茨城福島県境縦走佳老山から明神峠まで

2023年09月10日(日) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 12.3km
• 登り: 696m
• 下り: 612m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:43
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:55

6:30 スタート地点
6:47 0:00 茨城県境界杭発見
6:59 0:00 シノダケ藪突入
7:14 7:29 雨具を着ける
7:46 7:56 小ピーク休憩
8:19 0:00 西から北に向きを変える屈曲点のピーク
9:45 10:00 観音山
11:02 11:15 489m峰
12:21 0:00 間違いの尾根に入る
12:29 0:00 正規の分岐に戻る
12:58 13:00 子種塚
13:13 13:19 佳老山頂上の三等三角点
15:01 15:12 419m峰
15:25 佳老山を周回後。
15:25 ゴール地点

天候

霧一時雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

明神峠に駐車。自転車を前回と同じ、佳老山登山口にデポした。

コース状況／危険箇所等

前回の茨城福島県境縦走は佳老山登山口（標高約440m）まで。今回は明神峠（標高約360m）までの縦走とした。ただし、標高差80mを考慮して、明神峠を出発点とした。
今回のコースでめぼしい山頂は観音山514.5mぐらいだったので、前回行けなかった佳老山の岩尾根周回を追加した。

写真

9/10 5:46

前回のゴールと同じ場所が今回のゴール。
佳老山登山口に自転車をデポした。

9/10 6:33

明神峠に駐車して出発。
タイトルでは「明神峠まで」だが、実際は明神峠をスタートとし、標高の高い佳老山登山口をゴールとした。

9/10 6:35

明神峠の県境にある矢祭町の看板。看板のところから、濃霧の中でこれからのお天気はどうなるか不安を抱えながらの出発。

9/10 6:36

コンクリートの擁壁を埋め尽くす灌木のジャングルを登る。

9/10 6:40

途中から国道を望む。

9/10 6:44

コンクリートの擁壁には幅1mほどの段が数メートル毎にあって転落の心配がないのが助かる。

9/10 6:48

擁壁の最上部の稜線に出たら、

9/10 6:50

茨城県の境界杭があった。

9/10 6:54

県境稜線を辿る。

9/10 6:55

矢祭町の境界杭もあった。

9/10 7:02

シノダケの藪に突入。

9/10 7:12

濃霧が雨に変わった。

9/10 7:37

稜線の直下に林道が現れた。最初はこれで楽できると喜んだが、想像以上の藪で再び稜線へ。

9/10 7:48

植林帯の小ピークで休憩。

9/10 7:59

雨は相変わらず。

9/10 8:14

笹の藪を経て、

9/10 8:21

県境の屈曲点のピーク530m峰に着いた。雨が強くなるようだったら、このピークで、今日の縦走を打ち切りにしようと思っていたが雨がやみ、縦走を続けることにした。

9/10 8:23

稜線は北に向かい、藪の中に茨城県の鳥獣保護区の看板が現れた。

9/10 8:37

その先で、もう一枚。

9/10 8:55

稜線のすぐ下に、車の通れそうな広い林道が見えた。

9/10 9:00

稜線と林道が一体になるところもある。

9/10 9:01

鳥獣保護区の看板。林道から入ってくるハンターに向けてのものかもしれない。

9/10 9:03

よく手入れされた稜線。

9/10 9:22

林道を離れて稜線へ。

9/10 9:32

薄い灌木の藪が続く。

9/10 9:35

ホトトギス。

9/10 9:45

少し開けた稜線を行き、

9/10 9:49

シノダケの藪の中の観音山に着いた。

9/10 9:49

三等三角点椢木内入514.5m。「くにきうちいり」とでも読むのだろうか。→正解は「くぬぎうちいり」。点の記により判明。

9/10 10:25

植林帯の道は歩きやすい。

9/10 11:06

489m峰のピーク。

9/10 11:30

東側の県境稜線方面が見えた。

9/10 11:44

矢祭町の境界杭。

9/10 11:47

福島県の境界杭。

9/10 12:10

このあたりまでは問題なかったが、

9/10 12:14

小ピークの先を行き過ぎて(道迷いして）、発見した大岩。

9/10 12:15

大岩の後ろの小岩との間を通る。加波山にあったら信仰の対象になるかも。

9/10 12:19

ここまで来て間違い(道迷い）に気づき戻る。

9/10 12:41

その少し先、県境はただの斜面で、どこを下るかわからず、行ったり来たり。

