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ハイキング
支笏・洞爺
恵庭岳〜やっぱり行かない方が・・崩壊の山頂🌀
2023年09月24日(日) [日帰り]
北海道
- GPS
- 05:30
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 742m
- 下り
- 759m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:32
稜線のコルを基点に、左右のピークに登り降りしています。右往左往して効率の良い登りではありませんが、名前の付くピーク4つに立ってみました🌀。
天候 | 晴れ?(快晴とはいかず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口の標識はなし。駐車スペースはその先300m右側にありますが、停めて良いのかどうかはわかりません。国道とのゲート付近に広い駐車スペースがあり、そこに停めた方が無難です🍙。 また、道道はオコタンペ湖より先で閉じられていて、キャンプ場や美笛峠方面へは通行止めで行けません。湖は道路沿いから木々が邪魔して良く見えず🌀。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根コースは残雪期の山スキーの登路になっているようで、ピンテの位置も木の高い箇所や、夏の登路である苅り分け路からも外れた所に付けられています。しかし、夏にこのコースを利用する人向けなのか、苅り払いはされており、急斜面にはロープも付けられています。 『北海道夏山ガイド』に紹介されていない、知る人ぞ知る隠れルートですが、山頂まで向かう人はこのコースを利用する人がやはり多いようで、この日に出会った6人の方は、いずれも同コースからの登山者でした。 ポロピナイコース(見晴台)からも山頂へ向かえますが、立ち入り自粛の案内板で注意喚起されていることから、出会った方は"ひんしゅくを避ける為にこっちを選んだ"と言っていました。 北尾根コースの概要ですが、下部の裾野部分は勾配が比較的に緩く、緩急を付けて基部まで向かうイメージです。登山道は明確ですが、分岐箇所がたくさんありました。標識は見当たらず、ピンテを参考にしながら進むのですが、時には正規のルートではない道にも付けられていますので注意です。 下山時に1箇所間違え、その後に正規のルートへ合流となりました。短縮路のような枝道も中にはあるようです。 分岐で迷ったら、とりあえずハッキリとした方の道に進み、藪被り具合などを見ておかしいと思ったらすぐに引き返して、もう1つの道を確認しに行く・・そんな感じで歩いたら大きくコースを外れることはありませんでした😃。泥の土壌なので、他の登山者の靴の踏み跡が最も参考になる目印になるかもしれません。 標高950m付近から急登に耐え登りきると、草地の美しい尾根の通り道となります😉。山頂の岩場がどんどん近くなり、迫力ある姿を見せるでしょう🐻。 岩場の基部までた来ると要注意🌀。どこに向かっているのか連続したピンテが続く道が枝分かれしたりします。この辺りになると小さな標識が出てきますが、ピンテが信用出来なくなり少し不安になる場面も😓。 山頂へと向かう正規のルートは、横に塞ぐように張られたロープをまたぎ、ポロピナイコースへの分岐から岩場寄りの泥道の急登を進みます。 分岐には山頂と隣り合わせのようにオコタンペの標識が付けられていますが、これは間違いです(10月9日修正しました)😣。 下山時は行きの時と同じようにまたロープをまたいで帰るので間違いなく。 着いたコルは正面に支笏湖、右に中峰と西峰方面、左にジャンダルム、本峰への分岐となります。 [ジャンダルム・本峰] ※コルより左側 眼前に聳える岩塔を支笏湖側から回り込むように道が山頂まで続きます。手前の衞峰ジャンダルムへは見落としがちな小さな標識があり、5m程のほぼ垂直な土の壁をよじ登ります。ロープも設置されていましたが、登りも下りも恵庭岳でここが一番の難所に感じました。 本峰直下の岩場は、ジャンダルムと比べるとあまり怖くなく、岩の隙間を通るように三点確保しながら慎重に登りました。山頂標識は2つあり、すぐ先の祠がある方の頂上は、留まるのも怖い程の高度感でした。 [中峰・西峰] ※コルより右側 コルの分岐から右に見えている岩が中峰です。稜線の道から3m程、土の地面を登りますが、ここの山頂も狭く高度感があり怖いです。山頂に留まらず標識を写真に収めるだけにしました😣。 西峰はその先。1度支笏湖側に岩場を巻くように下り、稜線伝いに歩きます。岩峰には見えませんが、そそり立つ感じで、草や木の間をよじ登るように土の地面を登ります。4つのピークの中でオコタンペ湖が最も間近に観られます🐱。 山頂部のピーク群は徐々に崩落が進んできているようで、やはりポロピナイコースの『第2見晴台』を暫定的な山頂としたい行政側の指導も理解出来ます。 恵庭岳はたいへん人気のある山で、ポロピナイコースの登山口には車がたくさん停まっていました。もし、この数の登山者が、最高地点の山頂を目指したら・・山頂まで足を踏み入れてしまった自分が言うのもおかしなことですが、事故が必ず起きると感じました😣。 山頂で会った人の話によると、前に来た時は山頂部には崩落して無くなった『でべそ岩』もあったし、小さな祠のある最高地点は、寝られる程の広さがあったとか・・。 また、千歳市のホームページでは山頂に亀裂が入ってきているとの情報も。 やはり、『第2見晴台』までの登頂にしておいた方が良さそうです😞。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴〜丸駒温泉は14時で受付終了、入浴は15時までです。 |
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