東天狗岳

2010年04月01日(木) ~ 2010年04月02日(金)

• GPS: 22:25
• 距離: 8.7km
• 登り: 813m
• 下り: 843m

コースタイム

４／１　渋御殿湯駐車場‐唐沢鉱泉分岐‐黒百合ヒュッテ‐中山峠‐黒百合ヒュッテ
４／２　黒百合ヒュッテ‐東天狗‐黒百合ヒュッテ‐唐沢鉱泉分岐‐渋御殿湯駐車場

天候

４／１　曇りのちガス
４／２　雨のち暴風、時々みぞれ

コース状況／危険箇所等

数日前の降雪のおかげで４／１の登山道は新雪でふかふか状態でした。
しかしその晩から南風が強まり山小屋も揺れるほどであまりよく眠れないくらいの暴風雨となりました。
翌日４／２は一変して雪がかなり溶けアイゼンもよく効かない状態・・・
おそらく以前から踏み固められていた個所がアイスバーン状態となり渋の湯に下るラスト３０分は恐怖でした。
また黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉分岐までは雨により雪が溶け小川状態。
踏み固められたトレースにそって水の流れができていました。
途中小川をまたいだり、飛び越えたりしましたが唐沢鉱泉分岐地点は既に水たまり状態。
近日中に登りに行かれるご予定の方はくれぐれもご注意ください。

（渋の湯〜唐沢鉱泉分岐）
４／１　新雪のふかふか状態、トレースがしっかりついて歩きやすい
４／２　下山時に一番苦労したエリア、ストックがなければ下れなかったかも

（唐沢鉱泉分岐〜黒百合ヒュッテ）
４／１　樹林帯の中をひたすら歩く、途中左右に山の斜面が見えるとこあり
４／２　トレースに沿って小川が発生、水の流れの先端と競争してる感じでした

（黒百合ヒュッテ〜中山峠）
ほぼ高低差がなくガスっていたので様子を確認しに。
中山峠を南に少し登ったとこに開けた個所がありそこで強風を体感・・・
すぐに黒百合ヒュッテまで引き返しました。

（黒百合ヒュッテ〜東天狗）
朝からの雨と二日酔いで気分がのりませんでしたが完全防備をして出発。
悪天候のため登頂の自信はありませんでしたが行けるとこまで行こうと。
中山峠を越え少し登るとトレースはなくなりました。
ラッセルを体感し進むとトレースらしきもの発見し、それをたどり高度をあげました。
ガスっていましたがたびたび山頂らしきピークを確認。
１０メートル弱の急登の一ヶ所、岩峰を巻く地点の一ヶ所に恐怖を感じました。
山頂付近はみぞれが吹きつけましたが、記念写真はきれいに撮れました。

今回の山行は今まで経験した中では一番アドベンチャー要素が強かったです。
今シーズンから雪山デビューをし、５月には富士登山も計画中です。
とても良いトレーニングになりました。
それと同時にたった１日でこんなにも登山道の状況が変わってしまうということにも驚かされました。
いくら慣れているからといっても天候や季節によって山は全く変わってしまう。
改めて山の怖さを認識した二日間でした。

写真

4/1 12:59

渋の湯駐車場を13時に出発

4/1 13:11

わりと新雪に近い状態でふかふかです

4/1 13:49

八方台との分岐点ですでに体はあったまりました

4/1 14:56

間もなく黒百合ヒュッテ到着です

4/1 14:59

ヒュッテの南側斜面がパウダースノーだったので少し登ってみました

4/1 15:36

中山峠を越えた付近では強風のため立っていられません

4/1 15:47

ヒュッテに戻りました

4/1 16:20

そり遊びをひさびさにやりました

4/1 17:31

夕食にお鍋をサービスしていただきました

4/2 7:28

翌日天狗岳に向けて登り始めました

4/2 7:35

向かう先はガスの中です

4/2 20:17

小さな雪庇のようです

4/2 20:17

ラッセル・・・

4/2 20:18

この辺りは歩きづらかったです

4/2 8:27

間もなく東天狗頂上です

4/2 8:30

なんとか登りきりました

4/2 8:32

登ってきた道をふり返ります

4/2 8:32

おそらく根石岳方面・・・

4/2 8:32

おそらく西天狗岳方面・・・

4/2 8:56

下山開始です

4/2 8:56

ひと休みです

4/2 9:04

谷の底の方まで見えてぞっとします

4/2 10:31

ここが唐沢鉱泉の分岐点で、水たまり状態です。

4/2 11:25

お疲れさまでした☆

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 700 Canon

感想

star

今回、同行者のＭ氏が山小屋泊が初めてのため黒百合ヒュッテを選びました。
一週間ほど前から天気予報の傘マークとにらめっこしていましたが結局二日間天気は悪かったです。
自分たち以外の登山客は０人でした。
すれ違ったのは黒百合ヒュッテのご家族だけでした。

雨の日の登山はどうしても気が進まないのですが、しっかりした装備と高いモチベーションがあれば楽しめるものなんだなと思いました。
自分もＭ氏もいくつか山を登っていますが、今回の山行はお互いベスト３に入るなと話をしていました。
ただ夜中の暴風雨には何度も目を覚まされ寝不足状態でした。
関東でも電車が止まったり、飛行機が着陸できなかったようです。
山小屋が地震でもあったかのように揺れていました。

次回は天気の良い日に東天狗から西天狗にわたり唐沢鉱泉をまわって渋の湯まで下るルートをやってみたいです。

コメント

Y-chan

登頂しましたか、、
starさん

良かったですね。登頂できて、、。
一人かと思ったら、二人で行ったのですね、、。

天候、登山道
良くなかったですが、とりあえず、万歳ですね。

やはり雨か、、暖かかったから、、
富士登山ですか、、。
気をつけて、、、

Y-chan

star

こんばんは☆
Y-chanさん

こんばんは。
いろいろ忙しくてご連絡遅くなりました。
天狗岳なかなか楽しかったですよ。
今回は1人でなく2人でした。
もし1人で行っていたら登頂はできなかったと思います。
予想以上に悪天候だったので・・・

次回の山行は天気が良いとよいのですが☆