初秋の乗鞍岳 三本滝コース周回
- GPS
- 05:57
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 1,606m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:03
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中、増水して沢になっている場所があり、下りで特に滑りやすいので注意 |
写真
感想
三本滝を5時前ぐらいに出発。息が白くなるほどには気温が下がっている。若干地平線は明るくなり始めていた。この時間は暗いので三本滝はスルー。この後の、三本滝分岐あたりは道が分かれているかのように見えるトラップがあり、道間違いに注意。基本的に急登はなく、単調な登りが位ヶ原小屋あたりまで続く。その後はガレ場が雨で沢になっており、しかもそれが肩の小屋バス停辺りまで続くので歩きにくい。これは下り大変だろうなあ、と この時点から予見していた。
肩の小屋口からは本格的に森林限界を超えてガレ場が続く。ここからみる乗鞍岳は、畳平からは決して味わえないであろう迫力を感じることができる。3000mもあるのだからやっぱりこれを見ないというのは勿体無い気がする。(途中のバス停から登れば見えるけど)
肩の小屋から先もゴーロ帯が延々と続く。ここから見える権現池と剣ヶ峰やその他のピークの迫力もなかなかである。そして北アルプスも後ろに見え始める。
本日は快晴で頂上からはまさに360度のパノラマを楽しむことができた。まず目を引くのは御嶽山。普段北アに登る際には見えにくい山だが独立峰ということもあって堂々とした山容である。北アルプスは毎度の如く美しく、自分のお気に入りの笠ヶ岳もやはりかっこいいのだけれど、今日ばかりは焼岳が印象的だった。焼岳も、やはりその標高ゆえあまり他の山頂からその山容を眺めたことがなかったのだが、3000m級の山々に囲まれながらもその荒々しい姿は他に見劣りすることがない。
パノラマを堪能した後は他のピークも気になったので畳平方面へ。もっと天気が良ければ富士も見えるであろうというような名前の富士見岳を過ぎると畳平が見えてくる。平日だが登山客はそこそこいたので、先に剣ヶ峰に登っておいて正解だった。そして畳平を通過して大黒岳へ。剣ヶ峰からだいぶ北上しているので、槍穂高もかなり近くなってきていた。ここをずっと進めば平湯につくのだろうが今はそこまでの体力はない。いずれチャレンジしてみようかな。
帰り道に少し畳平に寄ったが、料金がほぼ下界価格だったのでコーラ休憩。
下りは想像通り、沢になっている部分が長すぎて過酷だった。それに加えて登りでペースを上げすぎた為か疲れも加わり、岩でかなりツルツル滑った。水に足を入水してしまったが、ゴアの靴なので許容範囲内で済んだ。
最後に、スルーした三本滝を鑑賞。滝までの道は鎖場があるなど結構険しかったが、普段着で来てる人も多くいた。
前までのように外反母趾で涙が出るほど痛くなるということはなかったが、20kmも歩いていたので、太ももや股関節は結構疲れがきていた。下りは文明の力を使ってもよかったなあ、っとちょっと後悔。まあバス代浮いて位ヶ原小屋の秋限定のバンダナ買えたから良しとしよう、、
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する