京都奥散策と信仰の山・伏見稲荷

2023年09月16日(土) ~ 2023年09月17日(日)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

9/17 9:02

観光客のあまり行かない京都の奥を散策しつつ、伏見稲荷の稲荷山に登ってきました。

9/16 7:29

今回は京都駅近くの古い旅館に泊まりました。駅から徒歩5分に旅館があるとは。。。

9/16 10:05

まだ京都は暑いので、大原に向かいます。

9/16 10:14

三千院の参道はまだ静か。しかし、三千院には行かず、さらに奥へ。

9/16 10:20

宝泉院という閑静な佇まいのある小さなお寺を訪れます。

9/16 10:30

雰囲気が好きで、昔からよく通っていましたが、そうだ京都に行こうに取り上げられてから、拝観する人も多くなりました。

9/16 10:30

しかし朝イチなので人も少なく、空気がピント張り詰めています。

9/16 10:24

樹齢700年にもなる、お庭の五葉松が有名。

9/16 10:24

お抹茶をいただきます。静かな空間で、ゆっくりいただくと、心が洗われます。

9/16 10:30

maamはヨガをしているとのことです。

9/16 10:45

禅寺であり、ひとつひとつのオブジェクトに、宇宙のようなものが感じられます。

9/16 10:46

ここには、水琴窟があります。

9/16 10:45

竹筒に耳を近づけると、静かな不思議な音楽が聞こえてきます。左右で音色が異なります。

9/16 10:59

理知不二水琴窟と、理知と、不二のふたつを再現しているとのことです。今度調べよう。

9/16 11:16

少しづつ気温が上がってきました。京都はまだまだ残暑が厳しいです。

9/16 11:13

日中、市内は、35度まで上がったそうです。

9/16 11:07

でも、お寺は涼しい。緑があり、水があるせいなのか、非常に過ごしやすいです。昔ながらの知恵なのでしょうか。

9/16 11:19

お庭は打ち水がされていました。

9/16 11:19

このお寺のお香は好きなので、お土産に買って帰りました。

9/16 11:25

名残惜しいですが、お寺を出ます。

9/16 11:41

お昼は参道で、湯葉定食などをいただきます。

9/16 12:18

続けて、三千院に立ち寄ります。こちらが有名ですね。特に紅葉の時期は人が多く訪れます。

9/16 12:22

何故か、文化財より、可愛いお地蔵さんが有名です。初めはわざとらしかったが、苔が生えてきて、風格が出てきました。

9/16 12:10

シュウカイドウがたくさん咲いています。

9/16 12:09

手水が涼しげです。

9/16 12:57

有清園は宸殿より往生極楽院を眺める池泉回遊式庭園。

9/16 12:40

百日紅の花。市内あちこちのお寺やお家に咲いていました。

9/16 12:50

秋明菊。別名貴船菊とも呼ばれうそう。

9/16 12:40

ハスが青々としています。

9/16 12:54

こちらはギボウシ。どちらかと言うと梅雨から夏にかけての花というイメージがありますが、ここでは初秋に花を見せてくれる様です。

9/16 12:57

ヤブランが、きれいな紫色の花を咲かせています。

9/16 14:03

市内に戻り、茶寮宝泉という、甘味亭を除くことにします。知る人ぞ知るとまではいきませんが、なかなか通好みの隠れた存在です。

9/16 14:53

この茶寮、貴族のお屋敷をそのまま使用しており、お庭を見ながらお茶とお菓子をいただけるというところです。

9/16 14:32

特に作りたての本わらび餅は、まず他では食べられない、トロッとした舌触りの絶品です。わらび餅は好きで、いろいろなお店のものを試しましたが、茶寮宝泉を超えるものに未だ出会ったことはありません。

9/16 17:38

maamがファンデーションを忘れたということで、祇園のヨージ屋に立ち寄り、さらに、八坂神社の参道にある縮緬じゃこのお店で、お土産を買いました。

9/16 17:46

夕食は、以前から気になっていた、四条河原の中華料理屋を予約し、ディナーです。

9/16 18:20

北京料理専門店で、エレベータが手動のシャッター式という、非常に古い建物です。料理の内容は、ちょっといい中華料理といった感じで、今回予約できませんでしたが、鴨川を見ながら食事ができるのがポイントのようです。

