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Yamareco

記録ID: 5953725
全員に公開
沢登り
甲信越

川内山塊 大底川 赤花沢ム沢

2023年09月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:34
距離
11.3km
登り
1,365m
下り
1,365m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:00
休憩
0:00
合計
10:00
7:30
495
15:45
105
17:30
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
その他周辺情報 ■関連資料
吉田忠(2021)『川内山鉱山跡』
新潟亀田山岳会(1963)『風雪』4号
笠原藤七 (1987) 『川内山とその周辺』
高桑信一 (2023)『渓の旅、いまむかし』, 山と溪谷社
『日本登山大系 2 南会津・越後の山』, 白水社

■『川内山鉱山跡』によると、赤花沢の採掘跡の記述は無いが、有倉鉱山が近い。

■赤花沢の「花」は「鼻」と同義だろう。
下田の八木ヶ鼻や、川内のガンガラシバナの「ハナ」と同じ「ポコンと目立って隆起した地形」の意
大底川にかかる吊り橋
3
大底川にかかる吊り橋
水は黄色い
鉱山の採掘跡
M氏と中澤がトライするも登れず、ゾウゲが突破
簡単に右岸から巻ける
2023年09月17日 10:10撮影 by  iPhone 8, Apple
3
9/17 10:10
M氏と中澤がトライするも登れず、ゾウゲが突破
簡単に右岸から巻ける
ム沢に入ってすぐの滝 M氏のみ直登
左岸から簡単に巻ける
2023年09月17日 10:51撮影 by  iPhone 8, Apple
2
9/17 10:51
ム沢に入ってすぐの滝 M氏のみ直登
左岸から簡単に巻ける
次の滝を登る
M氏リード どシャワーの中粘ってA1で突破
4
M氏リード どシャワーの中粘ってA1で突破
フォローのゾウゲ
2
フォローのゾウゲ
ビレイするM氏
2023年09月17日 11:36撮影 by  iPhone 8, Apple
1
9/17 11:36
ビレイするM氏
強烈なゴルジュ
2023年09月17日 11:41撮影 by  iPhone 8, Apple
2
9/17 11:41
強烈なゴルジュ
滝の横の溝を中澤リード
7
滝の横の溝を中澤リード
フォローするM氏
上から
2023年09月17日 11:57撮影 by  iPhone 8, Apple
4
9/17 11:57
上から
次の溝をゾウゲリードで突破。フォローのM氏
2023年09月17日 12:44撮影 by  iPhone 8, Apple
4
9/17 12:44
次の溝をゾウゲリードで突破。フォローのM氏
上から すごい空間だ
2023年09月17日 12:58撮影 by  iPhone 8, Apple
5
9/17 12:58
上から すごい空間だ
狭い
2023年09月17日 13:01撮影 by  iPhone 8, Apple
2
9/17 13:01
狭い
大滝の上
続くゴルジュ
2023年09月17日 13:41撮影 by  iPhone 8, Apple
3
9/17 13:41
続くゴルジュ
木六山に着きました
3
木六山に着きました
撮影機器:

感想

八匹沢ぶりのチャレンジランド杉川を過ぎて、ヒルチャレンジ。woohamは悲鳴をあげていた。
今回も杉川・大底川の出合までの登山道は見つけられず、杉川の取水施設から入渓。
大底川は素晴らしいゴルジュ。吊り橋をついに見つけて喜ぶ。本当にあったのか。

赤花沢に入ると水量が少なく心配になる。小滝や赤花スラブを見ながら快適に進む。
途中に鉱山の採掘穴を見つけて嬉々として中を覗きに行くと、コウモリが飛び出してきて悲鳴。
面白そうなトイ状滝が出てきて、M氏と中澤が何度も粘ってトライするも登れずに断念。
ゾウゲに選手交代するとうまい具合にクラックの内側に入り、すんなり一撃。
簡単に右岸から巻けるが面白かった。

当初は帰りが早くなるので木六山に詰めあげるルートを想定していた。
しかし、出合にくると、ム沢しか水が流れていない。
ム沢の滝上の地形に惹かれ、面白そうなム沢へ行ってみることにした。
沢名や水量からみてもこちらが本流だ。

ム沢最初の滝はM氏のみ直登。yamakurumiに感化されて、滝を登るのが面白くなってきたようだ。
簡単に左岸から巻けるので、M氏の奮闘を見終わってから他3人は巻いた。
沢は屈曲し、上に大変そうな滝が見えているが、とりあえず行ってみることにして前衛を登る。
ここは簡単そうなので各自フリーで登るが少し脆かった。この滝まで残置がいくつかあったが、この先は無くなる。
下から見えてた問題の15m滝が現れる。ここからチャレンジランド赤花沢開幕。
ここはM氏がリードを買って出る。最上部が被っていて、どシャワーになる。
かなり粘って奮闘の末、カムを決めてA1で見事に突破。フォローしてみると悪かった。強い。
続く空間が強烈なゴルジュとなっており、沢は右に屈曲し、滝となっている。
正面に見えている溝が弱点なので中澤リードで取り付く。背中ズリズリ系だった。
屈曲した滝は登れそうに無いが、続く溝は登れそうなので、ゾウゲがリード。
得意のツッパリで背中をズリズリしながら登る。全員のザックを荷揚げして、後続もズリズリ登る。岩が硬かったのでよかった。woohamは初めてのムーブに喜んで(?)いた。
ここから沢筋に復帰するようにトラバースしていくが、やや出だしが悪かった。
連瀑になっていて、落ち口にうまい具合にトラバースできた。
大滝の上で休憩し、続くゴルジュは狭いが何もなく、沢は落ち着き、森になる。
登山道へ詰めて、木六山を踏んで、ヒルから逃げながら(逃げられず)登山口へ戻った。

ム沢はM氏のリードした滝から大滝まで、たった数mではあるが、過去の記録では巻かれているこの区間が強烈だった。
予想していなかった空間に出合い、充実。

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訪問者数:532人

コメント

凄まじいゴルジュ!
これはヒルの恐怖に打ち克って行く価値ありますね。
2023/9/18 21:49
いいねいいね
2
区間は短いけど予想外でよかった
ヒル コワクナイヨ
2023/9/19 10:29
プロフィール画像
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