鍬崎山（ブナの美林と押し寄せる急登）

2023年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:43
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,757m
• 下り: 1,747m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:42
• 合計: 9:41

距離 13.4km 登り 1,757m 下り 1,755m

5:55 あわすのスキー場
7:05 真川調整池ダム
8:05 8:07 あわすの分岐
9:31 9:33 1756独標
10:16 11:32 鍬崎山
12:11 1756独標
13:14 あわすの分岐
13:18 13:22 大品山
13:54 14:12 瀬戸蔵山
15:08 龍神の滝
15:16 松尾山の湧水
15:36 あわすのスキー場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

貯水池を経て大品山へ直接通じるコースは、貯水池から上のしばらくの区間において急登かつ足場が良くない個所があり、下りに使う際は注意したい。

写真

9/24 5:45

第一駐車場に車を駐車した

9/24 5:54

今日は行程が長いので、珍しく朝早くから出発

9/24 6:05

平井山荘の脇から大品山への登山道へ入った

9/24 6:14

登り始めの頃の石は、予想外の石灰岩だった。
石灰岩は濡れると特に滑りやすいので要注意。

9/24 6:15

今住んでいる地域では見かけないゼニゴケか
子供の頃には良く見た

9/24 6:25

一旦ゲレンデ上部脇に出る

9/24 6:45

水管を横切る

9/24 6:58

しばらくはこんな道で面白みに欠ける

9/24 7:00

でかい

9/24 7:35

綺麗なブナ林を行く

9/24 8:06

瀬戸倉山を結ぶ稜線に出た
大品山は帰りに寄る

9/24 8:06

鍬崎山へは中上級者向けとの事。
大品山までの道も十分悪かったが。

9/24 8:10

ここも気持ちの良いブナ林

9/24 8:12

立山が見えてきた

9/24 8:31

良い天気になって期待大

9/24 8:37

力強さを感じるネズコ

9/24 9:02

ひとり気の早いやつ

9/24 9:16

押し寄せる急登。
「日本なんちゃら急登」と名付けても良いくらい。

9/24 9:28

足場として鉄筋が打ち込まれているので容易

9/24 9:32

鎖場を登り切れば、間もなく好展望の1756ピーク

9/24 9:32

今日は立山剣の展望もバッチリ

9/24 9:48

振り返れば、富山平野と富山湾

9/24 10:15

頂上、あそこかも

9/24 10:23

素晴らしい好天に恵まれラッキー

9/24 10:25

静かな頂上で、しばし展望を楽しむ

9/24 10:26

9/24 10:27

控えめな剣

9/24 10:27

9/24 10:29

有峰湖から白山

9/24 10:29

乗鞍の裾野は長いな

9/24 10:38

9/24 11:38

1時間以上頂上に居たが、きりが無いので下山する

9/24 12:19

昼頃になると雲が増えてきた

9/24 13:15

昔は、群馬の赤城山にも埋蔵金が埋まってると言って、よくテレビ放送していたが、最近は放送無いな。

9/24 13:15

大品山辺りはブナの美林が多い

9/24 13:27

9/24 13:48

ここをクリアすれば本日の行程で最後のピーク、瀬戸倉山のはず

9/24 14:00

山は静かなのが良い

9/24 14:01

立山見納め

9/24 14:20

ステップは有るが、結構急下降

9/24 15:06

龍神の滝、上側の

9/24 15:20

百間滑はなかなか美しかった

9/24 15:22

9/24 15:23

9/24 15:24

最後はゲレンデの歩道を歩いて

9/24 15:35

お疲れ様

山と渓谷社「日本の山」
昭和56年発行

撮影機器：

NIKON Z 7 NIKON CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

ぽちにーさん

鍬崎山の名を知ったのは、高校生の時。オヤジが買ってきてくれた山渓の「日本の山」に1ページ解説が有り、登山道の無い山と記されていた。雪のある時期にしか登れないかなと思いつつ、頭の片隅にはずっとその存在は有りつつも長い年月が流れた。この10年内外で登山案内を見分し、機会を見つけて登ってみようとは思っていた。

ここ最近では一番かと思われる好天予報、ちょっと遠いが思い切って富山まで足を延ばした。

水平距離と標高差から急登は予想してはいたものの、次から次へと急登が押し寄せるイメージ。若かった頃はダラダラした登りよりも急登で一気に登ったほうが好きだったが、体力が落ちた今となってはそうもいかない。まだ夏の名残を感じさせる日差しの中、急斜面を登り切れば、目の前に立山の広がる静かな頂きだった。

長居した頂上、最初は静かだったが次第に人が増えてにぎやかに。15,6人ほどは集まっていたのではなかろうか。

帰りは瀬戸倉山を越えて下ったが、ここもまた急下降。ステップが有るから危険は無いものの、なかなか堪えた。

自宅へ帰ってから「日本の山」の1ページを改めて眺めてみた。あの日からずいぶん経ったなあと、しみじみ思った。