9/10 12:53

結局、手前の尾根を降り、猪のヌタ場のような水たまりの脇を通って、

9/10 12:55

県境稜線に復帰した。

9/10 13:01

先週の下降地点に着いて、先週の県境縦走とつながった。

9/10 13:02

謎の石柱正体は「子種塚」だった。背面を見てやっとわかった。

9/10 13:05

林道に降りたら側溝に「子種塚」の標柱が落ちていた。

9/10 13:05

標柱の傍に「子種塚」への入口があった。

9/10 13:09

すぐそばが、自転車のデポ地。

9/10 13:09

1時少し過ぎに着いたので、佳老山の周回をして、時間を有効活用することにした。

9/10 13:16

この山頂プレートの下に三角点がある。

9/10 13:22

三等三角点加呂山459.4m。

9/10 13:16

赤い鳥居をくぐって、

9/10 13:17

熊野神社。

9/10 13:23

神社の右手に別雷神社があり

9/10 13:24

その右手が岩の尾根への入口。

9/10 13:25

コバギボウシと思われる。

9/10 13:28

岩尾根の上に出た。大迫力。

9/10 13:31

振り返ってみる岩尾根。

9/10 13:31

送電線鉄塔が見えた。右側の鉄塔は県境にあって前回訪れた福島東幹線185号のようだ。

9/10 13:31

その右。

9/10 13:31

さらに右。左のピークにはテレビの送信アンテナが見える。419m峰のようだ。
今いる尾根の先には小さく岩峰（多分ジャンダルムなどとよばれている岩峰）が見えている。

9/10 13:31

さらに右。東北の方面に、下関河内や下野内の集落が見えている。

9/10 13:31

岩尾根の末端部。

9/10 13:39

岩尾根には虎ロープがあるが、決して楽に降りられるところではない。この先にロープはなく、悪場はさらに続く。

9/10 14:20

この稜線を素直に降りればよかったのだが、

9/10 13:46

この斜面に道があるように見えたのでトラバースして降りようとしたら、てこずった。ホールド、スタンスが連続しない悪場だったので、稜線に戻った。

9/10 14:28

上から見えていた岩峰を横目に見て降りる。登れるようには見えないので、パスした。

9/10 14:33

岩尾根の末端に出て、さらに下り、西への尾根を辿ったら、

9/10 15:04

送信アンテナのある419m峰のピークに着いた。

9/10 15:05

テレビ局の送信所だった。

9/10 15:16

シルバーコンパスで下りの尾根を探して、幅の広いハイキング道を下った。

9/10 15:28

最後は福住林道に降りた。

9/10 15:38

自転車のデポ地まで戻った。
明神峠までは長いサイクリング。

9/10 16:08

福住林道の東側入口までは急な下り。

9/10 16:09

末端には西側入口と同じバリケードがあった。

9/10 16:09

バリケードに下げられた注意書き。
�．哀譟璽船鵐阿�盗難により無くなっているので注意すること。
�▲押璽箸粒�閉は通行者が責任をもって行うこと
の2点。林道のグレーチングは修復されており、車や二輪車の通行を禁止するものでもないようなので、この注意書きを見てほっとした。

9/10 16:49

全て舗装された林道を約1時間のサイクリング。アップダウンはあったが、電動アシスト付きのため、快適な走行を楽しみ、明神峠の駐車地に着いた。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 タオル カメラ

感想

山とハム

1.明神峠から屈曲点のピーク530m峰まで
峠からの登りはコンクリートの擁壁に始まる。その後も藪漕ぎが続く、気の抜けないコースだった。

2.屈曲点のピーク530m峰から、佳老山の登山口まで
県境稜線に付かず離れず時々合流の林道があるおかげで、歩きやすい稜線が続く。ルートファインディングは全体的には難しくないが、ゴール付近で、2箇所道迷いをしているので要注意だ。

3.佳老山の岩尾根を周回
時間に余裕ができたので、佳老山の岩尾根を周回してみた。ヤマレコの記録では「怖い」ルートとの印象があった。それでもロープが下がっているようなので、大丈夫かと思ったら違った。

�ヾ簇�根を下る・・・ルートファインディングが難しかった。私は稜線通しでなく、斜面のトラバースルートに入りかけたが、危険を感じて稜線に戻った。稜線沿いの下降も、赤ペンキや、テープ類が下がっているでもなく、このルートでよいのかという不安は付きまとった。

��岩尾根末端から佳老山の登山口への戻り・・・過去の記録を見ると様々な戻りのルートが報告されていて、一番楽に戻れるルートはどれか判断に迷う。

��もう一度トライするなら逆コースとして、佳老山登山口→岩尾根の末端→岩尾根を登り佳老山登山口に戻る最適なルートを探ってみたいと思った。