清澄山⇒元清澄山:下りは小ピーク連続の細尾根、半袖隊長、モミ・ツガの道を行く
- GPS
- 04:33
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 511m
- 下り
- 780m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:33
☆今日のスマホ万歩計:機器不調により計測せず
★新EK度数:20.395=13.3+(394÷100)+(631÷100)÷2
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 | 曇り 、一時、小雨 模様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【復路】保台ダム下(春日部号)安房鴨川駅14:39(リゾートあわトレイン)16:02浜金谷駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般】 ●清澄寺BS〜清澄山(妙見山) 本堂の左奥から山頂への登山道に取付くが道標/案内板は一切ない。 階段状の道を10分も歩かないうちに山頂に達するが、お堂があるだけで山頂標なし。 また、一部の眺望が開けているだけだ。 ●清澄時BS〜元清澄山 最初は舗装路、ゲートを過ぎると林道となるが、元清澄山登山口までは平坦な道が続く。 登山口からは登山道となるが、三石山からの道を合わせる手前付近から漸く登山道らしく階段状の坂道が始まる。 部分的に細尾根があるが、関東ふれあいの道らしく、手すり等が整備されている。 頂上直下の急坂をこなせば、あっけなく山頂に達するが、眺望は皆無。 但し元清澄山は眺望でなく、モミやツガの原生林を愛でる山である。 ●元清澄山〜保台ダム 金山ダムへ向かう道とは異なり、大周遊コースの一部となる道は小ピークが連続する細い尾根歩きとなる。 至れり尽くせりの関東ふれあいの道との落差は大きく、道標はあるが、階段・手摺りなどは設置されておらず、部分的に虎ロープがあるぐらいで、ほとんど未整備と言ってもよい。 この道を下りに使う場合、フリクションを確りと効かせた歩き方が出来なければ、ヘッピリ腰、あるいはお尻でズルズルと下ることになる。 従って登りで使う方が望ましい。 また自信がない方は、下りで使う場合はステッキを併用された方が安全である。 登山口(大周遊コース入口)以降は平坦な林道歩きとなる。 【参考】「千葉県の山(山渓2010年版)」元清澄山 拙者が歩いたのとは逆コース(保台ダム→元清澄山→清澄寺)が紹介されており、「体力度2、危険度1」(三段階)である。 【道路歩き:保台ダム→安房鴨川駅】 保台ダムから安房鴨川駅まではバス便がないため、約6kmほどの道路歩きを覚悟していたが、元清澄山山頂にて二言三言交わし、写真を撮って頂いた春日部さん(仮称)と下山がほぼ同時刻となり、安房鴨川駅までクルマで送って頂いた。 ただただ感謝あるのみ<m(__)m> ★渡渉箇所:なし。 ★残雪状況:なし。 ★泥濘状況:なし。 ☆半袖 タイム:出発から到着まで。 ★半袖 出会い指数:ゼロ。 ☆半袖 驚かれ指数:3人(suge-gasaさんご夫妻、春日部さん)。 ★入山者:4人。suge-gasaさんファミリー(3人)、春日部さん。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし。 ★駐車場:清澄寺。保台ダム。 ★トイレ:清澄寺BS、保台ダム。山中にはない。 ★コンビニ:安房天津駅前には商店もありません。 安房鴨川駅構内にNewDaysあり。 ★温泉:寄らず。 ★飲食店:寄らず。 |
写真
感想
【プロローグ】
元清澄山には今年の2月11日に登ったばかりである。
なのに、なぜ、すぐに、また登ったのか・・・?
一つには浜金谷にある健保施設の宿泊に見事当選したからであるが、上総亀山発で三石山を経由して歩いた際に、あまりに見事な原生林を見て、清澄山につながる道も歩いてみたいと思ったからである。
その際の問題点は、金山ダムではなく、保台ダムに下ると、バスが運行されていないので、安房鴨川駅まで約6kmの道路歩行が待ち受けていることである。
すると総計で20kmほどとなるので、拙者はいいが、1号隊員は…???
