焼岳北峰 新中の湯登山口 ～ 上高地

2023年09月17日(日) [日帰り]

• GPS: 08:21
• 距離: 9.7km
• 登り: 852m
• 下り: 977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 3:28
• 合計: 11:03

距離 9.7km 登り 907m 下り 998m

5:52 新中の湯登山口
7:44 8:20 広場
8:26 8:32 下堀沢出会
10:31 11:49 焼岳北峰
12:33 12:49 中尾峠
13:00 焼岳展望台
13:05 13:33 新中尾峠
13:09 13:34 焼岳小屋
13:38 13:39 新中尾峠
13:54 14:09 長ハシゴ
14:51 14:52 峠沢梯子場
15:45 上高地焼岳登山口
15:58 15:59 西穂高岳登山口
16:03 16:04 田代橋
16:11 ウェストン碑
16:27 上高地アルプス山荘
16:31 ゴール地点

天候

午前中は晴れ、午後は曇りがち

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■新中の湯登山口の駐車場を利用
深夜12時半頃到着の時点でほぼ満車で、路駐多数でした。一番奥に大きな岩の先に軽自動車が停められるスペースが空いていたのでギリギリで停められました。朝方迄、次から次に車が来ては引き返して行くのでライトが眩しくて熟睡出来ませんでした。
ウィンドシェードがあると良いと思います。

■登山口にトイレは有りません。早着で駐車場に停めてしまうとピストンだと、下山後さわんど駐車場迄行かないといけません。
上高地へ降りるコースですと焼岳小屋までトイレは有りません。
いずれにしてもかなり無理をしないといけないので、車内で簡易トイレを利用するか、登山前にさわんど駐車場でトイレに寄った後で路駐して登山開始するのが良いかもしれません。
悩みどころですね。

コース状況／危険箇所等

■新中の湯登山口～山頂迄
特に危険箇所は有りませんでした。
■山頂～中尾峠
序盤からザレザレで浮石や落石に注意。トラバース気味の細い登山道ですれ違ったり道を譲る際は、出来るだけ広い場所で山側でした方が良いです。谷川は踏まれてないので足を置いただけでズルっと崩れる様な所が多かったです。
■焼岳小屋～上高地焼岳登山口
かなり急登の下山路が続きます。鎖場や高度感のある梯子場もありますが、気をつけていけば大丈夫だと思います。梯子場から先の緩い樹林帯歩きが思いの外長くて、個人的には今回の核心でした。
■上高地焼岳登山口～バスターミナル
観光客も多く観光気分でのんびり歩けます。猿が沢山います。

その他周辺情報

■上高地バスターミナル
先に到着したH君はさわんど駐車場行きのバスで1時間半待ちだったようです。
■タクシー乗り場
私達は、タクシー一択でしたのでタクシー予約センターに直行。1時間半待ちらしく予約係のお姉さんにタクシー待ちの最後尾に案内されました。そこで「同じ場所へ行く方がいたら相乗りしても良いですか」と尋ねると「お客様から声をかけて頂ければ、二組前の方がそうですよ」と教えて頂いた。声をかけさせて頂いたお二人にも快諾して頂き、しばらく山談義をしていると、さらに4人組の若者から「私達も行き先が一緒なのでご一緒出させてもらえれば9人乗りタクシーが直ぐ手配してもらえるそうですが」と。先のお二人共々願ってもない申し出に即決。乗り場に到着してから20分弱で乗車できました。
連休中など特に乗客が多い時は7時のゲートが閉まる前にガンガン乗客を捌かないといけないらしく融通を利かせて頂けました。予約係のお姉さんのご厚意に感謝です♪

