あった❗
しかし晴れていても眺望はない
そそくさと下山開始
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適当に高みを目指したら……あった❗
しかし晴れていても眺望はない
そそくさと下山開始
すると雨足が強まりビニ傘を差す
当たり前のことながら歩きづらいので傘をたたむ
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すると雨足が強まりビニ傘を差す
当たり前のことながら歩きづらいので傘をたたむ
祠まで無事に戻った
ここまでは合ってるな
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祠まで無事に戻った
ここまでは合ってるな
その後もピンテ頼りにヤブ漕ぎに励み…
2
その後もピンテ頼りにヤブ漕ぎに励み…
登山口に戻ってホッとした
その後はバス発車時刻を気にしながらひたすら歩く
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登山口に戻ってホッとした
その後はバス発車時刻を気にしながらひたすら歩く
通行止め地点まで戻ってきた
なんとかバスに間に合いそうだぞ
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通行止め地点まで戻ってきた
なんとかバスに間に合いそうだぞ
……と思ったが、桑畑温泉まで戻ったところでタイムアップ
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……と思ったが、桑畑温泉まで戻ったところでタイムアップ
バス遅延を期待し3分後に到着
しかし…あ〜無情、バスは来ず(>_<)
約90分後の最終便を待つことに
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バス遅延を期待し3分後に到着
しかし…あ〜無情、バスは来ず(>_<)
約90分後の最終便を待つことに
下風呂温泉に着いた頃には日が暮れてました
オマケに料金支払いに焦ってスマホを車内に置き忘れるとの大失態
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下風呂温泉に着いた頃には日が暮れてました
オマケに料金支払いに焦ってスマホを車内に置き忘れるとの大失態
なお翌朝同じ場所から撮ったのがこれ
2
なお翌朝同じ場所から撮ったのがこれ
(これも翌朝撮影)
到着遅延を詫びお宿にチェックイン
宿主に事情を話しバス会社にスマホ捜索の電話を入れて貰いました
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(これも翌朝撮影)
到着遅延を詫びお宿にチェックイン
宿主に事情を話しバス会社にスマホ捜索の電話を入れて貰いました
取り敢えず白濁した熱い湯でひとっ風呂
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取り敢えず白濁した熱い湯でひとっ風呂
…で、風呂から上がると朗報
スマホが見つかり、宿主がバス営業所まで取りに行ってくれてうると
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…で、風呂から上がると朗報
スマホが見つかり、宿主がバス営業所まで取りに行ってくれてうると
食事中にスマホが戻って来ました
やったぁ…乾杯!!
でも反省点が多い山行になっちゃいました
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食事中にスマホが戻って来ました
やったぁ…乾杯!!
でも反省点が多い山行になっちゃいました

感想

【登録日:2023年9月16日(土)】

9月4日から秋の大人の休日倶楽部パス期間入りしました。
…となると、個人的に行きたくなるのが下北半島の下風呂温泉郷。
そこで下風呂温泉郷に宿泊することを前提に選んだ未踏の山が分県登山ガイドで紹介されている「矢筈山」。
下風呂温泉がある風間浦村の後背地にある地味ぃな山です。

東京から新幹線+在来線+バスで行くと、登山口最寄りバス停に着くのは12時半過ぎ。
分県Gでは、登山口まで釜の沢林道(約7.3km)をクルマで乗り付ける段取りですが、今は途中で通行止めになっています。
もっとも拙者はハナから桑畑バス停から歩く計画ですから、「そんなの関係ねぇ」
のですが、この林道は通行止めになっているのが不思議なくらい実に歩き易い。
凸凹も、転石も、ほとんどなく実にスムースに歩けます。

一方で登山口から山頂まではほぼ藪道ばかりで、最初は明確な踏み跡も、次第に薄れ、最後には消えます。
但し、ハイマツあるいはシャクナゲのような跳ね返しの少ない素直な藪(夏草や灌木)なのですが、前日の雨と当日の小雨のため、濡れた枝葉であっという間に全身濡れネズミ。
その努力の割には山頂でも途中でも眺望は全くありません。

結果として当日挑んだのは大失敗でした。
拙者の感じたところでは、全般的に広葉樹が多かったので、晴れた紅葉の時季に歩くのが最適でしょう。
もっとも「スタンプ・ラリー」(=登った山リストの消し込み)に興味のない方は、「長い林道歩き・長い藪漕ぎ・一貫して眺望なし」を十分に弁えて入山しましょう。

なお12時半過ぎに入山し、16時半過ぎのバスに乗ろうと急ぐも、「3分差」で逃してしまい、次便(=最終バス)まで「90分待ち」となってしまいました。
またお宿へのチェックインが遅れてしまったことから、バス降車・料金支払い時に慌ててしまい、スマホを車内に置き忘れてしまいました。
宿のご主人のご尽力(=バス会社への連絡し、営業所へ取りに行って頂いた)で、約1時間後には手元に戻ってきたので事なきを得ましたが、慌てると碌なことはありません。
反省多き山行でした。

【今回登った主な山】
★矢筈山(やはずさん)627m:初…分県青森G、

  隊長

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