難色を示したものの、絶対にノー!でもなかったので、なだめすかして決行することとした。
【suge-gasaさんファミリーと同一行程に】
関東ふれあいの道を歩いておられるsuge-gasaさんから拙レコにコメントを頂戴したことをきっかけに、「同じ日に、安房天津駅から同じバスに乗って元清澄山を目指す」ことが判明した。
安房天津駅のバス(と言ってもワゴン車だが)には、レコで見覚えのあるsuge-gasaさんファミリー(奥様+娘さん)が同乗。
あれこれ話しながら、バスは清澄寺バス停まであっという間に到着。
まず清澄山(妙見山)に登り、二人で記念撮影。
その後は、終始、suge-gasa隊が先行し、半袖隊が元清澄山登山口で10分ほど食事休憩して遅れてしまったため、元清澄山山頂では半袖隊到着時に、ちょうどsuge-gasa隊が出発されたところで、お見送りする形となった。
もう少し、色々とお話したいところだったが、致し方ない。
元清澄山からの下山ルートが異なり、もしかして安房鴨川駅で一緒になることもあるかな?と思って居いたが、半袖隊に思わぬ嬉しい誤算が生じたため、それもなくなってしまった。
【有難うございました、春日部さん】
半袖隊が山頂に到着した時、男性ベテラン・ハイカー氏お一方がいらっしゃった。
半袖隊が下る保台ダムから登って来られたとのことで、大周遊コースのルートを話したり、半袖隊の写真を撮って頂いたり…したが、軽く食事をしている最中に下山を開始された。
我々も大差なく下山し始めたが、下山中に追いつくことはなく、ダム湖畔でようやく一緒になった。
クルマでアクセスされていたので、駐車場で挨拶だけして半袖隊は道路歩きに突入したところ、程なくしてクルマで降りて来られたハイカー氏が「駅まで送るから乗っていかないか?」と有難い申し出。
普段なら、やや考えるところだが、
●既に元清澄山から安房鴨川駅には歩いたことがあるので、赤線繋ぎにこだわる必要なし
●今日は1号隊員が一緒なので無理しない
こともあって、有難く乗せて頂き、安房鴨川駅まで送って頂いた。
その間、あれこれ話して、既に70歳になられたこと、今回は二泊三日で房総の山に来られたこと、50歳ぐらいから山登りを始められたこと…などなど。
なお、「春日部さん」と本稿ではお呼びしているのは、クルマが春日部ナンバーであることに由来しており、あくまで仮称である。
【さて、清澄山⇒元清澄山は如何に?】
本音で言えば、清澄寺バス停から元清澄山までは平坦な林道歩きが長いのでやや飽きてしまった。
三石山からの道を合わせた後は前回歩いた道と同じだが、原生林が見事だと思う気持ちに変わりはなかった。
元清澄山から保台ダムへの下りは、想像していた道とは異なり、小ピークのアップダウンがこんなに厳しいと道だとは思いも寄らなかった。
道標はしっかりと設置されているので道迷いの心配はないが
関東ふれあいの道ではないから、ロープや階段、手すりなどはあまり整備もされていない。
1号隊員が嫌いな道なので言葉少なに歩いていたが、まあ、考えようによっては、人の手があまり加えられていない自然の道を歩けると言うもの。
拙者の元清澄山を歩くお勧めコースは「上総亀山⇒三石山⇒元清澄山⇒大周遊コース⇒保台ダム」である。
但し、保台ダム〜安房鴨川駅の間にバス便がないことが、本コースの難点かな。
お疲れさんどした<(_ _)>
隊長
コメント
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当日、バスからご一緒したsuge-gasaです。
まず、いきなりの半袖に驚きました 。
露地山から俯瞰されてたときには遠くに離れていたのに、後から追付かれてまた驚きました 。
元清澄山から金山ダムへのルートは、結構歩き応えがありました。
しかし、保台ルートは、更に厳しいコースのようですね。
yamabeeryuさんは、原生林歩きを楽しまれていますが、我々はアップダウンの繰り返しにウンザリでした。
景色が単調なので、あまり写真も撮りませんでした。
yamabeeryuさんと同じコースを歩いたのに、私のレコとは写真の枚数が段違いなので又々驚きです 。
そうそう、偶然とはいえ、yamabeeryuさんご夫妻と我々夫婦が同学年ということにも驚きました 。
半袖隊長、こんにちは。mamepapaです。
高低差やを見ていると、登山と言うよりピクニックにぴったりのコースのようですね。細尾根とかある箇所は楽しく歩けそうですし。
18などの雰囲気はいいですが、それが林道脇であるともったいない…
ところで21の食料を10分で食べたってことではないですよね(^^;
また、半袖驚かれ指数:3人って75%ですよね。その結果に驚かされました
mamepapa
もともと山頂は3百米チョイですし、いきなりバスで標高を稼ぐコースなので、距離の割には標高差はありません。
