取立山〜鉢伏山 またも大長山に届かず
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:05
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬場の天気の良い週末はすぐに満車となり付近の路肩まで駐車車両が溢れるが、本日は天候が良くないせいかガラガラだったらしい |
写真
感想
取立山から鉢伏山を越えて大長山へ。
自分は積雪期の取立山は20回以上、鉢伏山も3回通っているが、かねてより大長山まで歩いてみたいとずっと温めてきた。(鉢伏山へ登った過去2回は大長へ行くつもりだったが鉢伏で断念)
今年もとりあえずプランを作成。windnaoさんに同行しませんかと誘ったところ2つ返事でご一緒することに。ロングコースなのでAM4時出発とし、通い慣れた取立まではヘッドライトで歩くことに。そろそろ雪が締まってくる時期なので、ツボ足でほとんど歩けるかなと淡い期待も(期待は脆くも崩れた)。
決行日の天気予報は悪かったが前日に晴天予報に変わり、これは行くしかないでしょう!という訳で予定通り登ることとなった。
取立山まではしっかりしたトレースができており、ワカン・アイゼンなしのツボ足で軽快に進む。この時点では雲の多い空模様だったが、晴天予報を信じて先へ進む。
原高山を過ぎたあたりで日の出となったようだが、稜線に隠れてご来光は見えなかった。この頃は白山もすっきり見えていたのだが・・・
取立山から先はトレースがない。ワカンを付けて進むが、表面だけ固まったモナカ雪はワカンでは歩きにくい。最初に踝あたりまで沈み、次の一歩を踏み出そうと体重をかけるとさらに脛あたりまでゴボる。スノーシューのwindnaoさんは軽快にどんどん進んでいくが、自分は徐々に遅れて離されてしまう。この時点で大長山は無理だな、と後向きな気持ちが大きくなってきた。
板谷の頭から一旦下って鉢伏山への登り返し。樹林帯へ入ると雪は一層柔らかくなり、ちょっとした登りでもステップが崩れてしまう。なんとか気力で鉢伏山頂に立ったが自分はここまでが限界。行く気満々のwindnaoさんは一気に大長山への鞍部へ下ってしまい、ここで見送ることとした。
天気は徐々に悪化し風が出てきて小雪も舞う状態。誰も歩かない雪山を今年になっていくつも制覇してきたwindnaoさんなら問題ないだろうと思うも、ちょっと心配な空模様に。
取立山へ戻った頃には小雨も振り出し、鉢伏山は完全に雲の向こうとなった。
途中スキーのSanchan33さん、koueiさんと予想通りバッタり。事前情報でウェアの色を聞いていたので遠くからそうだとわかったが、自分は一人トボトボと戻る途中なので正直格好悪かった(苦笑)。今度またゆっくりお話しましょう。
取立山からは尻セードを楽しんだりしながら、お昼には駐車場に無事帰着。今日の天気と同様、またしても冴えない山行きとなってしまった。
敗因はワカンに慣れていないのが一番だが、今日のような重くて沈む雪では圧倒的にスノーシューの方が有利だと思う。長年使ってきたスノーシューが壊れかけているので今年はワカンを使ってみたが、やっぱり来年はスノーシューに戻ろうかな。
それにしても誘っておいたwindnaoさんに大長山を先に登られてしまったので、何とか近いうちにリベンジしなくては(笑)
dokuboさん、お疲れ様です
取立以降はそこまで沈み込むのですね
機動力では重量の少ないワカンが楽と思ってましたが
踏み固められてない所だとスノーシューには勝てないのですね
と...僕も来年、またも散財しなきゃいけませんね
本当は取立山頂でお会いしたかったけど...あれでしたので
しかし昨日は多くのヤマレコユーザーが集合
もう僕達夫婦もビックリしてます
またどこかの山ご一緒しましょう
toshiさんコメントありがとうございます。
スノーシューとワカン、沈み込みではスノーシューの方に利があるのは確かなので、昨日のような沈んで重い雪にはワカンは不利だと感じました。ワカンのフレームに湿った雪が付いて重くなったので、スパイラルチューブを巻く等の対策は有効なようです。(自分は対策していませんでした)
真っ白になってからは一人で来るべきではなかったかもと思っていました。
携帯が途中から通じる場所なので、早めに無事連絡できてよかったです。
今日は深瀬大橋目指したんですが、霧が濃く、瀬女まで行ったんですが、撤退。
もう自宅に戻ってきました。
早めの撤退も、山は逃げないので、必要ですね。
今度は一緒に、すき焼き?お呼ばれしましょう!
windnaoさん、昨日はお疲れさまでした。
naoさんからのメッセージ、嬉しかったです。でも気が付いたのは自宅に戻ってからで失礼しました。
今日もロングコースを目指すつもりだったのですか!
