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Yamareco

記録ID: 5939060
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

戸隠山 奥社から一不動 悪戦苦闘!

2023年09月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
furuhiro その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:37
距離
10.6km
登り
1,020m
下り
1,055m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
1:21
合計
8:35
8:24
8:24
16
8:40
8:51
53
9:44
9:47
7
9:54
9:59
42
10:41
11:15
7
11:22
11:24
48
12:12
12:12
45
12:57
13:08
82
14:30
14:32
15
14:47
14:55
11
15:06
15:11
59
16:10
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16
16:26
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7
16:33
16:33
6
16:39
16:39
6
16:45
戸隠キャンプ場バス停
N氏 稜線上で座骨神経痛が発症
痛み止めを飲むが、痛みは続き下山苦戦
牧場に着くと雨が降り出す
天候 曇り時々晴れ 後雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
<往路>
 6:00 松川道の駅で合流出発 白馬 鬼無里経由
 8:00 戸隠奥社前駐車場(600円)
<復路>
17:00頃 戸隠キャンプ場 バス発(220円)
17:30 奥社前発
19:20 安曇野穂高着 
コース状況/
危険箇所等
問題ないが 鎖場多い 蟻の塔渡りトラバースあり(厳しいが)
一不動からの沢は滑りやすい
その他周辺情報 蕎麦屋多い 蕎麦ソフト美味しかった
戸隠神社奥社前駐車場
600円
2023年09月16日 08:08撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 8:08
戸隠神社奥社前駐車場
600円
随身門
2023年09月16日 08:24撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 8:24
随身門
杉並木
木漏れ日
2023年09月16日 08:24撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 8:24
杉並木
木漏れ日
奥社
登山の安全祈願をして出発
2023年09月16日 08:48撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 8:48
奥社
登山の安全祈願をして出発
社務所裏の登山口
2023年09月16日 08:54撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 8:54
社務所裏の登山口
マスタケ
2023年09月16日 09:01撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 9:01
マスタケ
雲かかる戸隠岩壁が現る
2023年09月16日 09:22撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 9:22
雲かかる戸隠岩壁が現る
五十間長屋
2023年09月16日 09:46撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 9:46
五十間長屋
登る人がいるのか?
上部に祠が安置されている
2023年09月16日 10:06撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:06
登る人がいるのか?
上部に祠が安置されている
鎖場
直登→横移動→直登
2023年09月16日 10:16撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:16
鎖場
直登→横移動→直登
荒倉山・虫倉山など
2023年09月16日 10:27撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:27
荒倉山・虫倉山など
西岳
2023年09月16日 10:30撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:30
西岳
岩場に
ダイモンジソウ
2023年09月16日 10:33撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:33
岩場に
ダイモンジソウ
鎖が続く
2023年09月16日 10:38撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:38
鎖が続く
蟻の塔渡り
考えることもなくトラバースへ
2023年09月16日 10:54撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 10:54
蟻の塔渡り
考えることもなくトラバースへ
トラバースも厳しい
2023年09月16日 11:00撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:00
トラバースも厳しい
大分のお兄さんは自撮りしながら歩いてきた
2023年09月16日 11:02撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:02
大分のお兄さんは自撮りしながら歩いてきた
岩が大好きと話してくれた
2023年09月16日 11:06撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:06
岩が大好きと話してくれた
我々のへっぴり腰をお兄さんが撮ってくれた
2023年09月16日 11:06撮影 by  iPhone XR, Apple
9/16 11:06
我々のへっぴり腰をお兄さんが撮ってくれた
高妻山
2023年09月16日 11:22撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:22
高妻山
八方睨みから
飯縄山
2023年09月16日 11:23撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:23
八方睨みから
飯縄山
塔渡りの先に鏡池が見える
2023年09月16日 11:26撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:26
塔渡りの先に鏡池が見える
今日は4代目スカルパ
偶然撮影
2023年09月16日 11:28撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:28
今日は4代目スカルパ
偶然撮影
戸隠山1904m山頂
高妻山展望
2023年09月16日 11:35撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:35
戸隠山1904m山頂
高妻山展望
岩峰・岩壁
迫力に感動!
2023年09月16日 12:41撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 12:41
岩峰・岩壁
迫力に感動!
九頭竜山
2023年09月16日 12:59撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 12:59
九頭竜山
高妻山に湧きだつ雲
2023年09月16日 14:09撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 14:09
高妻山に湧きだつ雲
一不動避難小屋
2023年09月16日 14:26撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 14:26
一不動避難小屋
氷清水
3秒と手をつけていられない
最高に美味しい清水!
2023年09月16日 14:51撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 14:51
氷清水
3秒と手をつけていられない
最高に美味しい清水!
滑る岩に苦戦
2023年09月16日 14:56撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 14:56
滑る岩に苦戦
帯岩のトラバース
2023年09月16日 15:01撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 15:01
帯岩のトラバース
滑滝の鎖
足下滑り腕力で
2023年09月16日 15:19撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 15:19
滑滝の鎖
足下滑り腕力で
ゲートに着くと雨が降り出す
2023年09月16日 16:19撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 16:19
ゲートに着くと雨が降り出す
賑わうキャンプ場
雲かかるがうっすらと山容が見られた
2023年09月16日 16:32撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 16:32
賑わうキャンプ場
雲かかるがうっすらと山容が見られた
バスで奥社へ(220円)
2023年09月16日 16:43撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 16:43
バスで奥社へ(220円)

感想

2023年(令和5年)9月16日(土)

戸隠山 奥社から一不動 悪戦苦闘!