ピクニックにもってこい・・・とも言い難いところがありまして、
…望がまるでない
⊇佞里覆襪肇劵襦Ε泪爛靴活躍する
と言う点は、一般受けしない最大のネックだと思います。
そりゃ、もちろん10分で平らげました
・・・なんて大食い選手権に出るほどの胃袋は持ち合わせておりませんので、カレーパンは自宅まで持ち帰り、クロワッサンは翌日に消費持ち越し、おにぎりなどは安房鴨川駅到着後に最終消費・・・。
まあ、下山が遅れた折の非常食対応も兼ねているということですね
4人のうち3人はsuge-gasaさんファミリー、もうお一方は春日部さん。
そもそも山中で出会ったのが四名様だけですから・・・会話をすると「半袖で寒くないか?」と尋ねられる確率は急上昇します
隊長
事前に同じバスにご乗車予定とは分かってはいても、初顔合わせの瞬間は緊張しますね
でもレコの通りの菅笠姿を間近で拝見して、現実感が一気に上昇しましたよ
当日は風がなかったので、拙者の個人レベルからすれば、半袖姿で問題なしでした
上を見上げることになって、実際よりも遠めに見えるのでしょうが、露地山からバス停まで下るのに、3分も掛かりませんよ。
データを見ると、関ふれ道を歩き出したのは5分ほどの差です。
ですから驚かれるほど速いわけではないのです
金山ダムと保台ダムへのコースの差は、関ふれ道として整備されているかいないかの差であって、どちらも地味な高低差(凹凸)があることに変わりはありません。
また、眺望がないので、人気があるルートにはなり辛いでしょうね。
レコは写真枚数が多いから好いってわけでもないですから。
拙者の場合は、電車だの、 だの、 だのの写真が多いだけです
我々の世代のヤマレコ・ユーザー、意外に?なのか、ホントに多いですよ。
拙者の周りにもたくさんいらっしゃいます
隊長
こんにちわ。あんまり整備されていないようで、大変そうですね。細尾根だったり、登り返しだったり。1号隊員さんも、、大変だったのでは。
yamabeeryuさんは、最近は千葉の山にいらっしゃることが多いですね。温暖だからか、お花がいっぱいで楽しそう これからは、お花がきれいな季節、お花の写真も楽しみにしています。
「関東ふれあいの道」が整備され過ぎているのかもしれません。
中にはスリルを求めて、手すりも階段もないそのままの道を好むハイカーもいらっしゃるのでは?
もともと1号隊員は凸凹(起伏)の多い道は嫌いですから・・・
ぶ〜ぶ〜文句を言ってましたよ
千葉にある健保保養所に当選すると「じゃあ、行くか!」ってことになりまして・・・。
なので保養所に当たらないと行かない・・・って、山ではなく保養所優先になっております。
でもスイセンを除けば、千葉でも野草はまだまだこれからですよ。
「君の名は?」を連発する日も近いかな
隊長
房総の山の理想は郡界尾根という価値観の私にとっては後半は非常に楽しげなコースです。
凝灰岩が露出した小さな登降を繰り返す痩せ尾根…こりゃあたまりまへん。
このあたりの関東ふれあいの道の過剰とも思える整備には理由があります。
2007年に高宕山でハイキングコースから道を外れた小学生の転落事故が起きました。以来千葉県内の関東ふれあいの道は過剰ともいえる道標の設置、柵や策や手すり等の整備がすすめられました。ま、ある意味やむを得ない事情です。
2007年と言えば、まだまだ最近のことですね。
ニュース検索して、事故の状況を知りましたが、老若男女が歩く道ですから、思いがけないことだって置きますね。
高い山だから危ないのではないですもんね。
低い山も危ないところは危ない
一方で、大周遊コースは確かにmatchさんがお好みの道ですから、「関東ふれあいの道」を外して歩く・・・のが好いのかも
隊長
ルートを地形図で見ると、コンタがくねくねしていて他のエリアではあまり見られない地形(今までの私の経験上)のように見えました。尾根だかなんだか分からないような尾根が無数に有りますね。
最近、よく車に乗せてもってますね。残りは5kmほどですか?ここを歩くのかと
と思いながら車で走ると5kmって以外にあるんですよね。時々そう思いながら登山口まで車を走らせる時があります。
おにぎりは自家製ですか?
お疲れ様でした。
そう言われてみると・・・等高線がクネクネですね。
と、言うことは、低山のイメージながら山肌の傾斜が急だってことですね。
確かに大周遊コースは十分に下り応えがありましたよ
前回は1月に古賀志山でも宇都宮駅まで送って頂きました。
おっしゃるように、クルマで走りながら「歩くと長いなぁ・・・」と思います。
今回もそう思いながら乗っていました。
おにぎりは自家製(前夜の炊き込みご飯)です。
節約、節約
隊長
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