比良・蓬莱駅から小女郎峠経由で蓬莱山
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- GPS
- 03:40
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 249m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:40
天候 | 晴れ後くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<ゆき> 小杉541━629金沢652━734加賀温泉740(サンダーバード8)750芦原温泉753━902敦賀923━1028近江舞子1034━1043蓬莱 <かえり> びわ湖バレイ1502=1514志賀1523━1529近江舞子1553━1618近江今津1643━1721敦賀1725(しらさぎ11)1821加賀温泉1843━1934金沢1937━2023小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に入ってからは標識類が少ないけど、よく整備されています。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
サングラス
シェラフ
携帯トイレ
折り畳み傘
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感想
滋賀県の蓬莱山に行って来た。JR西日本が提供するアプリ『tabiwa』が提供する『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaパス』)はフリー区間が1日乗り放題のほか、追加料金を払えば特急にも乗れる。来春の北陸新幹線敦賀開業後にはこの『tabiwaパス』が廃止されるのではないか?…と疑念に駆られている私は、『tabiwaパス』があるうちに『tabiwaパス』を使った山旅をじゃんじゃん行うことにした。手始めに滋賀県に向かうことにしたけど、9月30日の天気予報をみると、夕方にひと雨来そうだったため、本来の予定だった別の山から、乗り物でさっさと下りてこられる(笑)蓬莱山に変更。ただし、『tabiwaパス』のエリア外となる敦賀─蓬莱間の追加運賃が\1,170もかかるとは調べずに『ICOCA』の残額が一気に減って泡食ってた(苦笑)。
蓬莱駅には10:43に到着。夕方から天気が崩れるとは思えないほど晴れてて、駅前からの車道区間の歩きは陽射しが強くて汗まみれになった。民家が立ち並ぶ生活道路を抜けて湖西道路を渡ると、林のなかの道となる。陽射しが当たらないとそれなりに涼しい。滋賀県知事が揮毫した「福谷の郷」の碑が建つあたりは、地形図でみる限りでは別荘地開発の夢破れた跡のような区画割りがさレているけど、真実はどうか? 一部区画は太陽光パネル発電に転用されてる。やがて車道は堰堤で行き止まりとなり、その脇から登山道が始まる。ちょうどここで早くも下りの女性ソロとすれ違う。沢沿いに行くと、薬師滝に到着。蓬莱駅から57分。
薬師滝には「名勝 薬師滝」と書かれた標識があり、せっかくだから滝を観に行った。真夏に来たらさぞかし涼しげだろうけど、真夏に蓬莱山に来る気は無いな(笑)。
薬師滝からさらに沢沿いに上る。渡渉ポイントで対岸に渉ると思いきや、流れが二分する区間の中洲部分に渉っただけで、対岸に行くことなく元の左岸に戻る。次の渡渉ポイントでようやく右岸に渉り、しばらくは右岸を往く。沢沿いの足場の悪い区間で下山の兄ちゃん2人組とすれ違う。「上り優先!」と強情張らずに先に彼らを通した。みたび渡渉で左岸に戻る。グングン上ると、ずっとお供してくれてた沢の水量が少なくなり、全く音がしなくなったあたりで、休憩。蓬莱駅から歩きの正味シャスト2時間で、『ヤマレコMAP』のアプリは標高が880 mあたりを示してる。天気予報のとおり、あまり陽が射さなくなってきた。
休憩後、小女郎峠を目指してさらに上る。すっかり涸れた沢を渡るあたりて、総白髪のソロ登山者とすれ違う。高い木々がなくなり高原ふうの植生に変わる。洗掘でダメになった道の付け替えルートを行くと4人ほどのパーティーが休憩中の小女郎峠に到着。目下には琵琶湖が広がる絶景! ここでは休まずにさらに蓬莱山を目指す。小女郎峠からは蓬莱山がみえないけど、ひと登りで蓬莱山の全貌が望めるようになる。意外に遠く、少しアップダウンがある…。最初に蓬莱山の姿を捉えたところから20分ほどの歩きで、無事、蓬莱山頂上に13:58に到着。
蓬莱山の頂上は、一般の観光客で混雑してた…(汗)。一大レジャーランドの様相で、山ヤさんの場違い感が半端無い。山に登ってこんなにアウェイ感を感じたのは、同じ滋賀県の比叡山登った時以来かも(苦笑)。ロープウェイに乗るためには一旦打見山との鞍部まで緩く下りてから上り返さなきゃならないけど、彼らの多くはその区間もリフトに乗っての移動で、歩きもしない。「山ヤさんかあのリフトに乗りたい場合、どこでチケット買えばいいんだろう?」と考えながら、一等三角点の横あたりで休憩。山頂からの景色は一等三角点の山だけあって素晴らしく、日本一大きい琵琶湖の広がりを実感出来るほか、盟主・武奈ヶ岳など比良山系の山がよくみえた。天気が下り坂のためか、対岸の伊吹山方面はよく分からなかった。3時間もかけて登ったのに観光客だらけで居心地が悪いので10分居ただけで、山頂駅を目指す。観光客のみんなが思い思いのコースどりて芝生の斜面を下りてるので私も追随したら、『ヤマレコMAP』のアプリからコースアウトの警告喰らった(苦笑)。蓬莱山頂上から15分ほどの歩きで、打見山頂上に到着。頂上の真横が山頂駅。登山道片道チケットはどこで買えばいいかスタッフに訊いたら、乗車待ちの列に並んでいればお声掛けしますってことだったので、下りロープウェイの乗車待ちの列に就く。乗客の殆どが往復チケットを持っており、片道チケットが必要な山ヤサンは50人に1人くらい。その需要だけのために券売機やきっぷ売り場を置きたく無い気持ちは分かるケド…。結局、チケットは並んでる間には「お声掛け」は無く、乗車のための検札が始まってから慌てて担当スタッフが呼ばれ、無事購入。汗水流しながら3時間かけて登ったけど、下りは10分ほどで、あっという間に山麓駅に到着。志賀駅までのバスがちょうど出たばかりのタイミングで、志賀駅まで歩く選択もあったけど、ちょうど雨がポツポツし始めたので、バスに乗ることを決めた。バス代が\390なので両替も兼ねて山麓駅前の自販機で\220円のコカコーラを『Coke-on』対応機なのに現金で購入。そしたら、到着した江若バス、『ICOCA』対応済みなんだもんなぁ〜(泣)。普段アヤしいコミュニティパスばかり使ってるから、交通系が使えるだなんて思いもよらなかった(苦笑)。江若バスで志賀駅に出て、あとは列車乗り継ぎで『キャラメルハウス』(自宅)に戻った。
観光客だらけで山ヤサンのアウェイ感が半端無かった。もし、蓬莱山でゆっくりしようとするなら、びわ湖バレイの営業時間外に来るか、観光客として来よう!と思いました(爆笑〜!)。
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