【東海自然歩道】思親山と篠井山【奥山温泉】ゆる系ハイク

2015年03月05日(木) [日帰り]

• GPS: 04:24
• 距離: 6.4km
• 登り: 901m
• 下り: 901m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:34

8:20 佐野峠
8:50 9:20 思親山
9:40 9:50 佐野峠
10:51 10:51 篠井山奥山登山口
11:15 11:15 渡り場の頭
12:59 12:59 篠井山
13:31 13:32 渡り場の頭
13:54 13:54 篠井山奥山登山口
13:54 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

思親山：52号線〜内船駅の裏手〜佐野峠へ　※林道は狭く、すれ違い困難です
篠井山：52号線〜徳間〜奥山温泉へ　※福士川沿いの、よく整備された道です

ノーマルタイヤで問題ありません。駐車場は共に15台ほど。

コース状況／危険箇所等

思親山：東海自然歩道に組み込まれた道で問題ありません
篠井山：大洞沢沿いに始まり、桧の植林と広葉樹につけられた歩きやすい道です
※篠井山の山頂直下は凍結箇所あり、軽アイゼンが必要です

その他周辺情報

温泉：奥山温泉　５００円（入浴のみ）８００円（休憩１日）
軽食は１４時まで、飲食持ち込み可
※思親山を後に登った時は、なんぶの湯がオススメ

写真

3/5 7:56

案内の通りに佐野峠へ。
軽自動車でも道が狭くて大変でした。

3/5 8:03

駐車場には綺麗なトイレもあります。

3/5 8:21

思親山登山口。

3/5 8:31

明るい広葉樹の道。
よく整備されている。

3/5 8:33

白峰三山が樹間から望めます。
北岳のトンガリがよくわかります。

3/5 9:35

こちらは赤石岳でしょうか。

3/5 8:45

植林の森に変わります。
東海自然歩道に組み込まれた道です。

3/5 8:49

やがて伐採されたの展望地に出ます。
天子湖の先に駿河湾が望めます。

3/5 8:55

あっさり思親山に到着です。
1031m山梨百名山です。

3/5 9:00

二等三角点があります。

3/5 8:56

富士山のアップ。

3/5 8:59

とっても広い山頂部です。

3/5 8:57

南部町の山々が並んでいます。
静岡県だと安倍東稜ですね。

3/5 9:08

なだらかな下十枚山と奥に十枚山。
手前の篠井山に向かいます。

3/5 10:25

奥山温泉の奥の駐車場を目指します。
佐野峠から一時間ほどです。

3/5 10:51

朽ち果てた東屋を横目に車道を歩きます。

3/5 10:56

やがて橋を渡って山道になります。

3/5 11:01

熊が多い山域なのでしょう。

3/5 11:09

明源ノ滝などナメ滝が美しい沢道です。
よそ見して落ちたら滝壺です。

3/5 11:17

何度か渡渉を繰り返します。

3/5 11:26

急斜面に変わります。

3/5 11:27

渡り場ノ頭。
最後の渡渉です。

3/5 11:36

植林の道に変わります。
とっても歩きやすい。

3/5 11:47

熊のエサが多いようです。

3/5 11:52

自然林に変わる頃、雪がちらほら。

3/5 12:05

気を引き締めて
チェーンアイゼンを装着。

3/5 12:05

日当たりが良いので凍結しています。

3/5 12:07

山腹を巻き直接神社へ向かうルートもあるようです。

3/5 12:17

ひと登りで二等三角点のある南峰です。

3/5 12:17

一三九四米
篠井山山頂に到着です。

3/5 12:22

富士山が綺麗に見えました。

3/5 12:18

お約束のアップ

3/5 12:18

富士川と南部町が眼下に広がります。

3/5 12:21

ゴルフ場の所は白鳥山です。
伊豆半島は良く見えません。

3/5 12:40

山座同定をしながらお昼にします。

3/5 12:28

七面山の先に南アルプスが見えるはず。
ガスってしまったようです。

3/5 12:32

天子ヶ岳の手前が思親山のようです。

3/5 12:46

北峰へはキレット的な下りがあります。

3/5 12:51

信仰の山らしく三棟の御堂があります。
それぞれ祀った集落の方向を向いているようです。

3/5 12:53

安心して登れるのは今回のコースだけのようです。
往路を戻りましょう。

3/5 14:13

下山後は奥山温泉へ。
この道も東海自然歩道だった。

3/5 14:17

山小屋風の外観で落ち着ける温泉でした。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

kitainotori

【思親山】
日蓮が身延山に籠っている時に、山頂越し両親のいる房州をしのんだ伝説から名づけられたそうです。
今年になって、七面山・身延山と登っているので我が家は臨済宗ですが日蓮に縁があるようです。
東海自然歩道に組み込まれた道で、よく整備されていて初心者でも安心して登れます。
ハイキング程度なので、この一山だけだと物足りないと感じる方が多いと思います。

【篠井山】
富士川を遡って静岡から山梨へ向かう時に、堂々たる山容なので気になっていた山です。
低山らしい低山ですが、沢沿いの道は爽快で滝を見ながら気持ち良く歩けます。
やがて植林地に付けられた歩きやすい道に変わりますが、水窪の竜頭山のようなうっそうとした感じはありません。
山頂直下は凍結していて、下山途中のオジサンにアイゼンは持っているかと聞かれました。
また、女性二人組の方は滑り止め程度しか持っていなかったようで引き返してきたそうです。
こちらは小さな爪がついたチェーンアイゼンだけでしたので、気を引き締めて向かいました。
個人差もあるでしょうが、アイゼンの刃が良く効いて歩きやすかったです。

今回登った二つの山は、山梨百名山に選定されていて35座登ったことになります。
記録を調べてみると、静岡百山は51座、信州百名山は41座登っているようです。
この3県のレース？はどこが先にゴールを迎えるのでしょうか。
地元の静岡が折り返しをしていますが、南アルプスのややこしい所が残っていて、伊豆半島の山々は食指が湧かないので、名山揃いの長野県の達成が早い気がします。
余談になりましたが、どちらの山も、これから5月くらいまで新緑になり涼しくて一番良い時期です。
ただ、南部町は山ヒルの多い所で有名なので、狙っている方はお早めにどうぞ。