早起きはプライスレス〜抜戸岳弓折岳
- GPS
- 13:08
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,144m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
- 山行
- 10:54
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 13:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小池新道、幾つかある沢は21日の豪雨で被害が出ましたが、管理関係者の尽力により早期復旧されていました。 関係各位の皆様、ありがとうございました。 |
写真
装備
個人装備 |
水
行動食
使い捨てカイロ
ウインドブレーカー
レインパンツ
レインジャケット
帽子
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
登山靴
ツェルト
グローブ
無線機
|
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感想
テン泊計画を中止にした先週のシルバーウィーク。
フラストレーションが溜まる。
前回の山は南アの仙丈ケ岳だった。
そろそろ北が恋しくなったが、先週のSanSanSanのレポートから北のメジャールートはストレスフルな予感。
静かな山を求めるなら、タイムシフトが必要だ。
したらばと計画したのが、笠新道を登るのに笠ヶ岳スルーで弓折岳まで行くも、双六岳を無視して下山する計画。
しかもタイムシフト。
抜戸岳〜弓折岳の稜線を朝日を浴びながら、北アルプス南部主稜線を眺めながらノンビリと行く贅沢プランだ。
弓折乗越までは静かな北アを期待できる。
現地移動に土曜日を丸一日投入する事前奉納も計画完遂の為には仕方のないコストだ。
計画通り、土曜の午後にひらゆの森でサブスク風呂浴びてから第3駐車場へ。
物事よくわかっとらんガードマンが居て閉口したが、無事駐車場確保。
しかも一番上のゲート横のベストポジション。
一杯呑んで17時には就寝、23時起床。
0時には登山センターを出発。
肌寒い位の涼しさの中、笠新道を黙々と登る。
杓子平で休憩してたら手がかじかんだ。
一枚羽織って抜戸岳へ進む。
次第に明るくなってきたので辺りを見渡すと、背後には稜線を越えて流れ落ちる滝雲。
写真を撮るにはチト暗いので、神秘的な光景は瞼のシャッターで。
更に進んで北方を見通せる辺り(抜戸の直下)を乗り上げたら右手に見えたのは荘厳な光景。
槍ヶ岳が朝焼けに浮かび、その左手の西鎌尾根を滝雲が流れ落ちている。
千丈沢は雲海に満ちて白く輝いている。
「ヲォ!スゲー!」と声が出た。
ギリ撮影できるか?と写真を撮るも露出が合わない。
おさえでスマホでも2枚ほど。
言わずもがな写真より現実の光景の方が何倍も素晴らしい景色なので、撮影はそこそこに瞼にしっかりと焼き付ける。
もう、この時点で今回の山行はほぼ成功確定。
あとは無事下山できれば満点だ。
抜戸岳山頂に着けば、他の登山者も朝日待ちをしていた。
少々雲が厚く、朝焼けはイマイチだった。
あまり停滞していても仕方ないので、先に進む。
ここからはノンビリ朝の散歩だ。
このルートは実に良い。
笠新道は登りで使わん!などと言ってたが見直した。
双六岳へ一泊で行くなら小池新道より絶対にこちらがオススメだ。
小池で登ると林道長いし、ある程度日が高くなってから登りが始まるので、暖かめの季節は暑いし人が多過ぎだし道が狭くて追い越しも出来ない。
一方笠新道はしょっぱなから急登だが、抜戸まで行っちゃえば後の行程は快適だ。
難点はトイレが無い事かな。
弓折岳が近くなると、双六岳が視界に入り立寄ろうかと迷ったが、三週間ぶりの山で脚がイマイチなのでやっぱり今回は見送り。
登山計画に無い事をしてもイカンしね。
下山途中の沢は21日のゲリラ豪雨で被害が出ていたらしい。
しかし、迅速な復旧作業で安全確保されていた。
秩父沢では未だ作業が続いていたので、作業されている方々に労いを。
少々小言になるが、あそこは休憩適地なので続々と登山者が出入りしていたが、見ていた範囲では誰一人「ご苦労様です。」とか「ありがとうございます。」と声を掛ける人はいなかった。
誰のおかげで山登れてるのか、今一度登山者全員考えるべきだろう。
イカンな愚痴っても仕方がない…。
さて、下山が進むにつれ暑くなってきた。
汗を掻き始めたので、下山後は再びひらゆの森でサブスク風呂かと時間計算をしたら、どうやらノンビリが過ぎたらしい。
高山市内の製麺所で持ち帰りラーメンを買うためには風呂を割愛しなければならないようだ。
ちょっと残念感が残ったが、風呂は昨日入ったし自宅のラーメンのストックが無くなってる方が重大問題だ。
あの店、日曜は15時で閉めちゃうのが難点なんだよね。
でも多目に購入すると1食おまけしてくれる優しさが嬉しいお店。
皆さんも一度お試しくださいな。(検索:大野製麺所)
さてさて、ノンビリ?楽しんだ北アルプス、次回はどんな計画を立てようか…。
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