写真

9/17 5:47

パーキングからの景色
吊り尾根からの前穂、明神

9/17 6:45

スタートは比較的緩やかな樹林帯歩き

9/17 7:46

広場で朝食休憩
ここで焼岳がお目見え

9/17 8:12

ほんのり秋の気配🌿

9/17 8:30

振り返るたびに美しい。左手に前穂。右手に明神、六百山、霞沢、奥に蝶ヶ岳

9/17 8:33

霞沢岳

9/17 8:53

クマザサの林

9/17 8:53

正面に鉢盛山、右奥に木曽山脈

9/17 9:02

ヤマハハコ♪

9/17 9:36

安房山から乗鞍岳への稜線

9/17 10:27

息を切らしながらやっとの思いで山頂手前に

9/17 10:29

南峰、北峰の鞍部から正賀池

9/17 10:46

北峰登頂前に尾根筋で小休憩

9/17 10:46

帝国ホテルの赤い屋根の先、上高地バスターミナルが本日の最終目的地

9/17 10:59

荷物を鞍部にデポして北峰に登頂。槍、穂高連峰。穂高の稜線は雲に隠れて見えなかった。緑の屋根は焼岳小屋

9/17 10:59

上高地方面。山頂からは大正池も見える

9/17 10:59

笠ヶ岳

9/17 11:02

南峰の火山ドーム

9/17 11:02

北蜂山頂からは噴煙がモクモク

9/17 11:05

記念写真 (^o^)／＼(^o^)

9/17 11:13

北峰から鞍部に戻ったところで偶然に会社のH君と出会う💦

9/17 11:36

H君とお喋りしている間に一気にガスが立ち込めてきた

9/17 12:18

ガスガスの中、下山中
ザレザレで浮石や落石が怖い

9/17 12:21

ザレザレの登山道を下った先で注意喚起の看板

9/17 12:28

中尾峠に到着。休憩中に健脚のH君に追い抜かれる

9/17 12:56

中尾峠の登り
大正池が見えた

9/17 12:56

中尾峠側を振り返る。焼岳方面はガスで真っ白

9/17 12:57

苔に覆われた岩肌。所々心なしか暖かい

9/17 13:00

焼岳展望台付近は所々に噴気孔があった。手をかざすと熱いくらいのガスが噴き出していた。苔が多いのは熱気のせいかな

9/17 13:09

焼岳小屋に到着。コーラを買いたかったが飲み物は完売💧トイレをお借りして小屋前のベンチで昼食

9/17 13:36

焼岳小屋から登り返した辺りの展望地からの焼岳

9/17 13:57

鎖場。懸垂下降の要領で降りると楽に降りられた。先を行くステップを頼って降りた方が滑って小滑落されてた。大事に至らなくて良かった

9/17 13:58

梯子場の手前は渋滞中

9/17 14:06

2段の10m位の梯子場。けっこう高度感あり。ツレのnao_ponは怖くてちょっと震えたらしい

9/17 15:45

樹林帯を抜け焼岳登山口に到着。下りは登りより長く感じるが今回は特に長く感じた

9/17 16:00

田代橋からの梓川
美しい

9/17 16:08

上高地バスターミナルに向かう遊歩道はずうっとお猿さん達と一緒に歩いた

9/17 16:13

なんか可愛い♡

9/17 16:13

凛々しいな

9/17 16:16

鴨

9/17 16:18

梓川沿いに歩く

9/17 16:18

西穂高は天気良さそう

9/17 16:27

親子そろって食事中
癒されました♪

撮影機器：

E-PL6 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

防寒着 雨具 グローブ 日よけ帽子 昼食 行動食 非常食（二日分） 飲料1 5L レジャーシート 折りたたみクッション 計画書 ハンディーライト 予備バッテリー 筆記用具 笛 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 iPhone Garmin サングラス タオル ストック ツェルト二人用 熊鈴 虫除けネット 虫除けスプレー

感想

みなみぃ

3連休の中日だけ休みがとれたので、去年、登った西穂高の稜線からずっとかっこいい岩峰を見せてくれていた焼岳に行ってきました。日帰りも可能で北アルプス唯一の火山らしく、以前から行ってみたかった上高地へも足を延ばせる。はたして健脚とは程遠い私らでも歩き通せるか不安ではありましたが何とか無事に帰ってこれました。

焼岳は、穂高連峰はじめ周辺の山々を一望できる素晴らしい山でした。特に噴煙の上がる山頂は火山の息吹が感じられて中々の迫力でした。手付かずの自然を楽しめる素晴らしい山でした。

地元の大涌谷も噴煙の立ち上がる素晴らしい山なのですが観光地のせいか箱根は規制が多く、現在、周辺の冠岳、神山、早雲山、駒ケ岳、さらには二子山も入山規制中です。うらやましいかぎりです。帰宅後仕事で大涌谷に立ち寄った際、冠岳山頂に登山出来たら富士山も眺められて素晴らしいだろうな～としみじみとしてしまいました。