川内山塊 大底川 赤花沢ム沢
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- GPS
- 10:34
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
その他周辺情報 | ■関連資料 吉田忠(2021)『川内山鉱山跡』 新潟亀田山岳会(1963)『風雪』4号 笠原藤七 (1987) 『川内山とその周辺』 高桑信一 (2023)『渓の旅、いまむかし』, 山と溪谷社 『日本登山大系 2 南会津・越後の山』, 白水社 ■『川内山鉱山跡』によると、赤花沢の採掘跡の記述は無いが、有倉鉱山が近い。 ■赤花沢の「花」は「鼻」と同義だろう。 下田の八木ヶ鼻や、川内のガンガラシバナの「ハナ」と同じ「ポコンと目立って隆起した地形」の意 |
写真
感想
八匹沢ぶりのチャレンジランド杉川を過ぎて、ヒルチャレンジ。woohamは悲鳴をあげていた。
今回も杉川・大底川の出合までの登山道は見つけられず、杉川の取水施設から入渓。
大底川は素晴らしいゴルジュ。吊り橋をついに見つけて喜ぶ。本当にあったのか。
赤花沢に入ると水量が少なく心配になる。小滝や赤花スラブを見ながら快適に進む。
途中に鉱山の採掘穴を見つけて嬉々として中を覗きに行くと、コウモリが飛び出してきて悲鳴。
面白そうなトイ状滝が出てきて、M氏と中澤が何度も粘ってトライするも登れずに断念。
ゾウゲに選手交代するとうまい具合にクラックの内側に入り、すんなり一撃。
簡単に右岸から巻けるが面白かった。
当初は帰りが早くなるので木六山に詰めあげるルートを想定していた。
しかし、出合にくると、ム沢しか水が流れていない。
ム沢の滝上の地形に惹かれ、面白そうなム沢へ行ってみることにした。
沢名や水量からみてもこちらが本流だ。
ム沢最初の滝はM氏のみ直登。yamakurumiに感化されて、滝を登るのが面白くなってきたようだ。
簡単に左岸から巻けるので、M氏の奮闘を見終わってから他3人は巻いた。
沢は屈曲し、上に大変そうな滝が見えているが、とりあえず行ってみることにして前衛を登る。
ここは簡単そうなので各自フリーで登るが少し脆かった。この滝まで残置がいくつかあったが、この先は無くなる。
下から見えてた問題の15m滝が現れる。ここからチャレンジランド赤花沢開幕。
ここはM氏がリードを買って出る。最上部が被っていて、どシャワーになる。
かなり粘って奮闘の末、カムを決めてA1で見事に突破。フォローしてみると悪かった。強い。
続く空間が強烈なゴルジュとなっており、沢は右に屈曲し、滝となっている。
正面に見えている溝が弱点なので中澤リードで取り付く。背中ズリズリ系だった。
屈曲した滝は登れそうに無いが、続く溝は登れそうなので、ゾウゲがリード。
得意のツッパリで背中をズリズリしながら登る。全員のザックを荷揚げして、後続もズリズリ登る。岩が硬かったのでよかった。woohamは初めてのムーブに喜んで(?)いた。
ここから沢筋に復帰するようにトラバースしていくが、やや出だしが悪かった。
連瀑になっていて、落ち口にうまい具合にトラバースできた。
大滝の上で休憩し、続くゴルジュは狭いが何もなく、沢は落ち着き、森になる。
登山道へ詰めて、木六山を踏んで、ヒルから逃げながら(逃げられず)登山口へ戻った。
ム沢はM氏のリードした滝から大滝まで、たった数mではあるが、過去の記録では巻かれているこの区間が強烈だった。
予想していなかった空間に出合い、充実。
コメント
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これはヒルの恐怖に打ち克って行く価値ありますね。
ヒル コワクナイヨ
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