笠取山は雪深かった
- GPS
- 07:36
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 776m
- 下り
- 774m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:28
山頂で写真撮影のため14分の休憩。
帰りも笠取小屋で昼食、トイレ、アイゼン・ワカン脱着で31分の休憩。
実働時間:7時間28分
休憩時間:1時間21分
歩行時間:6時間7分
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
民宿みはらしのすぐ上で雪でスタック、しばらく奮闘したが抜け出せずチェーン装着しました。駐車場は作場平。ペーパー付きトイレあり。スタッドレス+チェーン準備の方が良いでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★雪の状況★ 作場平から笠取山までトレースはありませんでした。ただ踏まれた道に新雪が積もっただけでコースは明瞭に判ります。よほどの大雪でない限り迷わないでしょう。雪が締まっていないので踏み抜きます。笠取小屋までは傾斜ゆるいのでアイゼン不要です。笠取小屋から先は雪が深く踏み抜くと股下までいきます。たまらず小屋をスタートして直後にワカン装着。 ★危険箇所★ 笠取山手前の最後の急登をこなした後の狭い岩場。小さいですが雪庇あるので踏み抜かないように注意すること。あと登りで直登できなそうな岩場を右に巻きましたが帰りに下をみたら落ちたらアウトでした。夏道を知らないので正解わかりませんが岩場直登だったかもしれません。 ★携帯の状況★ ヤブ沢峠から笠取山までの稜線はドコモが繋がる。作場平はドコモ不可でした。 |
その他周辺情報 | ★温泉、土産★ 道の駅たばやまでのめこい温泉で入浴、直売所で土産購入、ついでに喫茶店でコーヒーを堪能しました。土産物豊富にあります。寄って良かった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
バラクラバ
帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
朝食
昼食
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ツェルト
ストック
カメラ
|
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備考 | ダウン、フリースは使用せず。 |
感想
★本日のコース★
年末に両神山、1月に酉谷山に続き雪遊びの第3弾。もう少し雪深い所をと選んだのが奥秩父の笠取山。無雪期にも歩いたことはないが距離も短いしトレースなくてもなんとかなりそうだ。シーズン中は子供連れのレコも多いが雪の季節はそうもいかないだろう。最近のレコも少ない。足回りで悩んだが最後の急坂がありアイゼンは必要だろう。雪の深さを考慮してワカンを持参した。これ正解でした。
★作場平〜笠取小屋★
日の出前にヘッドライトで出発。トレースはないが人の通った跡は凹んでいるし、沢沿いの道なので迷うことはない。つぼ足で淡々と進む。日が昇り東の空がピンクに染まるがコースは陰になりモーゲンロートは見られなかった。やはり無雪期に比べると歩みは遅い。傾斜はゆるく登っているという感じではない。ヤブ沢峠で柳沢峠からの道を合わせコースは右へ。林道なので車が通行できる広い道に変わる。この辺りから雪が深くなりペースも徐々に落ちていく。踏み抜くと膝上。ほどなく笠取小屋が見えてきた。ここでアンパンの朝食、トイレ、そして後の登りに備えアイゼンとスパッツ装着。さて出発。
★笠取小屋〜笠取山★
出発してすぎぐに踏み抜きの回数が多くなり深さは股下まで達するようになった。やはり小屋でワカンを装着した方が良かったかなと考えながら先に進もうとしたがつぼ足は無理そうだ。あきらめてワカン装着。直後に道型が無くなる。先行者は諦めて引き返したのだろうか?見回すと太陽光発電のパネルがあった。その方向がルートのようだ。近づくとその先に小さな分水嶺とさらに向こうに笠取山の急斜面が見えてきた。ワカン履いても踏み抜くと膝下までもぐる。なしだったら撤退だったなと思いながら先を急ぐ。いよいよ最後の急坂。さすがに斜度がきついので歩みは遅いがワカンのお陰でなんとかなりそうだ。斜面を登りきるとそこが頂上かと思ったが何もない。振り返ると富士。少し霞んでいるがピーカンだったら絶景だな。痩せた尾根を進むと小さな雪庇が連続している。踏み抜かないように慎重に通過した。岩の上を行くのか巻くのか判らない箇所が出てきた。初めて来た山なので夏道を知らない。獣のトレースを頼りに巻いたが帰りに見ると下はほぼ垂直の絶壁なので岩を直登するのが正解なのだろう。なおも進むとようやく山頂に到着。セルフタイマーで自撮りしてもと来た道を引き返す。
★帰り道★
自分のトレースに自分で感謝しながら下る。下りは歩幅が合わないがあるとないとでは大違いだ。笠取小屋でワカンとアイゼンをはずすし、パスタの昼食。正面に大菩薩が見える。名残惜しいが下山だ。帰り道東京都の水道局の職員の方が3人上がってきた。看板や指導標の整備点検のようだ。そういえば出てくる看板や標識は全て東京都水道局のもの。ここは山梨なのに東京の水源を管理するのにここまでやるのだな。普段水道の蛇口ひねってもそんなことろまで頭が及ばないが感謝しないと。作場平からはチェーン装着のまま下りてみはらしの手前ではずした。アイゼンやワカンもそうだけど着脱のタイミングと円滑にできるようにしておかないといざという時に役に立たない。帰りは眠気が襲ってきたので道の駅たばやまで休憩することにした。のんびりと温泉に浸かり、土産を買って最後は食堂でコーヒーを堪能した。3月は雪山に行けないけど4月は残雪の雪山楽しめそうだ。和名倉山でも行ってみようかな。もっと雪深そうだけど、、
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