9/17 9:01

翌日は、伏見稲荷に行きました。伏見稲荷は鳥居がトンネルのように連なる、千本鳥居で有名です。

9/17 8:59

祭神はいわゆるお稲荷様。稲作の豊穣を願うところから、商売繁盛の神様となっており、現代だと、企業の商売繁盛の神様となっているようです。

9/17 8:56

山頂の稲荷山まで、千本どころではない数万本の鳥居のトンネルになっています。多くの人の祈りの表れであり、非常に強い霊的な力を感じざるを得ません。

9/17 8:58

絵馬は狐の絵馬で可愛いです。外人の方多いですね。

9/17 9:38

小さい鳥居を購入して、好きな神様のところに奉納することができます。

9/17 9:00

むかし、maamが自分の会社の名前書いて、奉納してました。

9/17 9:39

その時、神職の方に、みんなお願いばっかりして、ありがとうを言わないので、きちんとお礼しないといけませんよと諭されたことがあります。確かに。

9/17 9:03

所々にお社があり、本格的な和蝋燭が献灯され、関東では薄まってしまった信仰の強さを感じます。

9/17 9:17

登っていくと、稲荷山の深淵に近づくかのように、さらに幽玄さ増していきます。

9/17 9:22

苔むした小さなオヤシロがたくさんあり、たくさんの鳥居が奉納されて、圧倒されます。

9/17 9:28

至る所にある、狐の像。みな、赤い前掛けをしてもらっています。

9/17 9:24

そして、苔むした石碑たち。赤々とした鳥居は最近奉納されたものであり、廃れているのではなく、訪れる人たちがいる様子が伺えます。

9/17 9:23

お馬さんもいます。馬の写真が架けられていたので、馬主さんなのだろうか。人参がお供えされている。

9/17 9:31

狛犬もいますが、ここでは圧倒的にキツネが主役です。

9/17 9:37

健脚を願う草鞋を奉納するお社もあります。

9/17 9:47

最後、山頂へと上り詰めていきます。

9/17 10:07

山頂につきました。山頂は3つあり、すべてお社の集合体のようになっています。

9/17 9:58

観光客は途中で引き返すため、山頂まで来る人は少なかったです。若い外人さんとかが多いです。

9/17 10:02

中央に大きなオヤシロとお祈りするところがあり、小さな世紀火が周囲を取り囲むようになっています。

9/17 10:22

冷やしあめで一息つきます。関東だと見かけませんね。水飴に生姜が効いていて、生き返ります。

9/17 10:54

下山してきました。高尾山より、同じくらいだにゃー

9/17 11:10

ちょうどお昼前に降りてきたので、昼食です。参道のお店で、お稲荷さんをいただきます。

9/17 11:15

あと、京都と言えば、身欠きニシンでしょう。ニシン蕎麦は好きでないので、単品が好きです。東京人にとってあの柔らかすぎる蕎麦に抵抗を感じてしまいます。

9/17 11:30

稲作の敵ということでうずらと雀の焼き物も名物なのですが、、、昔うずら頼んだことあったけど、食べるとこあんまなかった。スズメはさらに食べるとこなさそう。

9/17 12:58

三十三間堂に立ち寄りました。仏像に詳しいと楽しいんだろうな。二十八部衆や、八部衆とかちゃんと勉強してからこよう。

9/17 12:51

庭には、紫式部が咲いていました。

9/17 13:07

市内は暑いので、近くの七条甘春堂という茶寮でお休みします。

9/17 13:18

御菓子の冷奴『京豆水』清らかな京都の水を使ったあずきとうふだそうです。プリプリとした羊羹は違う食感が新鮮です。

9/17 15:28

締めはデビッド・ボウイが静寂を愛したという、正伝院までいきます。北の大路よりさらに北、鴨川の西側に位置します。

9/17 15:29

京都駅からバスで50分近くかかるという、アクセスの悪さからか、おとづれる人の少ない禅寺です。

9/17 15:31

3時を回っており、斜陽の木漏れ日のさす、静かな山の山門をくぐり・・・

9/17 15:43

階段を上がってゆきます。

9/17 15:36

すると御堂とお庭があるだけの小さなお寺が現れます。

9/17 16:18

人の少ない静かな庭園。比叡山が借景として見えます。

9/17 15:54

先客の外人さんが帰ったあとは、僕らだけの空間です。京都の枯山水庭園は好きで、いろいろ回りましたが、こんなのは初めて。

9/17 15:56

デビッドボウイが好んだ静寂という理由がわかるような気がします。

9/17 16:13

また、季節を変えて、訪れたくなりました。今度はボルダリングジムもいくじょ。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

X-Pro2 FUJIFILM

iPhone X Apple

感想

cajaroa

京都で連休前に学会があり、発表のため出張したのですが、せっかくなので2泊して京都を回ることに。するとmaamも「そうしたら交通費が半額になるね」と謎なことを言って『来る』と言い出したので、一緒に行動することにしました。

京都は昔、写真を撮りにお寺やお庭、あるいは五番の目のような道をテーマによく撮影旅行にきていましたが、登山やクライミングを始めてから、だいぶきていませんでした。

久しぶりだったので、昔から穴場的で好きだったお庭や神社仏閣、茶寮などを訪れてみました。有名どころは人が多くてあまり好きではないので、人が少なく、かつ、避暑できるところをチョイスし、主に東側の奥まったところ、山を中心に回りました。

枯山水のお庭を見ていると、心が静まってくる感覚は、あらためて良いと感じる一方、東京にはそういう場所もないので、たまにくるようにしようという気持ちが沸々と高まります。

今回、湯豆腐を食べたいと思いつつ、機会がなかったので次回は美味しい湯豆腐を食べる旅も良さそうだし、京極にあるボルダリングジムにも行ってみたいと思いました。

コメント

美鈴

こんばんは。
人が少ない京都は良いですね〜。もう 30 年ぐらいは京都に行っていませんが、写真拝見していたら、久々に行ってみたくなりました。
「お願いばかりして」・・どこも同じだと思います。訳あって、稲荷神社には、関わらないことにしていますが、お願いして願いが叶ったら、ちゃんとお礼はしないとよろしくないでしょう、神様ですからね。

ようやく、普通に登る範囲なら痛みがでない程度になりました。いろいろ、故障の多いお年頃ですが、また、どこかで、ご一緒できればと思います。

cajaroa

こんばんは

シーズンオフとはいえ、連休でしたが、静かで涼しい時間が過ごせました。京都は比較的マイナーなところでもお庭の掃除や手入れが完璧なので、凛とした空気感がよかったです。是非是非いってらっしゃってください。

神職の方に言われるまで、お礼をするという発想はなかったです。それからお参りするときはとりあえずいつもありがとうございますと、心の中で呟いてからお願い事をするようにしています。ただ、その辺りの神社やお寺だと、前のお願い事は忘れていますが。。。（笑）

故障治ってきたのですね。よかったです。お誘いしようかと思ったとき、自分達も含めて、だれかしら故障していたり、病気だったりしてタイミング逃していましした。
ぜひご一緒しましょう。（biさんの指が治ったあたりですかね。）