何ともタフですね。でもとっておきのコースはもっと良い天気の日に行きましょうね。
初めまして。
お二人ともレコ拝見させて頂きました。
dokuboさんは残念でしたね。
元々の脚力差があるのか分かりませんが
やっぱりスノーシューとワカンではかなり差が出ると思います。
自分はよく一緒に行く先輩と夏山なら同じくらいのペースなのに冬はwindnaoさん、dokuboさんと同じでどんどん離されます。
悔しくて今シーズン最初にスノーシュー購入しました(笑
道具は身を助けますよ〜高額ですが価値はあると思います。
それと大長のコースは昨年私が行ったのは4/1でした。今年は雪が多かったので、まだ一ヶ月くらいチャンスありますよ。
私は放射冷却で雪が締まった日を狙ってます。
kabukiyaさん初めまして。アドヴァイスありがとうございます。
毎夜星飛雄馬もびっくりのトレーニングを積むwindnaoさんにはやはり脚力では敵いませんでした。
実は自分は昨シーズンまで過去7年ほどMSRのスノーシューを使っていました。
経年劣化で使用中に壊れそうな感じになってきたので今年は試しにワカンを使って見ましたが、やっぱり長年慣れたスノーシューの方が自分には合ってると昨日は強く感じました。来季はたぶんスノーシューに戻るかも?
大長山、おっしゃるとおり4月過ぎの記録が多いですね。雪が締まるとアイゼンだけで登ることができるのでそれを狙っていたのですが、昨日はまだ早過ぎました。
dokuboさん、おはようございます。
昨日の天気は、残念でしたが、しかたありません。
また、月末までに晴れる日があると信じましょう!
でも、大長山遠いですね・・
nopposunさんこめんとありがとうございます。
そうですね、今シーズンはまだ残雪期が終わるまで1ヶ月以上ありますね。(というか昨日はまだ残雪期に入っていない感じ)
最高の天気の下、再チャレンジです。
dokuboさん、こんにちは。
昨日は大長山までたどり着けずに残念でした。
一応naoさんとdokuboさんに会うかも・・・と思ってdokuboさんの分のコーヒー豆も用意しておいたんですが、タイミングが合わなくて残念でした。
ションボリモードかと思ったらちゃんと帰りはシリセード楽しまれたんですね。
たしかに尻跡がありました(笑)
また暖かくなったらテン泊行きたいですね!
Sanchan33さん、昨日はお会いできて嬉しかったです。
コーヒー、次回はぜひぜひ飲みたいです(願)。テン場でご一緒して夜明けのコーヒーとか(笑)
取立山は尻セードに適したショートカットコースがいくつもあるので、下りはもっぱらラクしてます。
大長はまだ行っていませんが会の女性が少し前に行ったと聞きましたが
彼女は超健脚です。私も烏尾根から狙いましたが少し手前で敗退しました
今日は余り歩かれていない谷トンネルの上から白木山へ2度目のチャレンジをしましたがザワザワの雪で難儀、ガスで尾根間違い2回6キロ歩いて
撤退、頂上までの往復は18キロくらいです。雪の状態と勿論天気に左右される山だと思います。今年はとても雪が多いので4月の最初の日曜に3回目のアタックをしたいと思います。白山は素敵な片鱗も見せず、うーん
mi-bouさん、コメントありがとうございます。
今年は本当に雪が多いですね。加えて湿って重い雪質。今週もまた降るみたいなので、しばらくは悪いコンディションが続きそうな感じです。
それと白山が見えないとやっぱりテンションダウンです。
私はスノーシューを使ったことが無く、いままで全ての冬山はワカンです。道具は慣れだと思います。ワカンでの歩き方は、足を上げて雪面を上から押すようにします。ブレイカブルクラストの場合は、それを壊すようにします。急斜面では、膝で雪を崩し、それからワカンを進めます。急斜面ではワカンが使い易いように思いますよ。また、最大の利点は稜線上ではアイゼンとの併用ができることです。スノーシューよりは脚力が要るように思います。ちなみに、私は雪の深さが膝程ならツボ足でそのままの事も多いです。
また、ブレイカブルクラストは体力消耗しますが、冬山では天候の変化で急激に雪質が変わるので、多様な雪質に対応できる脚力、体力を日頃から養うように心がけましょう。ラッセルも一つの技術です。すぐには出来ないと思いますが、安全に雪山に登るためには、意識して行うようにしましょう。
pamir88さん毎度アドヴァイスありがとうございます。
おっしゃるとおり慣れが大切ですね。ワカンとアイゼンの併用も準備してましたが、試すことなく敗退でした。
スノーシューは構造上あまり沈み込まずに歩くことができますが、ワカンの場合はどうしてもそれなりに沈みます。昨日は北陸特有の湿った重い雪質だったので、普段よりも脚力・体力が必要だったのは間違いないでしょう。
そもそもスノーシューの方とパーティーを組んで同じスピードで歩こうと考えたのが甘かったですね。昨日の積雪では平坦な稜線上でもう追いつけないスピード差。スノーシューはモナカ雪をパリパリ音をたててどんどん進みます。一方ワカンはモナカの餡が足にまとわり付く感じでロボットのような歩み。遅れだすと精神的にも余裕がなくなり普段以上に疲れました。登り斜面では逆に後から追い上げたりとそれなりにがんばったんだけね。
こんにちは。
わかんとスノーシューの違い、すごく勉強になりました。
道具は相性もあるので難しいですね。
人やwebなどで勧められ、
ノリノリになって買ってみても結局合わなくて使わなくなったもの、
たくさんあります。
夜明けの白山きれいですね。
ワタシならこれ見ただけで満足して、
回れ右して温泉に行ってました。
seasunさんいつもありがとうございます。
ワカンの使用は今年からなので、適当なことを書き散らしてると思います。
オールマイティで使える道具はなかなかないので難しいですね。
雪が消えれば駐車場から1時間。ご来光だけを見に取立山へ登るのも良さそうです。
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