戸隠山に登ったのはほぼ40年前、山を本格的に登り初めた頃以来になる。
10年ほど前には西岳に登り、八方睨みから下ってはいる。
蟻の塔渡りは3回目となり、40年前はトラバースもなく這いずって渡った恐怖の記憶がよみがえる。
ところが10年ほど前の八方睨みからの下り時は、トラバースの鎖が設置されていたので使用した。

今回はN氏との同行となった。
来週に槍ヶ岳を控え、大姥山、乗鞍岳、そして最終槍トレとして戸隠山。
若かりし頃の感覚で登り始めたのだが思っていた以上に年齢を感じてしまった。

奥社からいきなり急登に汗びっしょりとなる。
一番の鎖場までが長く感じるハードな登りにエネルギーを消耗した。
五十間長屋、百間長屋付近からの連続する鎖場に必死となる。

この鎖場も過ぎれば直ぐに蟻の塔渡りは近いと思っていたが、連続する鎖に辟易。
垂直、トラバース、足場の少ない鎖場と、かつては楽しかった岩場も苦行の場となっていた。

でも気持ちを切り替え、わくわく感を抱き歩ける登る幸せと思うと苦難も楽になった。
確かに歩ける、登れる、そして岩場に取り付けるのは幸せな時と思う。
時間はかかったが難所を登りきり蟻の塔渡りへとたどり着いた。

最難関の蟻の塔渡り!
視界は開け、目の前に両脇切れ落ちる岩の平均台が現われた。
平均台を渡る気は全くなく、トラバースの鎖へと取り付いた。
トラバースといえどもかなり厳しく慎重に下り、岩場を登る。

ここで出会ったのが大分県から来たという若者だ。
車中泊をしながら北信濃の山々を登り巡っているとのこと。
蟻の塔渡りを自撮りしながら気持ちよさそうに渡っていた。
岩が大好きと話し、塔渡りなどの岩場で止まり、時間をかけて山を楽しんでいるのが見られた。
アルプスデビューも西穂から奥穂の岩場だったと言うから驚きだ。
そして戸隠の岩場の方が難しいと話していたのには同意できた。

無事難関を通過して八方睨みへ。
西岳が、そして三角錐の高妻山が堂々と聳えていた。
蟻の塔渡りも眼下に見られ、麓の鏡池も展望できた。

わずかばかり進むと戸隠山最高地点へと到達した。
やはり目の前に高妻山がそそり立つ姿が美しい。
大分の若者も山頂で一緒に一時を過ごし、スマホ同士だと写真交換ができるとのことで我々の写る塔渡りでの写真をいただいた。

九頭竜山を経て戸隠の稜線を行く。
1本鎖、ロープが設置されたところが2カ所ほどあったのみ。
ただ起伏が激しく登ったり下ったりの足腰にきついコースだった。
N氏、多分少し座骨神経痛で足に違和感があったようで、このアップダウンで強烈な痛みが発症してしまった。

歩けなくなることはなかったが、痛みに耐える姿が今でも思い出される。
時々立ち止まっては足をさすり、再び歩き出す。
医者嫌い、薬は飲まない、もちろん注射などしたことない人だ。
そんなN氏に痛め止めの薬があるから飲むように進めると、かなり痛いのだろう飲んでくれたのだ。

時間はかかるが稜線を歩き、一不動へとたどり着いた。
一呼吸置き、起伏のない下山を始めた。
氷清水に着くまでは、問題ない登山道でもありゆっくりだが快調だった。

氷清水は、数秒と手をつけていられないほどの冷たさだった。
身にしみる旨い水!冷たさが一気に身体を冷やしてくれた。
様々な清水を飲んではきたが、苦しい山行故かも知れないが最高の清水と評しても良いと思った。
ペットボトルの水を入れ替えまだ続く長い下山へ。

ここからの沢道は氷清水が流れ石を濡らし滑る難所となった。
そして帯岩の下りる鎖と帯のように長い岩をトラバースする鎖場。
さらに滑滝の鎖場の足場の滑る岩には恐怖を感じた。
薬が少し効いたようでN氏も慎重に下ってくる。

沢から外れ平坦な道が続き、牧場のゲートへ着く。
ここまで来れば問題く、下山と同様だったが。
雨が降り出すおまけが付いた。
牧場内でレインウエアを着込むこととなった。

最後は濡れながら戸隠キャンプ場内を歩く。
無数に張られたテントに圧倒されてしまう。
夕飯の準備が始まっているようで薪を焚く匂いが漂ってくる。
テント場の上に、雨雲に霞む今まで登っていた戸隠の山容がうっすらと見られた。

ふるちゃん

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